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居心地よいぬるま湯から出たくなる時

おい、聞いてるか?
1年前の私。

9年前に入社した、君の憧れだった職場。

最近は、これまでにない閑散期だろ?

会社に行ってもすることがなく、
することが無いのに8時間も職場に居なきゃいけない苦痛はヤバイだろ?

ある人は言う。
「いいじゃん( ´艸`)ぼ~っとしてるだけで給料もらえるんだからさ!(^^)!」

親しい同僚は言う。
「私はこのままで良いと思ってるよ。だって、楽だから…」

しかし、今やってる仕事に情熱もやりがいも使命感も持てなくなってしまったら、

とんでもなく長い時間を無駄に過ごすことになるんだよ。

それだけじゃない。
徐々に精神面も病んでってヤバかったね、ホント(苦笑)。

わずかな仕事は奪い合いになり、頑張れば頑張るほど、

「私たちの仕事も残しといてよ!」とヒンシュクを買う。

君は朝になるたびに、

「あ~、今日も仕事か…。行ったって、どうせすること何もないのに…」

と重い気持ちになり、

徐々に遅刻寸前で出社&定時になった瞬間のソッコー退社になってったね。

トイレに何度も行くようになり、用を足すんじゃなくて

「仕事 することがない」
「仕事が暇 つらい」

みたいなワードでググっては、スマホでそんなサイトばかりを見ていたね。

いい加減気付けよ(笑)
もう、その場所は卒業の時なんだってね。

人生ってのは、変化と流れだから。

ぬるま湯につかっているような場所では、正直ラクだよな。
だけど、そこにずっと居続けると、

ぬるま湯はやがて水になり、「もう出たい」って思うようになるんだよ。

現状維持では、変化や成長はなかなかないどころか
退化してしまう事すらあるからね。

やがて君は、危機感を覚え始めるから。

「もう20分ぐらいたっただろう」と思って時計を見たら、まだ5分しか経ってなかった…なんて日が増えてくる。

つまり、心と体の拒否反応だね。

このまま今の仕事を続ける上での、メリットを考えてみた。

・保育園の行事を理由に休みやすい環境

・人間関係の良さはぴか一

・一応、優良企業なので世間体も良い

・福利厚生はバッチリ

そんなだから、「や~めた!」ってわけにはいかなくてね。

「こんな状況で働き続けたら、頭がおかしくなりそう」

「うつ病になるのも時間の問題のような気がする」

心の警報が、徐々に大きくなっていく。

今だから言うけどさ、

「次の仕事が見つかる保障なんてないよ?」
だとか、

「今以上に良い職場なんて無いかも知れないよ?」

っていう不安は

まだ起こってもいない未来なんだよ。

勝手にマイナスな未来を決めつけて、その場所にとどまっていて、自分は幸せなのか?

よく心に聞いてみると良いよ。

コンビニとかマクドとかスーパーとか…スタッフを募集してる求人広告が、
世の中あんなに溢れかえってるんだからよ!

で、悩みぬいた上に君は2月で退職をする。

だけど、そのあとの話を聞いてくれ。

君が辞めた後、

パートのKさんも辞めた。

「いつかカフェを開きたい」と夢を語りつつもくすぶっていた、Tさんも辞めた。

家族ぐるみの付き合いのあるM坊も辞めた。

新卒で頑張ってたY君も辞めた。

私が仕事を辞めたいと相談させてもらってたJ先輩も辞めた。

人が辞めることのない会社だったけど、多くの人が辞めた。

きっと、何かが変わりゆく時だったんだね。

そして、2月に会社を辞めた君は
念願の在宅ライターになるわけだ。

だけど、残念ながら君には向いてなかったね(苦笑)。

おしゃれも化粧もしなくなり、
人に会わなくなり、

一日中一言もしゃべらない日もあり、

時間があればあるほど、家でダラダラしちゃってさ。

ライターの仕事だって、やる気のスイッチがなかなか入らず、
いつも納期ギリギリの仕上がり(ダメじゃん…)。

カネにならんし、生活に刺激は無いし、

こんな人生がこれからも続くとなると、ゾッとしたわ(^-^;。

しかしある日、君はタウン誌のライターの求人を見つけ、
そこで働くことになる。

正直、最初は居心地が悪くて

「年末まで神経が持つだろうか?」と、精神的な苦痛を味わうことになる。

だけど、絶対にまだ辞めちゃだめだ!

この歌のように、自分の魂が

「もう少し踏ん張って見ろよ!」って涙を流すのを感じるだろ?

そこから、君は数々の試練を乗り越え、
自信と経験値を付けていくから。

君がビクビクしているあのお局なんか、今どうなってると思う?

私の良き理解者であり、冗談を言い合える関係。
むしろ、

「あの時、厳しく接してくれてありがとうございました」って、感謝できるぐらいだぜ?

余計な心配をせず、「今」を真剣に生きろ!

間違いを叱ってくれる人こそ、ありがたい存在だってことを忘れるな!

そして君には、抵抗するという権利もある。

「いくらなんでもひどすぎるだろ?」という扱いを受けたら、怒ってもいいから。

大人げない態度じゃなく、「それは不快です」というサインを出す事。
そうすることで、相手の態度も変わってくるからさ(実証済み)。

長くなっちまったけど、最後に言わせてくれ。

2018年に叶った夢は…

・予約の取れない占い師・隆之介さんのセッションを受ける

・パパをワンピースタワーへ連れてってあげる

・港区のパーティへ参加する

集合写真で、思っくそ前の方に映っちゃってさ(^-^;。

大物になれよ、私(笑)

君も、この1年で随分と前に進んだな!2019年も期待してるぜ!


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