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アトポス便り No.98号
アトポス便り No.98号
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暑い暑い暑い!!! またも記録的な暑さが各地を襲っています。
先日の線状降水帯によって、土砂災害や床上浸水なども報道されて、この暑さのもとでの復旧は気力を失わせていることでしょう。改めて自然の怖さが身に沁みます。というより、人間の欲求・利便性追求によって引き起こされていると専門家は発していますが、もう後戻りすることはできないでしょう。
気圧の乱れは、体の乱れにつながり、特に神経系と関与するアレルギー症状(アトピー含む)も不安定となることが多く、低気圧で急激に悪化された方も少なくありません。
時間的には交感神経時間ですが、気圧の低下によって副交感神経に変化する事がその理由と推察されます。
自然のことですから、調整は出来ませんので、少々の気圧変化においても微調整できる体作りを目指しましょう。その基礎となる部位は、体全体に大きく関与する「腸内細菌」整備が重要となります。
夏休みに入って海水浴は、もう何度も行きました!と言うご報告は尽きません。驚くほどの改善を見ていますが、日本全体の天候も不安定で、計画が立て辛い時期と思います。8月になれば天候安定となりますので、出来るだけ多く計画してください。
海水中に浸かるのは、首から下は問題ないのですが、0歳児の顔付けは厳しいと思いますので、ガーゼかタオルで押しふきしてみましょう。
炎症部位は、皮脂膜が整備できていませんので、紫外線も問題となります。10分ほど海に入って、日影で休憩、、、、再度海へを3回ほど繰り返せば如何でしょう。曇りであれば少し長くても構いませんが、直射日光を10分以上は当たらないようにしてください。
お子様が痒みを訴えるようであれば、簡単にシャワーを浴びて、直ぐに拭いて四輝水処置してください。痒みを訴えない場合はそのままでお帰りください。海の潮の残った部位は、驚くほどの改善も見られますのでご期待ください。
海水を持ち帰り塗布しては?とよく質問がありますが、浸透圧の問題と海水中の微生物は3日以上は生きられませんし、塗布では強い痒みが発生し、逆効果だったご報告もあります。さ、8月は海へ行こう!!!
今月のコラムは『子供の幸福感や自己肯定感にも腸内環境が影響』、理解できませんが『貧困家庭にアレルギー児が多い』です。
◆【脳腸相関】子供の幸福感や自己肯定感にも腸内環境が影響
●【腸内環境悪化の背景には、食・生活習慣の多様化が影響か】
核家族・共働きなどの影響により、子供の食・生活習慣の多様化が進み、多くが「規則正しい食生活が出来ない」「睡眠時間が短い」傾向にあり、特に小学生の便秘は深刻な社会的問題となっています。
2017年の調査によると、小学生の16.6%が便秘状態で、20.7%が便秘予備軍であることがわかりました。(※1)
それに伴い、大人になった後も便秘で悩む場合もあり、更に正しい排便習慣を身につけないと、幸福感や自己肯定感の低下などその子の精神状態にも悪影響を及ぼす可能性があるとも言われています。
※1子供たちの排便状況 日本トイレ研究所「小学生の排便と生活習慣による調査」
【急激な改善は見られないので、毎日少しづつでも整備が必須】
便秘解消には、多くの商材が紹介されているが、乳酸菌と銘打った商材、食物繊維商材、漢方系の商材など、どれが良いのか判断し辛いが、腸の蠕動運動をつかさどるのは腸内細菌であり、本当に腸のことを理解しているメーカーの商材をお薦めしたい。特に人間由来の菌で作られ菌種類もできるだけ多く、酪酸菌の含まれた商材をお薦めします。
【赤嶺コメント】腸脳関連は、過去にも多く告知してきましたが、行動も発言の元となるのも腸のようなので、その環境を整備することは必須となるでしょう。腸の存在・働きを意識して、より良い商材を選びましょう。
◆アレルギーに社会的決定要因が関連
~貧困家庭にアレルギー児が多い~
近年、疾患には学歴や経済力といった健康の社会的決定要因(SDH)が影響を及ぼすことが知られてきている。千鳥橋病院(福岡市)副院長/耳鼻咽喉科・頭頸部外科部長の久保和彦氏らは、SDHの1つである貧困とアレルギーに関する検討を行い、結果を第3回日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会で報告。「貧困群の感作率はスギやヒノキ、ダニなどで低く、ゴキブリで高かった」と述べた。
●貧困群と非貧困群に分けて検討
久保氏らは昨年(2022年)の同学会において、福岡は特異的IgEの中で昆虫やカビに対する感作率が全国平均よりも低いことを報告した。特異的IgEの産生にアレルゲンへの曝露は重要だが、SDHも影響を及ぼす。しかし、日本ではSDHと疾病に関する報告が極めて少ないため、厚生労働省科学研究「健康の社会的決定要因に関する研究班」が立ち上げられた。千鳥橋病院ではそれ以前に世界保健機関(WHO)から日本初のHealth Promoting Hospitalとして認定され、貧困が疾病に及ぼす影響について各科で検討してきた。ただ、これまでアレルギーに関する検討がなかったため、今回特異的IgEと貧困の関連を検討した。
同氏らは、2018年1月?21年10月に同院を受診し、花粉、ハウスダスト、ダニ、カビ、昆虫などに対する特異的IgEを16種類同時測定した425例を対象に、電子カルテベースで後ろ向きに観察。患者が利用した保険の種類から経済力を分類し、特異的IgEの傾向について検討した。同院の過去の報告から、生活保護世帯およびひとり親家庭の保険を利用した例を貧困群とし、それ以外を非貧困群に分けた。貧困群(72例)と非貧困群(353例)で平均年齢、年齢分布、性、非特異的IgEに有意差は見られなかった。
●カビ類、イヌ、ネコに差はなし
検討の結果、スギとヒノキについては貧困群で感作率が低かったがブタクサ、オオアワガエリ、カモガヤ、ヨモギに有意差はなかった。ヤケヒョウダニ、コナヒョウダニは貧困群で感作率が低く、ハウスダスト2も低かった。一方、カンジダ、アスペルギルス、アルテリナリアなどのカビ類に差はなかった。イヌのフケ、ネコのフケには差が見られず、昆虫ではゴキブリが貧困群で高く、ガには差がないという結果だった。
近年、SDHとアレルギー性鼻炎についての論文は徐々に増えている。英国の研究では、都市部は地方に比べてアレルギー性鼻炎の患者数が1.78倍だった。米国の研究では、貧困者が多い地域の住民は少ない地域の住民に比べてブタクサ、ゴキブリ、ネコに対する特異的IgEが有意に高かった。日本では、ひとり親家庭の子供は両親がいる子供に比べてアレルギー性鼻炎の発症リスクが1.41倍との報告がある。
●アレルギー対策にもSDHの観点を
久保氏は「貧困はアレルギー性鼻炎や特異的IgEの産生に影響を及ぼすSDHであるといえるだろう」と考察。「この影響の一部は衛生仮説を含めて説明できるかもしれないが、アレルゲンによって異なることについては、さまざまな要因が複雑に絡んでおり、まだ明らかになっていない」と指摘した。
ここ数年、SDHと気管支喘息の研究が盛んになってきているが、アレルギー性鼻炎に関してはさらなる研究の活性化が必要である。同氏は「今回の検討結果から、諸外国から見ると比較的均一な集団に見えるわが国おいても、貧困は特異的IgEの産生に影響を及ぼすSDHであることが判明した。今後はアレルギー対策にもSDHの観点を考慮に入れる必要がある」と結論した。
【赤嶺コメント】
貧困がアレルギーを作り出すの?、、、何を考えてこの仮説を作り上げたのか不思議でなりませんし、こんなバカげた研究に我々の税金を使うことは許せないって感じです。アレルギー自体がなぜ起きているのかの原因をしっかり把握することが最優先である。本当に、貧困がアレルギーを作り出しているというのであれば、貧困とされる家庭で発症する人しない人の差、非貧困家庭でも発症する子供は多くいるわけで、その差は何なのかを追求することが重要であろう。『そこまではできないよ』というのであれば、中途半端な発表はしないことですね。本当に無駄な税金を大量に使っているね。
◆【Q&A】(プレスリリースより)
【Q】孫のアトピー性皮膚炎治らない
孫娘がひどいアトピー性皮膚炎で、かゆみと色素沈着で悩んでいます。飲み薬や塗り薬でも治りません。よい治療法はありませんか。(埼玉県、90代、女性)
【ANS】大矢幸弘センター長(国立成育医療研究センター・アレルギーセンター)
A 薬の塗り方に誤りないか
かゆみのある湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返すのが、アトピー性皮膚炎の症状です。皮膚のバリアー機能が低下し、ダニやカビ、食物などアレルギーの原因となる物質や細菌を含むさまざまな刺激物質が侵入しやすくなり、炎症やかゆみを引き起こします。
小児期であれば炎症を抑えるステロイドの塗り薬でほとんど治すことができます。顔や腕、足など体の部位によって皮膚の厚さが違うため、薬の強さを変えるのがポイントです。かゆみがなくなってもすぐ治療を中止しないでください。再発しないように塗る回数を徐々に減らしていく「プロアクティブ療法」を続けましょう。保湿剤で皮膚のバリアー機能を保つことも大切です。
【赤嶺コメント】
薬の塗り方の問題?ステロイド剤でほとんど治せる?プロアクティブ療法の継続?・・・で、このお子さんどうなるのでしょう?やがて自我に目覚め、感覚通りの行動を起こせば、皮膚バリアは大きく崩壊して、さらに免疫過剰は増幅してゆくでしょう。医者を恨み親を恨み、同級生を羨むなど心まで衰退してゆくことも予想されます。まだ影響のないこの時期こそ、本当の改善を行い楽しい思春期を過ごしていただきたいと思います。そのためには、なぜお子様が発症したのかを理解して、その整備を行うことが重要となります。
このアンサーは、皮膚科学会でもトップとされる医師ですが、この先もどんどんと子供被害者を作り出してゆくのでしょう。
◆クイズに答えてアトピー商材を!
当選者の中から10名様抽選で。
今回の当選商品は
①四輝水2本
②ヨーグルビジン1缶
③血液型別乳酸菌1缶(血液型指定してください)
◆今月のクイズ
【Q】健康な腸内では、乳酸菌など体に良い菌を「善玉菌」、体に悪い影響を与える「悪玉菌」、そしてどちらでもない「●●●菌」が、2:1:7の割合で棲息しています。最近の総量は決まっていて、善玉菌が増えると悪玉菌が減り、悪玉菌が増えると善玉菌が減るという勢力争いが常に起こっています。7割を占める「●●●菌」は、名前の通り優勢な方に加勢するので、善玉菌の数を減らさないように腸内環境を保つことが必要です。
「●●●菌」の●●●を下記より選択してください。
①日和見
②不思議
③柳に風
④準善玉
⑤準悪玉
<ヒント>読み数「4」だよ。
●回答・抽選希望の方は、下記のアドレスへ
回答先アドレス
info@atoppos.co.jp
①お答え 番号でお願いします
②お名前(購入時の)
③希望商品
④ご要望 質問等(任意)
⑤メール件名 クイズ回答
をお書きになって送信ください。
※応募締め切り 8月31日
※抽選は令和5年9月8日(金)です。(当選者は商品発送にて発表といたします)
※97号クイズ当選者への商品発送は8月10日(木)となります。
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◆8月の東京面談会
日時 令和5年8月26日(土)13時00分~17時00分
場所 東京 品川プリンスホテル Nタワー
面談担当者 赤嶺 福海
面談費用 10800円(60分)
※メルマガ会員は半額 5400円
申し込みは info@atoppos.co.jp (件名 面談申し込み)
03-6869-7538
◆8月の金沢面談会
日時 令和5年8月19日(土)15:00~18時00分
場所 アトポス金沢検査所 面談室(陽菜 ひな)
金沢市伏見新町255 サンピア泉ヶ丘2階
面談担当者 赤嶺 福海
面談費用 10800円(60分)
※メルマガ会員は半額 5400円
申し込みは info@atoppos.co.jp (件名 金沢面談申し込み)
076-280-2930
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最後までお読みいただきありがとうございます。
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