急がなくて、いいんだね
2024年の年末は忙しくなるといわれていました。それを耳にしたのは、確か今年の9月でした。駅ビルで人待ちで時間を持て余し、目に入っり飛び込んだ占いコーナーで先生にいわれたのです。
その時、わたしは「会社、うまく行きますか?」と聞いたはずです。
すると、「今年の年末は恐ろしく忙しくなりますよ」といわれたのです。覚えているのはそれだけです。
それから宿命を占って頂いたのがつい最近のことでした。そこでも、これからの人生、とても忙しくなるといわれました。
それが、やってきました。
嵐のような日々でした。
11月に名古屋でチャリティーがあり、そこで今年のイベントは終わるはずでした。
そこから「書く書く詐欺」のようだった本を書き始めました。
といっても、おおよそ形は出来ていたのです。
ですから直ぐに書けるはずでした。
が、どうしたことか、なかなか書けません。
その途中、11月末にRionne McAvoy監督の映画「取り残された人々:日本におけるシングルマザーの苦境」と出会ったのです。これは、女性の働き方を変えたいと動いているわたしにとって、衝撃的な出会いでした。
そこから、一旦原稿を置いて、一点集中で動き始めました。
12月27日、映画上映会を監督さんと、コラボで開催することになったのです。
とはいえ、本は、編集の方が待っていて下さるのです。とてもいい方です。
「良いですよ~」
とおっしゃるのですが、
実は、「6月には完成します」といっていた作品でした。
そして、5月編集者さんと大阪でお会いして、そのまま大阪で講演会をして、直ぐに入稿しますね~と約束していたのです。
ところが、どうにも、頭がまとまらず、書けません。
その作品が、昨日、ついに15時に入稿できました。
やっとです。
わたしはその足で、池袋にある自由学園明日館の講堂を見にいきました。映画上映会の開催場所です。まだ一度も見学できていなくて、心配だったのです。行ってみると、それはそれは素敵な会場でした。これであれば今週の金曜日の上映会は成功間違いなしです。
なんだか綱渡りのような日々が続いていました。
けれど、これは既に、わたしの未来に織り込まれていた予定だったのだと思うのです。
本は2025年の11月~12月に出版されるそうです。
それに対して、わたしは、
「良いですよ~」
とおこたえしました。
ズルズルと引き延ばしたのはわたしです。一年なんてあっという間だってことも知っています。
それでも、書いてはイベント、また書いてはイベントと、面白いほど色々なことがありました。
実はそれが良かったと思っています。
動き続けたことで、自分の思考が整理されていったのです。
だから、書けたのです。
初めて本を書きたいと出版社さんのドアをたたいたのはもう10年も前のことです。それが叶わず、わたしは落胆しました。
それでも、諦めきれず、いろいろな方とお会いしました。出版の勉強会の面接も2回受けています。そこで2回とも、別々の方に、「僕はあなたが書きたいことには興味がない」とバッサリ落とされたりしているんです。泣きました。
そんな人生経験をたっぷり積んできたのです。
そこから、そうか、わたしはブログで進んでいけばいいんだ、と思って動き出した矢先でした。
なぜかお声がかかったのです。
まあ、これが神様だと思うのです。
未熟な人には修行が必要なのです。
そして、優しい編集者さんに見守られ、そこから2年もかかって書きあげることができました。
何事も目標にたどり着くために、使う時間や経験があるのだなぁと感じています。
そして、不器用だな~とも思います。
ただ、その不器用も悪くないのかもしれません。
なんと言っても10年越しの夢なのですから。
ただ、なんだか、やけに人には恵まれてるな~とも思っています。
上映会の監督さんも、編集者さんもとてもいい方です。
それが、とってもありがたいと思っています。
そうそう、バタバタの我が家では、12月23日にXmasをさっさと終えて、昨日はとんかつを買って帰り、ショートケーキを買って帰りました。
こんなわたしを受け入れてくれている家族にも感謝です。
そして、女性の働き方を変えたい、も同じです。
急いでいますが、急いでいません。
じっくりと動いていきます。
そして、きっと全てが整った時、わたしの活動は「君、それ、良いね」といわれるのだと思っています。
※最後までお読みくださりありがとうございました。
※12月27日10時~もう直ぐですが、まだ上映会のお席はございます。「取り残された人々:日本におけるシングルマザーの苦境」ご興味のある方は是非いらしてください。上映会上は、池袋の自由学園明日館の講堂です。
こんな講堂です。
お申し込みはこちらから⇩お待ちしていますね!