2022/06/25 自己満足なエレキ

前回、エレキの奥深いところをちょこっと書いたのだが、突き詰めると喜古満足が一番という結論めいたものにしていた。

突き詰めるとまあそうなんです。
趣味に使える金額はその人が出せる金額でしかなく、その範囲でしか買えないんです。
数億円のストラディバリウスは良い音かもしれませんが、普通は趣味には到底使えません。

では自分にちょうどいい楽器、エレキは自分が買える範囲で見つけるしかありません。
その為には何が必要なのか?
やっぱり自分が好きな音、求める音が出るエレキなんでしょう。

そして自分が自分の感覚で買ったエレキも、音を出すギターアンプやペダルと呼ばれるエフェクターを同じ感覚で選ぶ必要があります。
そうなんです。
結局、重要なのはこの感覚なのです。

エレキも、ギターアンプも、ペダルも自分の感覚で揃えたとしても、本当に自分の好きな音が出るとは限りません。
なぜなら、自分の感覚は変わるからです。感覚にぶったり、研ぎ澄まされたり。。。
感覚なので、その日の気分や健康状態で全く変わってしまいす。
それに比べて楽器の音は殆ど変わりません。
勿論、温度や湿度などの空気の状態で変わるのかもしれませんが、その変化は微々たるものです。
その他の大きな要素としては、演奏する環境が変わるとエレキの音は変わります。
自分の部屋だったり、野外だったり、スタジオだったり、それはもう全く違う音が出ます。

そんなこともあって、状況に応じたエレキが増えていたりします。。。

そうやって趣味なんですが出来る範囲で拡大していきます。
・エレキの本数が増える
・その一本一本を"より好みに"仕上げる
この2つの方向へ向かいます。
この好みっていうのの非常に厄介です。
この好みほど厄介なものはありません。

好みに仕上げるためにやる事で良くあるのは、音を拾うピックアップを変える事。
私はやらないです。
それは大体、ギターのボリュームコントロールとアンプの調整で補えるから。
私がやるのはもっと細かいこと。
殆どプラシーボなのではないか。。。
・ストラトのトレモロスプリングを変える
・ストラトのトレモロブロックをスチールに変える
・レスポールのブリッジを変える
・レスポールのテールピースを変える

この細かい事が非常に気分を上げたりするんです。
殆ど自己満足の世界です。。。。。


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