あなたに不利に働くスピリチュアルな働きかけ
直感や、無意識からの行動で楽にかけた文章は、
意味があるのかもしれませんが、
考えすぎて書いたものは、エゴからのものなのですね。
反省。
それではYoutube「Sehnend」さんの動画からです。
ほとんどのスピリチュアルな修行の基本は、ただこれだけです。
自分が誰なのか思い出してください。
Alan Watts
あなたは騙されてきたのです。
精神的な世界――自由を求めて頼ったその世界は、
金メッキの檻と化しています。
果てしないアファーメーション、日記、
シャドウワーク、感情解放テクニック、
そしてあらゆるパターンを子ども時代まで遡ること。
それらは解放を約束しますが、もたらすのは疲弊だけです。
なぜでしょう？
それは、これらの実践が、
あなたの意識を閉じ込めるために、注意深く作られた幻想だからです。
このマトリックスは、意識を捕らえるために精巧に作られた幻想なのです。
そして最も残酷な展開は？
このシステムが、あなたの癒しやアセンション、
神聖な自己との再接続という、最も深い願望を餌にしている点です。
真実はこうです。
これらの決められた儀式に基づく癒しを、追い求めれば求めるほど、
あなたは自分の本質から遠ざかるのです。
これは癒しではなく、罠です。
それは、あなたを真の本質から切り離したい勢力によって、
仕組まれた気を散らす罠なのです。
しかし、ここに真実があります。
それは、あなたが立ち止まり、
この終わりのない循環・・本当の姿を見つめた瞬間、
何か深いことが起こります。
癒し、本当の癒しが始まります。
では、この偽りのマトリックスとは何でしょうか？
なぜそれが、あなたをこれほどまでに、捉えているのでしょう？
それは銀行や教育のような、明らかなシステムだけではありません。
その最も陰険な顕現は、あなたが最も予想しないところ、
つまり、スピリチュアルなコミュニティ自体の中に存在します。
あなたは外側に答えを求めるよう、教えられてきました。
どの実践が正しいのか、どのマントラが明晰さをもたらすのか、
どの指導者が、悟りへの鍵を握っているのか、といった質問をするように。
これらの質問は、あなたの意識から切り離されていることの証です。
解放を約束するスピリチュアルなコミュニティは、
自らが対抗しようとする勢力に、浸透されています。
あなたを癒したり、目覚めさせたりすると主張する多くの実践は、
その反対を行うように設計されているのです。
それらは、終わりのない作業のサイクルにあなたを縛り付け、
救済はあと 1 回のセッション、あと 1 回のマントラ、
またはあと 1 回のテクニックで得られると、あなたを説得します。
このサイクルはあなたの気を散らし、あなた自身の内なる導きではなく、
外部のツールや検証に依存させ続けます。
これらの教えに小さな真実の粒を埋め込むことで、
偽りのマトリックスは、
注意を引くのに十分な信ぴょう性を持ちながらも、
探求を続けさせるために、不完全な状態を保つようにしています。
このシステムは、
あなたを本来の神性から切り離すことで成り立っています。
このループに閉じ込められると、
あなたは自分以外のすべてのことに、疑問を抱き始めます。
この習慣は正しいのか、間違っているのか？
この信念は有効か？
これらの疑念は、
あなたがすべての答えの源――自分の意識から、
切り離されたために生じるのです。
真の精神的成長とは、
より多くの信念や習慣を取り入れることではありません。
分離という幻想を解体し、自分の本質と再びつながり、
求めている知恵はすでに、自分の中にあることを思い出すことです。
偽りのマトリックスを認識することが第一歩ですが、
そこから解放されるには、さらに深い取り組みが必要です。
マトリックスは外部のシステムだけでなく、
あなたが持つ信念を通じても、あなたを縛ります。
これらの信念は、それが力を与えるものであれ、制限するものであれ、
あなたを、自分以外の枠組みに縛り付けます。
一部の信念は真実の断片と共鳴するかもしれませんが、
それらは依然として心の構築物であり、
他者や、外部からの承認に依存しています。
真の自由とは、信念を超え、
「存在」という直接的な体験に移行するときに訪れます。
信念は、一時的な足場として役立つかもしれませんが、
それが、真実の基盤ではありません。
信念は文化や環境、外部の権威によって形作られ、
その力は個人の知識ではなく、集団的合意に基づいています。
そのため、多くの人が自分の信念に固執し、それをまるで、
自分のアイデンティティに関わるもののように、必死で守ります。
しかし、真実は守られる必要がありません。
――それはただ「ある」ものだからです。
信念を超えるには、
『現在の瞬間に存在すること』を、磨かなければなりません。
それは、分析したり、知的に理解しようとすることではありません。
完全に今この瞬間に入り込み、
心の構築物というフィルターなしで、人生を体験することです。
この状態では、「正しい」「間違っている」という必要性が消え去り、
残るのは、自分の本質との揺るぎないつながりだけです。
癒しの本当の意味は、
精神的な作業ではなく、存在すること自体にあります。
それは、過去の物語や、信念が課す判断から解放された状態で、
自己のあらゆる側面を、現在の瞬間に統合するときに生じます。
信念から存在への旅は、
常に説明したり、理解しようとする必要を手放し、
代わりに、内なる沈黙を信じることを含みます。
その沈黙は空虚ではなく、魂の知恵に満ちています。
静けさとのつながりを実践すると、
信念がもたらす一時的な安心感と、
「存在」という、永続的な真実との違いを感じ始めます。
この変化こそが、本当の変容の始まりなのです。
信念の束縛から解き放たれ、ありのままの自分に成ると、
新たな挑戦が待っています。
それは、「虚無」と向き合うことです。
かつて自分を定義していた構築物を手放した後、
あなたは未知であり、時に不安を感じさせる静けさに直面します。
ここで多くの人が挫折し、
古いパターンや、外的な気晴らしに戻ってしまいます。
偽りのマトリックスは、この静けさへの恐れを利用して、
忙しさや回避に、あなたを縛り付け続けます。
しかし、「虚無」は敵ではありません。
それは、真の癒しと変容が展開する場所なのです。
心の雑音が消えたとき、エゴは溶け去り、
魂の知恵の深さと、豊かさが明らかになります。
虚無を受け入れることは、
行動を放棄することを意味するのではありません。
それは、強制ではなく整合性のある場所から、行動することを意味します。
静けさは、あなたが隠してきた自己の部分を映し出します。
――裁くためではなく、統合し、尊重するためです。
この内なる静寂に身を委ねることで、
外部の承認や、方法への依存を超越します。
虚無は鏡となり、あなたの中に常に存在していた完全性を映し出します。
この空間から行動するとき、
あなたの行動は、恐れや何かを修正する必要性ではなく、
あなたの存在の、深い共鳴に基づいて行動することができます。
真の変容は努力の結果としてではなく、
あなたの本質の表現として、自然に生じるのです。
終わりのない癒しの作業という罠から、本当に解放されるためには、
常にあなたのものであった力を、取り戻さなければなりません。
この力は、外的な技術や儀式、
セッションから得られるものではありません。
それは、あなたがすでに完全であることを認識することから来るものです。
偽りのマトリックスは、あなたに何かが欠けている、
あなた自身を修復する必要がある、
常にさらなる努力が必要だと、信じ込ませることで成り立っています。
しかし、この物語は、あなたを停滞させ続けるために設計されています。
このゲームへの参加をやめた瞬間、
あなたはこのシステムを混乱させ、自分の主権を取り戻すのです。
鍵は、「行動」から「存在」へと焦点を移すことにあります。
癒しとは行為ではなく、状態です。
あらゆるパターンを分析したり、
あらゆる過去の傷を掘り返す必要から離れるとき、
統合のための空間が生まれます。
本当の変容には、過去のトラウマの詳細な地図は必要ありません。
必要なのは、今の自分と完全に向き合う勇気です。
この『現在の瞬間の中にいること』の中で、
古い傷は自然に消えていきます。
癒しを追いかけることに費やしていたエネルギーは、
あなたの本質を体現することに向けられます。
ここでこそ、本物の成長と自由が得られるのです。
――努力を通じてではなく、委ねることで。
自分自身の『存在』に身を置くことで、
あなたは灯台のような存在になります。
自分や他人を癒したり、救おうとする必要はもうありません。
代わりに、あなたは自分の存在の真実を輝かせます。
この光は自然に周囲の世界に影響を与え、
抵抗や努力なしに、偽りのマトリックスの幻想を解体します。
絶え間ない癒しの罠に関与することをやめたとき、
あなたは自分のエネルギー、時間、
そして内なる神聖さとのつながりを取り戻します。
これこそが究極の自己解放の行為です。
すでにあなたは完成しており、
外部に何も必要ないことを思い出すことなのです。
ここから先、選択はあなた次第です。
癒しを終わりなく追いかけ続けますか？
それとも、自分の力を取り戻し、
自分の神性を再確認し、魂が道を示すことを許しますか？
その答えは外部にはありません。
それはあなたの内側にあります。
――あなたがそれを思い出すのを待っているのです。
あなたの参加と関与に、改めて感謝します。
ありがとうございます！
あなたの旅が、祝福と深い悟りで満たされると信じています。