2022/09/02 1ドル140円

年末までには150円に。

テレビや報道では9月1日からの値上げを取り上げているようですが、円安はそんなものの比ではありません。
年初から2割増しです。

物価高の原因を「石油や小麦の高騰」と言っていますが、、、
こういった輸入品を購入する際はドルで支払います。
そう言えば分かるでしょう。
勿論、石油や小麦は供給難から世界で価格高騰しているんですが、円安で2割も多く支払わないといけなくなっているんですよ。

石油や小麦の価格は世界が決めますが、円安・円高は日銀や財務省の政策で決まります。
従って、物価高の責任の半分は日銀や財務省という事を理解しましょう。

では何故、日本は円安政策を取り続けるのか?
これは輸出産業を守るため。
円安で輸入は2割増しになると言いましたが、輸出は逆に2割儲かります。

輸出を守ることで日本経済のバランスを取っている訳ですが、これは全体への恩恵であって、日本に生活する人達にはほとんどメリットはありません。
現在の政府の政策は一部の輸出産業のみを助ける偏ったものであることが分かります。

では、なぜ政府がこんな極端な政策を実施できるのかと言うと、選挙で信任されたからでず。
7月にも参議院議員選挙がありましたが、こういった円安容認政策を取っている事を明かしているにも拘らず、国民はこの政策を支持する自由民主党に一番多い票を投じています。

残念ですが、、、日本国民は選挙がなんであるかを理解していない事が分かります。
民主主義の基本は選挙から始まるのです。
政府の間違った政策に異論があるなら選挙で意思表示するのが基本です。
間違った考えの人は『デモ』で意思表示するようですが、これはデモをやった人のやった感でしかありません。
こういった人たちは、日本が間接民主主義の国であることを理解していないのですね。

こうやってしっかり民主主義の方から考えると、日本は完全におかしな国であるというしかありませんね。


いいなと思ったら応援しよう!