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用意するのは🍎のみ おうちでなんちゃってアート教室 デッサン編

以前書いた「小学生 アート教室が2年待ち!ならおうちでやってみよう」で、「小2娘の行きたがったアート教室が
入れるのにまさかの2年待ちだったので 
おうちでアート教室っぽいことをしてみることにした」と書きました。

そしてまず「立体編」として、
ワイヤーを使った立体作品を作りましたが、
今回は基本の「平面編」です。

平面編、いわゆる基本のデッサンなので
娘は「え~」とちょっと食いつきが悪いです。
いや、リアルに描いてみたいって言ってたやんけ!
「やりたいことがあるなら
やりたくないこともちゃんとやらなできんのやで」と
母は大昔「ちはやふる」で読んだセリフを披露。

名言すぎる

私もデッサンは得意ではないんですが
2年間だけ学んだことがありまして
久しぶりに一生懸命描きました。

初回デッサンのモチーフに選んだのは「りんご」です。
りんごは基本のデッサンを学ぶのにちょうどいいのです。

・基本の球体「〇」に近いけど微妙に違う=形をよく観察することを学べる
球体に近いので陰影を学びやすい
・質感のツルツル、模様の斑点など工夫するべき点がいっぱいある=鉛筆の使い方を学べる
などなどで、たくさんのデッサンの基礎が学べる素材なのです。

とはいっても
8歳の娘には詰め込み過ぎても飽きてしまうし
とにかく楽しく、気楽に、短時間(30分くらいかな~)で
できることのみ教えることにしました。

「娘ちゃん、今からりんごを描くけど
まずうまく描くポイントを最初に伝えるね。
いつもお絵かきは自由だから別に似ても似てなくてもいいんだけど
ちょっと今日は本物に似せるためのポイントを教えます」と前置きし
イラストを交えながらデモンストレーションしました。

8才用に、ポイントは5つに絞ってみました。
まずはりんご=〇とか思い込みで描いちゃわないこと、

②とにかくめちゃくちゃよく見ること、今日は最初に虫眼鏡を使ってじっくり観察してから描こう!ということ、

③最初から線を決めないこと、うすーく描いていくこと、

たまたま上手く描けた線に固執しないこと(これは下手な私がやりがちです)

⑤やわらかい鉛筆(2Bとか)で描くこと 間違ったと思っても消しやすいです。

を実際に例を描きながら伝えました。

そしていざスタートです。

部屋の電気を消して窓から入る光だけにし、りんごの陰影が分かりやすいようにしました。
娘は虫眼鏡を使ってじっくりとまずりんごを観察。

一番影が濃いところはどこだと思う?などと話しながら
30分間くらいゆっくり鉛筆を動かしてみました。

濃いところがわからない~などとつぶやきながら
一生懸命描いていました。

30分くらい描いたら集中力が切れたようで
ここでいったん終了にしました。

娘の絵、私の絵を見ながら簡単なフィードバックをします。


娘作 上手に描けてます!

ものには輪郭線は本当はないということ(「モナ・リザ」が有名です)、だからがっちり書かない方がいいんだけどよく見れてる!ということ、
光と影まで描けたらぐっと雰囲気が出るから意識したらいいということ、
立体を描こうと思ったら縦線と横線書いたらいいかんじになるよ~などなど自分の絵を見せながら説明したりしました。(あんまりいい例になってないですが)

母作

一応、美術の教員免許持っているので、もう一回ちゃんとデッサン勉強しないとと思いました・・・

立体編に続き、平面編(デッサン)の感想を聞いてみましたが、
「おもしろかったけど、前回のワイヤーで作ったお人形のほうがおもしろかったよ」と言われました。ズコー。笑

今回は8歳娘用にめちゃくちゃ基礎的な部分しか教えてないですが、
それでもこの一回を経て娘の絵にどう変化があるのか、はたまたないのか
経過が楽しみです^^

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