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教採一次試験対策と参考書
教員採用試験の勉強について、次は一次試験の具体的なスケジュールや参考書についてまとめます。先に記事にした通り、私は会社員として働きながら教員採用試験を受験し、合格しました。
どんな働き方だったかは過去記事にあります。
受験区分と内容
まず私は「中・高等学校共通」の国語を受験したことをお伝えします!中学校か高校の国語の先生になる、という区分です。
そして一次試験は、教職教養と専門教養、そして論文という内容です。教職教養は法律や教育に関する知識、専門教養は専門教科の知識です。これらを試験日である7月7日に向け、勉強しました。
スケジュール
スケジュールは先の記事にまとめたように、次のとおりです。
①9.10月
通勤時間に問題集を読む(教職教養1周目終了)
②年明け〜4月
通勤時間に問題集を読む(教職教養2〜4周目終了)
問題集から自分なりの暗記帳作る
③5月〜
過去問を解く(結果的に4.5周しました!)
国語の問題集と過去問を解く(2周)
手作り暗記帳を毎日眺める
文科省や東京都のホームページでニュースを見る
使った参考書
さて、上のスケジュールの通り、使った参考書と時期は下記のとおりです。
①教職教養の問題集(23.9月〜本番)
②国語の問題集(5月〜本番)
③教職教養過去問(5月〜本番)
④国語の過去問(5月〜本番)
⑤古文単語帳(5月〜本番)
その他:手作りの暗記帳、各ホームページの記事
・使った問題集
問題集は大学の先輩や同期の多くがこれを使っていたからです。教員養成系の大学で知り合いは基本的に合格していたので、信頼できる1冊です。
国語はなんと、同じ文章が出ました!次年度版からちょっと見た目が変わりましたよね?
・使った過去問
問題集をやり込んだつもりでしたが、過去問は少し性質が違っていました。一方で過去問同士は似通っていて、つまり結構性格が固まっているのです。過去問で雰囲気や傾向を掴むことはとても大事でした。
私が買った時も最新版はなぜかイメージ画像がなかったのですが、下のものです。
ペース
問題集は本番前までに5周したわけですが、
通勤時間の片道40分の間に8ページ解くと、約240ページのため30日で1周できるくらいです。
別に通勤時間以外でも、この8ページを1区切りとして捉えていました。いつも同じ区切りでやると疲れにくい気がするので。
過去問は問題集を4周くらいして、解けなくても答えを見れば「あーそうだった」となるくらいから始めました。過去問はかなり本番に近い問題が載っているから、ある程度暗記ものとしての価値もあると思うからです。直前は問題を解くなら過去問で、雰囲気やワードに馴染んでおくようなイメージでした。一日に1.2個やって、3日〜1週間後にもう一度解き直すを繰り返すと、解説まで覚えられます。そのくらいやります。
ちなみに私は本番は教職教養9割、専門教養8割というところでした。少し余裕を持った点数と言えるでしょう。しかし過去問を解いていたときは7割いけばいい方くらいでした。こつこつやっておけばきっと大丈夫、むしろ頑張ったんだからとらせてくれないなんてこの野郎くらいの精神でいきましょう。