雑感 2021/08/23

横浜市長選の結果。。。

菅首相が応援していた小此木氏は落選となった。
たしか、菅首相は小此木氏の父親の秘書をしていたという事もあり、この落選は菅首相にとって結構なダメージになるかもしれない。

とはいっても、地方の市長選でしょ。と言ったらお終いなのだが、菅首相のルーツとなる部分の否定と捉えられると、結構、深いかもしれない。

首相、自民党総裁任期が9月30日なのだが、今年は新型コロナの状況もあり、通常で起こるような政治的な鍔迫り合いが行われないままここまで来てしまったので、なぜか混迷している感があるだけなんだけど。
普通で考えたら、現時点は新型コロナという難局の解決途中である状況なので、その責任者を変える事はまずない。

そんな中で、菅首相の足元が揺らいでいるのは何故か。。。

はっきり言って、世論でしょう。
まず、菅首相は、
・人気がない
・華がない(陰気)
・スピーチ力がない
・世論にを気にしすぎ
最後のものを外すと、『ないない尽くし』。

こうなってくると、そもそも何故首相になれたのか?という事に尽きます。
それは、安倍元首相が指名したからです。
菅首相は、安倍元首相が居なかったら首相になれていなかったのかもしれません。

では、菅首相が次期自民党総裁に選ばれなかったらどうなるのか。。。
・新型コロナ対策は変わらない
・菅首相の公約は縮小され、新首相の公約が優先される

新型コロナは誰が首相になってもやることに変わりがないと思います。
菅首相が、新型コロナ以外で行っている分かりやすい政策はどうなのか。
『縦割り行政の打破』
その中でも分かりやすいのが、携帯電話関連
- 月額使用料を安くする
- 携帯電話会社乗り換えを手軽にする(SIMロック、解除料等の廃止)
これらの政策は順調に進んでいます。
今からやるのがデジタル庁の発足。
デジタル庁と共にデジタル政策を実施してく予定なので、今後どうなるか。
現時点では全く予想が出来ません。
菅首相には6つの大きな公約があったはずなのですが、新型コロナ対策と縦割り行政以外は殆ど何をしているのかすらわかりません。
勿論、首相就任から1年しか経っていないし、余りにも新型コロナが蔓延したことによって、国民事態がそれ以外考えられなくなっていることもありますが。。。

はっきり言って、菅首相はアピールが下手です。
同じ神奈川県出身の小泉首相の様な「〇〇をぶっ潰します」的なアピールが無いし、できそうな感じすらしない。

という事で、来月になれば自民党総裁は決まります。
菅首相がなれば、現状維持。
他の人がなれば、新型コロナ対策に関しては現状維持。
そういう事なんでしょう。


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