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おうち水風呂を冷やそう計画(2)
おうち水風呂を冷やしたいのです。
前回は氷を水風呂に投入する、という手法で冷やしていったのですが、ふと、考えました。氷を使うよりも保冷材の方がお手軽なのでは?と。
保冷材はケースやパックに入れたまま凍らせたり、使用したりできるため、製氷皿で作った氷をストックし、水風呂に投入するよりも簡単そうです。
と、言うわけで早速ホムセンに行って保冷剤をいくつか確保し、試してみました。はいこれ!
正直に言っていいですか。なんか雑。雑というか、拭い難い不法投棄感。ルックはアレですが問題は温度だ。保冷剤と共に水風呂に浸かってみます。と、冷たい!冷たいのです。氷と比較しても遜色ない冷たさ。これはアリなのではないでしょうか。
見た目はかなりアレですが、使用後の片付けも割と簡単です。回収して冷凍庫に仕舞うのも、製氷皿に水を張るのに比べたらお手軽です。どれくらい繰り返し利用できるかはまだ未知数ですが、思ったよりも全然いけそうです。
氷と併用する形で運用すれば、夏場でもそこそこの冷たさを確保できそうな感触でした。
そして、氷や保冷剤を投入する方式の水風呂の思わぬ利点も発見しました。それは、つま先や指先を冷やし過ぎずに存分に冷えることが可能なのです。
後入れで氷や保冷剤を入れると、水風呂の状態は次図のようになります。
氷や保冷材は水に浮かびます。そして、周りの水温から下げていきます。すると結果として、水風呂の上側は冷え、下側はそこまで冷えない、という通常の水風呂では作りにくい温度バランスになります。
冬場の水風呂を経験された方であれば、「水風呂に長く入っていたいけど、つま先や指先が痛みを感じる程冷えて入っていられない」状態に陥ったことがあるのではないでしょうか。冷えたいけど無理、というあの状態です。
しかし、上記の状態の水風呂であれば、爪先や指先を水風呂の下側に配置すれば、爪先や指先は冷やしすぎず、胸や首筋、頭などを存分に冷やせるのです。
これなら冷たすぎる水風呂が苦手な方でも、喉を通る呼気がひんやりと感じるようになるまで入っていられそうです。
と、いうわけで、保冷剤を利用してみた結果と、そして、氷や保冷剤を後入れする際独特のしくみでした。いろいろな体験や発見があって楽しいですね。
とはいえ、やっぱり夏場に一番気持ちよく冷えられるのは、施設の水風呂のようです。では、次のサウナを楽しみに、今日も一日やっていきましょう。