えりつぃん。

特別養護老人ホーム看護師/ターミナルケアをやりたくて看護師に。そのひとらしい人生をお手伝いしたい。2018年12月全身性エリテマトーデス(SLE)発症も、療養生活を経て仕事復帰。からだとこころはつながっている。からだとこころを整えながら <生きるということ> とむきあっています。

えりつぃん。

特別養護老人ホーム看護師/ターミナルケアをやりたくて看護師に。そのひとらしい人生をお手伝いしたい。2018年12月全身性エリテマトーデス(SLE)発症も、療養生活を経て仕事復帰。からだとこころはつながっている。からだとこころを整えながら <生きるということ> とむきあっています。

マガジン

  • 看護と介護とこの街と。

    実家のある街に20年ぶりに戻ってきました。いろいろな場所で経験したことを、ここで活かしたい。看護がすき。この街もすきになりたい。高齢者がおおい場所だけど、きっと高齢者も若者も住みやすく居心地のいい場所にしていける。そんなことを考えながら暮らしています。

  • こころのゆくままに。

    浮かんだことばを、とりとめもなく、ここに。

  • 難病と暮らしのこと。

    2018年12月にSLEと診断を受けました。塩分制限やカリウム制限食など、実際にやってみてわかった、病気とうまくつきあっていく方法を書いていきます。

最近の記事

福祉の世界で医療職がおもう。

長年、といってもまだまだペーペーの青二才だってことはじゅうぶんにわかっているつもりだけど、  長年、看護師をしてきて、数えきれないほどのインシデントレポートを書いてきておもうのは  ミスは単独では起きない  ってこと。 スイスチーズモデル、ということばがよく使われるけど(これもう古いのかな?)ミスっていうのはいろんな目をすり抜けて起こる。  だから、人間はミスをするっていうことを前提にしてしくみをつくっていく必要があるし、何人ものひとが関わるこの仕事で、たっ

    • すき、に、すなおになりたい。

      深く考えずに、 すきだ、っておもって撮っていたときのしゃしんのほうが、 すきだ。 無邪気に、 すき、にすなおに、シャッターをおしていたときのほうが。 上手に、とか 構図がどう、とか これ撮ってなにになるんだろう、とか 仕事もそう。 利用者さんの笑顔がすきで、 話してるのがすきで、 それ以外の、いろいろなことを考えすぎて がんばりすぎて、 すき、が、きらい、になっていく。 無邪気に、 すき、を、すき、なままで、 まっすぐ進めたらいいのに。

      • やっぱり、どんなしごとでも、『あり方』がしごとの質を左右する。

        • そんな日もある。

          むりしない、むりしない。 テンション上がらない、そんな日もある。

        マガジン

        • 看護と介護とこの街と。
          40本
        • こころのゆくままに。
          26本
        • 難病と暮らしのこと。
          13本

        記事

          コント?

          なかなかこころを開けないわたしですが、いまの場所で働くことができているのは、なんといってもこのひとたちのおかげです。 それは、特別養護老人ホームの主人公たち、レディースアンドジェントルメン。 今朝はものすごくひさしぶりに、ふとんから出られなくて、なんか行きたくない・・・っておもったのですが、やっぱり救ってくれたのは、主人公たちでした。 *。*。*。*。 「ここはどこーーー?」 広いフロアのまんなかのテーブルに、車椅子に座ってさけぶおばあちゃん。 「ここは、○△の☓☓

          すきなまち。

          すきなまち。

          見えないところに流れているもの。

          「気をつけて! はよう帰ってこんにゃあよ!」 張りのある声で強い口調の声が背中のほうから降りかかってくる。 もう。せっかくのおでかけなのに、早く帰れ早く帰れなんて、ほんっとうにうるさい。帰ってくるんじゃなかった。 実家に帰ってから、遠くへ出かけるときに、必ずと言っていいほど母からそう声をかけられてました。もう40手前の大人に、いったいいつまで指示してくるんだろう、とかなりうんざりしていました。 高校卒業と同時に実家を出て、それからほぼずっと一人暮らしをしてきていたので、

          見えないところに流れているもの。

          あなたは誰かの大切な人。

          ひさびさに深夜勤務をした感じでした。 40歳までに夜勤のないはたらきかたをしたい、そうおもうようになって、意外とあっさりその願いは叶っちゃってびっくりしています。 夜勤をやめて早4年。 やっぱり夜にちゃんと寝るってからだにとって、ほんとうにだいじなんだなぁと感じています。 とはいえ、施設ではたらくようになってからは、『待機』という名の電話当番があります。 『待機』とは、夜間施設で暮らす利用者さんたちの様子がおかしいときに介護士さんから電話があって、それに答える仕事です。

          あなたは誰かの大切な人。

          あと、すこし。

          春まで、あともうすこし、かな。

          あと、すこし。

          はじまりはいつも、今。

          病気ってどれくらいの時間をかけて受け入れていくんでしょうか。 わたしが全身性エリテマトーデスだと診断されたとき、ショックというより正直ホッとした感覚のほうが強かったんですよね。 息苦しくて、からだはだるくて、ごはんは食べられない。いっこうに良くなっていく感じがしないのに、「肺炎の薬を飲んでるんだから様子を見るしかありません」と、それ以上の検査もしてもらえなかった時間があって、出口のない道に迷い込んだような感覚がしていたから。 治療がはじまって、からだがどんどん楽になって

          はじまりはいつも、今。

          そばにいた天使たち。

          「あなたが笑うだけで、まわりをしあわせにするんだよ」 そんなこと言われても、いい感じにおとなになってしまったわたしたちには、そのことばをまともに受け止めることができるひとって多くはないんじゃないのかな、と思うんです。 自己肯定感がたかくなると、そんなふうにすなおに思えるようになるものなのかもしれないけれど、今のところわたしはそのことばを「うんうん、そうですよね。わたしもそう思ってますー」なんてぬけぬけと言えるほどの自己肯定感は持ち合わせていないです。 笑うだけでまわりの

          そばにいた天使たち。

          本に囲まれたい。

          またあの空間に泊まりたい。

          本に囲まれたい。

          今年のテーマはからだづくり。

          《 食べること と やすむこと 》 がテーマだった昨年。 ことしは、 《 からだをつくる 》 がテーマ。 体幹を鍛える、とか、からだをほぐす、とか、気を流す、とか、いろいろと体験してみたなかで、じぶんに合いそうなものを探しています。 感覚派、というより、理論派。 そして、 流行りにのりたくないあまのじゃく。 そんなわたしが、いまさらはじめた 筋膜リリース。 テニスボールがつぶれちゃったのでちゃんとしたボールを買おうかなぁとじぶん会議に大忙し。 そんなふ

          今年のテーマはからだづくり。

          いまだからできる、おうちじかん。

          外に出られない。 それだけで憂鬱だし、きもちも滅入ってしまう。 のですが、今だからこそできることもあるんじゃないかなーなんておもったりもするのです。 ふだんは、休みがあればほとんどすべてに予定を入れてしまいがちで、気がついたら疲れて限界、なんてこともしょっちゅうでした。 晴れたら、カメラを持って出かけたいし、 日程が合えば行ってみたいお店やイベントがたくさんある。 それに、余力があれば、ちょっと、いやかなり遠出して お気に入りのあの場所にだって行きたい。 そんなふうに休

          いまだからできる、おうちじかん。