182冊目:いいよね!米澤先生/地獄のミサワ
こんばんは、Umenogummiです。
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今日は仕事が休みで、note用のトップ画像やカバー画像などを作っていたらあっという間に一日が終わってしまいました…。。。何もしてないのに…。。。
というわけで今日は軽め?のギャグマンガを。
いいよね!米澤先生/地獄のミサワ 作
中心に寄っている顔が特徴的な地獄のミサワ氏の作品です。
新任教師・米澤は、某ドラマにあるような不良たちをラグビーで更生させることを夢に、私立飲み水学園にやってきます。しかし、ラグビー部はすでに廃部となっており、米澤は漫画部の顧問になります。
漫画部には部長の井上、2年生のシンドウアオイ(山田練り代)、見学に来ていた1年生の小野悠紀夫がいました。真面目な生徒たちは非行に走る素振りがまったくなく、米澤はショックを受けます。
そんな中、マンガを読んだことがないという米澤のために、シンドウがサッカーマンガ・カケルくんを貸します。それを読み感動した米澤は、心機一転自分が生徒たちを漫画家にする指導者になると意気込みます。しかし、「昨日からマンガを読み始めた先生に聞くことはない」と部員たちは素っ気ない態度。
さらにどんな奴でもぶん殴るという熱血指導をすると誓う米澤に対し、井上は冷ややかに「先生の指導は体罰しかないんですか」と問います。
米澤が自分の指導力について悩んでいると、小野が不良に絡まれていました。米澤は「体罰なら楽なのに」と不良を殴り飛ばし、その場から逃げ出しますが、小野は感激し漫画部への入部を決めます。
出てくるキャラ皆超個性的過ぎて、もう爆笑ものです。主人公であるはずの米澤は主人公らしからぬ外道ですし、井上はネットストーカー、シンドウは虚言癖があり、小野は笑顔が独特で、いじめられっ子ですが父親は超売れっ子作家です。
米澤のゲスぶりが生徒を救ったり救わなかったり、しまいには一線を越えてしまったりする中、生徒たちは米澤を反面教師に勝手に成長していくので面白いです。終盤は打ち切りのためか、一気に話が飛んでしまって残念でした。
落ち込んだ日に米澤先生を読むと、こんなヤバい人でも堂々としてるし、と妙な元気が湧いてきます。