【Q&A】生後3カ月の女の子(前回アトポスクイズコメントされた方の当初のご相談)
【Q&A】生後3カ月の女の子
今回は、前回クイズ当選者(完全克服者)のコメントでしたが、当社は不安だらけのスタートでした。当初の相談内容と当方の返答内容を掲載してみましょう。個人情報のこともありますので、名前や居住地域などは外しています。
◆第1回目の無料相談
[性別]=女
[通信方法]=スマートフォンから
[何を見て]=検索エンジン
[年齢]=0歳(3カ月)
[ホームページ内容の理解度]=50%~69%
[分娩方法]=普通分娩
[出産時年齢]=29
[出産前に膣に抗生剤を投与した]=いいえ
[母親がアトピー性皮膚炎である]=いいえ
[妊娠中に性交渉の有無]=無
[出産後2ヶ月以内に湿疹が出た]=はい
[出産後、黄疸診断により紫外線治療をした]=いいえ
[出産後、ステロイド剤、プロトピック剤、保湿剤などを使用して処置をした]=はい
[入浴している]=はい
[入浴温度]=40
[家族構成]=両親
[家族のサポートの度合い]=ある程度協力的
[身長]=55
[体重]=5.5
[血液型RH]=+
[型]=O
[[ミトン・ひじっこ]=使用していない
[食事2]=母乳
[便-1日の回数]=1
[尿-1日の回数]=6
[便の状態]=普通
[便の形状]=形をとどめていない
[治療]=生後、3週間で、顔と耳に湿疹ができる。 ポリベビーを塗り、1ヶ月半にはほぼ治る。 2ヶ月頃から再び耳に湿疹。
ポリベビーを塗るが、寝起きに耳をかくため、治らない。 起きてるときはあまりかかない。 皮膚科でトパルジック軟膏をもらい塗るが、変わらず。 耳以外は湿疹なし。首にあかみがあり、ザラザラしてい る。
2ヶ月半から、ママキッズのベビーミルキーローションで 保湿し始める。 父親は、花粉症あり。 母親は、アトピーではないが、たまに湿疹が出てステロイ ドを使用することもある。(リンデロン)
◆第1回目の返答
●●様
頂戴した症状経緯やお写真より、当方のこれまでの経験で、お子様の改善の参考となるべく克服理論と処置方法をお知らせいたします。ただ、スマートフォンへの返信なので、簡潔に書き込みいたします。
うん、、、可愛いお顔ですねぇ。お顔の皮膚も正常ですね。体部分のお写真がないので判りませんが、耳のみの症状であれば、免疫過剰(アトピー性皮膚炎)条件にはなっていないでしょう。耳は、掻痒行為によるもの、空気中の雑菌群の感染、水分接触による感染、体温上昇による掻痒行為による拡大と考えられます。
処置方法において少し変化をさせた方が、回復も早くなるかもしれません。我々人間の皮膚の構成条件は、この雑菌社会で生きられるように、免疫を保持し、皮膚から異物が侵入しないように、皮膚表面に長期生息出来ないように、粘膜構成され、ph5前後の弱酸性、毛穴のある皮膚には全て有用皮膚常在菌が1平方センチ当たり、約百万個棲息して、異物侵入を阻止しています。
この事を基礎の処置することが必要となります。結論としては、油脂系の保湿剤では改善方向へとは進まず、逆に中性の油脂連続塗布により、弱酸性の有用皮膚常在菌は減少、死滅してゆきます。これら有用皮膚常在菌が減少死滅すると、皮膚粘膜構成できず、空気中の雑菌やウイルス群が棲息・侵入することで、免疫は急激に活動を始め、崩壊粘膜部位は赤くなり、白血球が集合して侵入時の対策をとります。
よって、赤くなっている部位は、異物の侵入、定着条件にあると言うことになります。
要するに、空気中の雑菌やウイルスとの戦いとなるのです。今の病院で処置されたトバルジック軟膏やミルキーローションなどでは、雑菌排除の条件とはなりませんし、その周囲の正常皮膚を拡大する結果となります。
雑菌・ウイルス群を排除し、周囲の有用皮膚常在菌を守るためには、ph4設定のローションで、確実に雑菌を排除し、有用金を保護することとなり、患部はカサブタとなって、自己の絆創膏を作り出します。このカサブタつくりが、改善の第一歩となることをご理解することです。カサブタは悪化の象徴ではなく、改善の象徴なのです。
また、有用皮膚常在菌の棲息スピードは、目視できないミクロの菌ですから、1ヶ月1セントとなります。その間、痒みなどからスピード減となり、回復には時間を要します。その点、悪化のスピードはあっと言う間に拡大します。それは、菌の大きさが10倍あるということになります。
黄色ブドウ球菌は特に大きく、20分に1回の増殖スピードで、3日に1センチのスピードとなります。特に水分と接触すると、確実に増殖を始めます。水分がなければ増殖できないのです。
この事をベースに、一度改善処置方法を変換させて、様子を見てはいかがでしょう。
まだ3ヶ月ですから、痒み感知も少なく、徐々に敏感となり、痒みが出て皮膚症状が悪化すれば、アトピー性皮膚炎として考えなければなりません。
秋の信号下で体は動きますので、体内の安定のために、寒い秋になっても体温を逃がさず代謝率を低下させています。そのために、体内の生理物質(ステロイドホルモン等)が減少し、抗炎症作用が低下している事も予想されます。
40度のお風呂に入れていることから、入浴時に体温が上昇し、風呂上りの平熱に戻すために、皮膚から熱を放散するときは、皮膚を掻き破って放散します。入浴を少し止めて、体温上昇も、水分接触をさせないと、カサブタになると予想されます。
一般常識からすると脱入浴は非常識と思われますが、この皮膚症状がある時は常識なのです。皮膚に有用皮膚常在菌が存在することを知らないお医者様は、簡単に保湿剤、抗生剤、スキンケアと体の法則とは真逆の処置を行います。
ご主人とあなたのアレルギー情報をいただきましたが、お子様への影響は出産時の環境とその後ということになります。特に、母親の産道環境によってお子様の免疫は確定されます。
無菌状態のお子様は、この雑菌社会で生きるためには、免疫保持をしなければ生きられませんが、その免疫素材は、産道の乳酸菌を移譲されて腸管内で構成されます。お母さんが、皮膚が弱そうなので、腸管内のアンバランスも少しは考えられ、その腸管のアンバランスは産道(膣)と繋がっています。
出産時に菌の移譲が正常か否かで、免疫構成は大きく変化し、異常に少なかったり、雑菌が多くバランスが悪かったりすれば、お子様の腸管にも大きく影響し、腸管内のphが弱酸性ではなく中性化したり、乳酸菌群が少なく、摂取する母乳を正常分解できなかったりして、中間の物質が体内へ侵入すれば、一機に過剰反応を起こし、外部排泄となります。
当初は肝臓での排泄となりますが、連続摂取となりますので、徐々に機能低下し、第3の排泄器官「皮膚」より排泄することになります。この症状がアトピー性皮膚炎の本症状となるのです。
帝王切開で出産されたお子様の多くが免疫過剰となるのはこの為です。
耳の症状なので少し不安ですが、3ヶ月でこの程度の症状ということ、出産環境で原因となる状況になかったことから、耳の怪我処置ということで大丈夫と思います。
上記の皮膚構造を意識して、ph4処置(当方では四輝水を推薦しています)と、水分を触れさせないこと、体温を上げないことを継続すれば、カサブタとなり、徐々にその範囲は縮小してくると予想します。
もし、症状が拡大、他の部位に発症するようなことであれば、再度この相談フォーム(必ず写真添付)でお書き込みください。生後7ヶ月までであれば、確実に克服できるプログラムですから、心配しないで傷処置に専念して下さい。
あ、それとお母さんですが、ステロイドホルモン剤は簡単に使用しない方がよいですよ、控えた方がよいですよ。本当に厳しいお薬ですから、、、、逃げられなくなります。
【皮膚常在菌について】https://www.atoppos.co.jp/html/6hifu.html
お子様のいち早い克服をお祈りしています。
よろしければサポートお願いいたします。アトピーゼロ日本を目指して、サポーター養成のために利用させていただきます。