皮膚科医・アトピー協会・支援ネットワークのアトピー理論(原因・治療法)を比較①
皮膚科医・アトピー協会・支援ネットワークのアトピー理論(原因・治療法)を比較①今回は、アトピーを取り巻く医療・支援関係の方々が、どんな理論をもってこの解決にあたっているかを検証してみたいと思います。日本を代表とするアトピー専門の皮膚科医、アトピー専門とする皮膚科医を中心とした協会、患者さん方を支援する団体に分けて、各々が発表している原因や治療方法などを比較してみましょう。医療者は原因が何であろうとステロイド剤を中心とした薬物ありきです。子供のアトピーを唯一守れると思われる支援団体でも、ステロイド剤やタクロリムスなどを処方した後、アレルゲン除去を中心とした治療なのです。アトピー改善できない理由が判ると思います。
◆ドクターズ(アトピー専門の皮膚科医たちの集団)
アトピーの原因
皮膚のバリア機能の低下やアトピー素因(体質)をはじめ多くの要因が関連し発症する。・・・うん?たったこれだけ?
アトピーの治療
疾患そのものを完治させうる治療法はないため、治療の最終目標(ゴール)は、症状がないか、あっても軽微で、日常生活に支障がなく、薬物療法もあまり必要としない状態に到達し、それを維持することである。また、このレベルに到達しない場合でも、症状が軽微ないし軽度で、日常生活に支障を来すような急な悪化がおこらない状態を維持することを目標とする。治療内容としては炎症を起こしている湿疹に対しステロイド外用薬やタクロリムス軟膏による外用療法を主とした薬物療法、皮膚の生理学的異常(皮膚の乾燥とバリア機能低下)に対し保湿剤外用によるスキンケア、痒みに対して抗ヒスタミン薬の内服を補助療法として併用し、悪化因子を可能な限り除去する。重症・難治の場合には、シクロスポリン内服、紫外線療法、心身医学的治療なども検討する。最近では生物製剤も出てきた。基本的には外来で外用療法を中心とした治療をまずは行い、皮疹の程度などからこれらの治療を適切に組み合わせていく。
予防/治療後の注意
合併症としては、食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などのアレルギー疾患を発症することが多い。また皮膚のバリア機能の低下などにより伝染性膿痂疹、丹毒、蜂窩織炎などの細菌性、カポジ水痘様発疹症、伝染性軟属腫などのウイルス性の感染症をしばしば併発する。顔面の皮膚症状が重症の場合は、白内障、網膜剥離など眼疾患を合併しやすい。それらの合併症がある場合、小児科、耳鼻科、眼科、呼吸器内科などと連携し、総合的な管理を行う。炎症が軽快して一見正常に見える皮膚も、組織学的には炎症細胞が残存し、再び炎症を引き起こしやすい状態にある。そのため再燃をよく繰り返す皮疹に対して、炎症が寛解した後に、保湿外用薬によるスキンケアに加え、ステロイド外用薬やタクロリムス軟膏を定期的に(週2回など)塗布し、寛解状態を維持する治療法であるプロアクティブ療法を考慮する。
監修医師 医療法人三慶会 指扇病院 塚原 理恵子 先生
川崎医科大学卒業後、自治医科大学附属病院、自治医科大学附属さいたま医療センター、さいたま赤十字病院を経て2018年4月より指扇病院に勤務。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。
◆日本アトピー協会
アトピーの原因
アトピー性皮膚炎は感染性の病気ではなく、免疫の仕組の一部が変化して発症する病気で、移ることはありません。遺伝的要因に加えて、環境の悪化精神的な事も要因となっています。
昭和30年代後半からアトピーという概念が医学界で認められ、遺伝的要因に加えて環境悪化が原因ではないかと考えられていました。
アレルギーという概念も昭和20年代後半にわが国の石坂先生が研究され世界的に認められ、そんな経緯もあってアトピー性皮膚炎の原因は最近、ようやく判ってきたといわれます。症状の出かたの数だけ原因があると云われるほど多彩ですので一般的な傾向として参考にしてください。
遺伝的要素 環境的要素 心理的要素 摂取要因・吸引要因 農薬・食品添加物
アトピーの治療
薬物療法が標準治療となっていますので、根拠のない噂や無責任な発言に惑わされず、専門医師と信頼関係を築いて正しい治療を受けてください。 素人判断は悪化を招く場合もありますのでご注意ください。
治療に関しては医師の職能範囲内の事項ですので詳細にお知らせすることは差し控えますが多くの医師はアトピー性皮膚炎への取り組みに熱心で、学会での研究発表も盛んです。アトピー性皮膚炎は一般的にピンポイントで原因が判明している感染症型の病気でなく、免疫システムの変調による病気ですので治療が長引きます。また直接的には生命に危険が及ぶことは少なく治療をしなかったり、また治療の途中で医療機関を変えたり民間療法に切り替える「治療放棄」をするケースが多く見られます。お互いの不利益となりますのできちんと治療を受けましょう。
◆アレルギー支援ネットワーク
アトピー性皮膚炎の要因(どうしてなるのか)
皮膚のバリア機能障害や免疫調節機能の障害など遺伝的な要因と環境的な要因があります。アトピー性皮膚炎の患者の皮膚は炎症のない時でも、セラミドと天然保湿因子が不足していることが知られています。これらは、炎症によって失われることもありますが、内因としてもともと不足していると報告されています。そのため細胞の間に隙間ができて、皮膚バリアが弱くなると共に細胞内の水分が失われ皮膚は乾燥しやすいのです。このような皮膚をアトピックドライスキンと呼びます。
アトピー性皮膚炎の治療
まず、炎症(かゆくて赤くぶつぶつがでたり腫れたりする状態)を抗炎症効果のある薬剤、例えばステロイド外用薬やタクロリムス軟膏で治します。そして同時に刺激やアレルギーをおこしている外因を検査し、これを除去します。常にスキンケア、つまり皮膚の手入れに心がけ、皮膚の生理機能を高めます。
【赤嶺コメント】
どうです、アトピー患者を取り巻く医療・団体はすべて標準治療とされる、原因対応していないトンデモ医療に汚染されています。医師グループ・官僚たちは、製薬マネーを奪取することが、皮膚科医としての仕事と思っているかのように、長年大事な医療に携わっているようです。今では、医者不信が蔓延化し、どこかいい医者をと尋ね歩いても結果的にはステロイド剤という徒労に終わっています。中には、脱ステ・脱保湿でアトピー克服をと称して、講演会を開いたり、座談会などを開催して、患者獲得しているようですが、実態は共産党員獲得のための脱ステ医療となっているようです。無料で開かれる講演会・講師費用などのお金の出どころは◎◎◎のようですから、目的は患者の克服目的ではないのでしょう。
原因も判らないで、ステロイド剤ありきの治療が、これほどまでに被害者を作り上げて、薬害レベルをはるかに超えている現状でも国は動きません。それは、官僚が国の税金に手を染めているからなのです。製薬マネーは殆どが税金なのです。3割は患者負担。
恐ろしい現実をいつまで続けることでしょう。もう、政党を創って国民に理解させるほかないという状況ですね。どなた様かお願いします。いち早い対策が必要です。今では、新生児期から保湿剤処置となっており、処置スタートした新生児の皮膚粘膜が崩壊し、アトピーと同様の症状が現実に多く発生しています。
少子化の時代に、これほど多くのアトピー患者が出現すると20年後の納税は、現在の3分の1となるかも・・・当然、国はエジプトのように崩壊現象をたどることになるかも・・・。一早い解決が必要です。
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