「尊敬する人がいない」という人の特徴
尊敬する人が、いる人といない人、どちらが良いでしょうか?
そん‐けい【尊敬】 の解説 〜goo 国語辞書より〜
[名](スル)
1 その人の人格をとうといものと認めてうやまうこと。その人の行為・業績などをすぐれたものと認めて、その人をうやまうこと。
私は、いる人の方が幸せな人生を歩めると考えています。
尊敬する人がいないという人は、本当は居るのだけどおおやけに話していない(話したくない)人か、本当に居ない人に分かれるのでは無いかと感じていて、ここでは「本当に居ない人」について考えてみます。
知らない
誰かの、人格や行為や業績などを、認めてうやまうためには、その人がどんな人格を持っていて、どんな行動をどのくらいしていて、どんな業績/成果を上げたのかを知らないと、できません。
「そもそも興味が無い」という人も多いと思いますが、興味が湧くのは実は後からで、触れてみて初めて「これは何だろう」と疑問に思って調べてみて、少しだけ分かってくるともっと知りたくなるというような、好奇心が関わっているので、触れたことの無いものに食わず嫌いせず触れてみるというのは良い機会になると思います。
また、面白いと感じる対象は人それぞれだと思いますが、ある程度の知識量までいかないと面白さが分からないということがあると思います。ゼロから独りで調べるよりも、面白さを解説してくれる人から聞くことは一番の近道です。
尊敬に対するハードルが高い
「尊敬する人は誰ですか?」と聞かれた時に「私自身を尊敬しています」という人は、限りなくゼロに近いと思います。尊敬する人を聞く時、暗黙的に他者を指しているからです。
他者を認めてうやまうとは、その人は自分よりも上だと認めることになると考え、「凄いとは思うけど尊敬まではいかない」という人も一定数いるのではないでしょうか。
誰かを認めることは、自分の評価を相対的に下げることではありません。
完璧超人を求めてしまう
私は、尊敬する人がいますが、あらゆる面で万能で非の打ち所がない人だけを選んでいる訳ではありません。
世の中の多くの人達においても、何か1つの側面/観点において「この人は尊敬できる(部分がある)」と考えていることと思います。
尊敬する人を見つけることは、学びになり、自己の成長に繋がります。
もしまだ尊敬する人がいなかった人は、いつからでも遅くありませんので、見つける旅に出かけてみては、いかがでしょうか?