お遍路 [ はじめました ]
初めまして、四国在住30代夫婦です。夫婦で車遍路を始めました!
お遍路とは簡単に言うと四国八十八ヶ所参りのことで、番号を振り当てられたお寺を巡礼すること。夫は20代の頃に一度周ったことがあり、私は同じく巡礼をしている両親に付いて近場を周ったことはあるけれど、お線香を供えお経を唱え、順番通りに参るのは2人とも初めて。両親に作法を教わりながら1番からお参りしてみるこ
とにしました。
お遍路で必要なもの
白衣 ー お遍路の正装である白い羽織で、私服の上に着ています。
頭陀袋 ー 納経帳やお経本、お線香などお参りに必要なものを入れます。
和袈裟 ー 僧侶の袈裟を略式化したもので、首に掛けます。
数珠
納経帳
納札 ー 1ヶ寺につき納札2枚は必要。
お経本
お線香、ローソク
お賽銭 ー 小銭だけ分けて準備しておくと便利です。
※私たちは菅笠と金剛杖は省きました。
お遍路の作法
鐘をついたらまず本堂へ参り、次に大師堂へ。手順の④〜⑧を繰り返します。
読経内容はそれぞれのようですが、私たちは両親の教えから下記を唱えています。
本堂
開教偈
般若心経
霊場寺院のご本尊の真言(本堂に書いてあります。)ー 3回
大師堂
光明真言 ー 3回
南無大師遍照金剛 ー 3回
回向文
参考にしている本
紫の " お遍路のしおり " は、参り方やお寺の情報がコンパクトにまとめられていて使いやすいです。次の札所まで車で何分と書かれているのも助かる。一応参る前にどんなお寺なのか読んでから行っています。
" 僕の歩き遍路 " は、中野周平さんという方が歩き遍路を通し打ちした記録の本。
通し打ちとは、全ての札所を一度に巡礼すること。お仕事を辞められて、夢だった通し打ちをされたそうです。その時の心情を鮮明に書かれていて、私も歩きながら巡礼している気分になります。
" 心がととのう新しい般若心経 " は、歌う僧侶で有名な薬師寺寛邦さんが、般若心経の意訳をしています。その意訳が、現代人にも当てはまるよなぁというような内容で驚きました。般若心経には「空(くう)」がたくさん出てきます。すべては空である。あなたはどう思いますか?と問いかけているそう。深い。。意訳を一部抜粋しています↓
お遍路の周り方
私たちは順打ちをしています。順打ちとは1番札所から番号順に周ること。行けるところから行ってもいいし、皆さんそれぞれのスタイルで周られているよう。
徳島 ー 1番〜23番
高知 ー 24番〜39番
愛媛 ー 40番〜65番
香川 ー 66番〜88番
和歌山 ー 高野山
まずは徳島から始まります!