就労移行支援2か月目

就労移行支援に通い始めてちょうど2か月が経った。
講義とワークを7:3くらいでやっている。
9月頃には次のステージに進んで作業訓練がメインになるらしい。

自分の強み弱みがわかってきた一方で、そのうちのどれだけがASDの障害特性といえるのだろうかと疑問がわいてきた。
目に見えてわかる致命的な特性というものがない軽度の障害者(?)なので、特性の説明をしてくださいと言われても言語化に困る。
感覚としては、特性がどうこうというよりは、単にアルバイトとしてありがちな労働に対してことごとく無能であったというだけな気がしている。
別に理由はなんでもよくないか。

親とたまたまアドラーの話になって、目的論を思い出した。
原因があって結果があるのではなくて、人は現実というただそこにある結果に対して後から都合のいい原因を持ってきているだけ。
原因探しよりも本当にやりたい目的を見つめなおすのが大事、と某マンガでわかるサイトには書かれている。

診断としては「年齢相応の社会性が身についていない」というだけで十分なのかもしれないし、実際自分には就労移行支援が必要だったとは思うのだけど、「特性があって、それを理由に特別な配慮がされてないといけない」という程かというと微妙な気がする。
事業所にいる変人どもを見ていると、尚更そういう気になってくる。
無能である言い訳をしたところで、無能であることに変わりはないし、特性探しはほどほどにして有能な部分を見つけていきたい。

……というか、普通の人は普通に生きていて自分の適職とかわかるものなのだろうか。

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