くま子

読書で自分とは違う人生を経験してみる?】 田舎森育ち、図書館の住人→引きこもり生活満喫中/読書好きな30代/新しい事にも興味津々/▷ブログ▷Instagramでも読書記録、読書の魅力発信中/▷noteではつらつらと想い発信中

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最近の記事

婚活女子が“傲慢と善良”を読んで

お久しぶりです。初めまして。くま子です。 今回は、婚活歴長めで、もうこのままでも良いかと思い始めているアラサー女子(・・・女子?)が、読書垢でも話題沸騰の“傲慢と善良/辻村深月著”を読んだ圧倒的個人的感想を想うままに書いていきます。 それでは、感想行ってみよう! あらすじ マッチングアプリを通じて婚活の末に婚約することになった架と真実の二人。しかし、二人は婚約していても距離がある。そんな時に、いきなり真実が架の前から姿を消してしまう。果たして、彼女はどこにいるのか。生

    • ミステリと言う勿れ~宇宙人と小宇宙人の話~

      こんにちは。くま子です。 今回は私が紹介するまでもなく有名な“ミステリと言う勿れ/田村由美著”の読書感想を書いていきたいと思います。 今月よりドラマ化も開始され、今からドラマも楽しみにしているこの作品。 今作の主人公の久能整(ととのう)は大学生だが、大人の顔向けの理論武装と柔軟な思考でミステリーを解決していくというお話である。 こう書くと、理論思考の頭の固い奴(いうなればガリレオ的な)が想像されるが、整から出てくる言葉は人間の本質や現代社会の問題を痛いほどについてくる

      • たまにはこんな私の話 ~竜とそばかすの姫を観て~

        初めまして、お久しぶりです。くま子です。 本日は細田守監督の【竜とそばかすの姫】をみた感想を書きたくなり、筆をとり、いやいやパソコンに向かっている。 話のネタバレはしませんので、安心して読み進めてください。 今回の“竜とそばかすの姫”は、“本当の自分”がテーマになっている。 親と自分、友達と自分、社会と自分、SNSと自分。 誰かとどこかで関わる数だけ、自分がある。 それでも、自分はひとり。本当の自分はどこにいるのだろう。 そんな、さまざまな人と簡単に繋がれる時代

        • 初めて詩集を買った話~どこからか言葉が/谷川俊太郎著~

          初めまして、お久しぶりです。 くま子です。 今日は初めて詩集を買ったお話。 一番最初に谷川先生の本を楽しんだのは、言葉が読める年齢になった頃、母親が読んでくれた“ことばあそびうた”という本がきっかけでした。 動物が出てくる軽快な言葉あそびにはまり、この言葉あそびの本が大好きで、何度も読んでもらったり、自分で口に出したりして楽しみました。 そんな中、ふと見たAmazonのおすすめに出てきたのが“どこからか言葉が”の詩集でした。 あっ、谷川先生の新作だ!これは買うしかな

          【読書感想文】エレジーは流れない

          あらすじ双海と山に囲まれた餅湯温泉。団体旅行客で賑わっていたかつての面影はとうにない。のどかでさびれた温泉街に暮らす高校生の怜は、複雑な家庭の事情や、進路の選択、自由奔放な仲間たちに振り回されながら、悩み多き日々を送っていた。今日も学校の屋上で同級生4人と仲良く弁当を食べていたら、地元の「餅湯博物館」から縄文式土器が盗まれたとのニュースが入り…葉社HPより引用 愛すべき・・・ この話は男子高校生たちが主役の物語である。主人公の怜は“毎日平穏に生きたい”と願う高校生。 夢も

          【読書感想文】エレジーは流れない

          少女は本とぬいぐるみを抱えて

          はじめまして。お久しぶりです。くま子です。 今回は本との記憶を思い出して書いていきたいと思います。 私の母親は良く絵本を読み聞かせてくれ、それを聞くのが私の楽しみでした。 母親からも“ 小さい頃、あなたは絵本かぬいぐるみのどちらかを抱えていた ”と今でも言われるほど。 正直、その頃は自分で絵本を読むのはあまり得意ではありませんでしたが、田舎で周囲に同年代がいなかった私は、誰かと遊ぶというより一人遊びが得意になり、絵本の世界やジブリの世界にどんどんはまっていきます。

          少女は本とぬいぐるみを抱えて

          言葉の力ってなんぞや?

          本当に人の言葉に力ってあるの?言葉の力っていったいなんなの? そんなことを考えるようになったのは、作業療法士の学生時代でした。 精神科の実習が始まる前に 「生徒から精神科の患者とどんな会話をすれば良いのかと聞かれるが、それは自分の言葉で人を治せる(癒せる)と思っているからだよね 」 と先生から言われた事がきっかけでした。 その言葉で相手は患者で、自分が何かしてあげる立場であると勘違いしている事を、突きつけられた気がして考えさせられました。 その言葉が無ければ、利

          言葉の力ってなんぞや?

          逃げ恥~生きるって感情過多~

          みなさん、こんにちは。 独身女性のたわごとを勝手に語るので、聞いていただきたい。 押し売りごめん。 逃げるは恥だが役に立つ1月2日に放送された『逃げるは恥だが役に立つ』を皆さん見ただろうか? 無痛分娩や選択的別性、コロナ、同性婚、リモートワーク、男性の育休など、現代社会の問題提起が盛りだくさん。 しかし、この話題がドラマで取り扱われていることこそが、人々が自分を表現し生きやすい社会に繋がっているように感じた。 平匡さんの「それでも世界は美しい」というセリフに表れて

          逃げ恥~生きるって感情過多~

          圧倒的孤独にスパイスを添えて

          みなさん、こんにちは。 始めまして。くま子です。 私は、現在30代まっさかりの独り身女性です。 今回は、誰しも抱えるであろう孤独について、最近感じる事、思う事を書いていきたいと思います。 私の孤独の吐き出しにお付き合いいただけたら、幸いです。 生まれた時から積んでいた幼少期の私は、周りにまったく興味がない子供でした。 自分の世界が大切で、周りを顧みない夢見がちな女の子でした。 三姉妹の真ん中でしたが、そんなみんなと違う違和感を姉と妹は感じたらしく、よく“身障(た

          圧倒的孤独にスパイスを添えて

          【読書感想文】この本を盗む者は

          この本の世界に入ってみたい そんな事を一度でも考えたことのある活字中毒者に贈る あらすじ  書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。 “この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる” 本の呪いブックカースが発動し、読長町は侵食されるように物語の世界に姿を変えていく。泥棒を捕まえない限り、世界が元に戻らないと知

          【読書感想文】この本を盗む者は

          【読書感想文】ライオンのおやつ

          あらすじ 男手ひとつで育ててくれた父のもとを離れ、ひとりで暮らしていた雫は病と闘っていたが、ある日医師から余命を告げられる。最後の日々を過ごす場所として、瀬戸内の島にあるホスピスを選んだ雫は、穏やかな島の景色の中で本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者が生きている間にもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫は選べずにいた。     ポプラ社HP 引用 感想 主人公の海野雫は、周りに迷惑をかけないよう良い子で

          【読書感想文】ライオンのおやつ

          【読書感想文】魔女たちは眠りを守る

          あらすじ 魔女はすべてを覚えている。 ひとの子がすべてを忘れても。どこか遠い空の彼方へ、魂が去って行こうとも。 そして地上で魔女たちは、懐かしい夢を見る。記憶を抱いて、生きてゆく。その街は古い港町。 桜の花びらが舞う季節に、若い魔女の娘が帰ってきた。 赤毛の長い髪をなびかせ、かたわらに金色の瞳をした使い魔の黒猫を連れて。 名前は、七竈・マリー・七瀬。 目指すは、ひとの子たちが「魔女の家」と呼ぶ、銀髪の美しい魔女二コラのカフェバー。                      

          【読書感想文】魔女たちは眠りを守る

          【読書感想文】逆ソクラテス

          逆ソクラテス 伊坂幸太郎/著 あらすじ逆転劇なるか!? カンニングから始まったその作戦は、クラスメイトを巻き込み、思いもよらぬ結末を迎える――「逆ソクラテス」 足の速さだけが正義……ではない? 運動音痴の少年は、運動会のリレー選手にくじ引きで選ばれてしまうが――「スロウではない」 最後のミニバス大会。五人は、あと一歩のところで、“敵”に負けてしまった。アンハッピー。でも、戦いはまだ続いているかも――「アンスポーツマンライク」 ほか、「非オプティマス」「逆ワシントン」――書き

          【読書感想文】逆ソクラテス

          自己紹介

          改めまして、くま子です。 今回は、自己紹介です。 仕事作業療法士(リハビリする人) ○ 介護老人保健施設(通所リハ) ○ 訪問看護ステーション(現在) 老健では認知症のグループワークとかが、楽しかったなー。 今は小児から介護保険分野まで、幅広い年齢の方に訪問してリハビリしています。 趣味○ゴスペルのサークルに在籍 昔から歌うことが大好き♡家で一人で歌ってます(笑) 合唱とかみんなで歌うのも好き! ○Superfly ファンクラブ会員。 ライブではいつも、元気も

          自己紹介

          初めてのなんとやら。

          初めまして。 このご時世で、自粛期間暇を持て余してると言うことで、始めました。 普段は作業療法士として、訪問でのお仕事をしています。 母親が読書家だったので、実家にいた頃は読書が好きで、ストリーのある本の世界が大好きでした。 今は、仕事にかまけてなかなか読めてないですが(-.-;) 作家さんでは、伊坂幸太郎さんや有川浩さん、はやみねかおるさんなど、良く読んでました。 東野圭吾さんや赤川次郎さんなどの、ミステリーも好きで図書館で片っ端から読んでました。 ちなみに、

          初めてのなんとやら。