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25歳だった私の人生計画
ふと思い出したことがある。
25歳のとき、私の人生最初の転機が、変なきっかけで考えた人生計画から始まった。
今日はそんなエピソードから、これからの人生について考えてみました。
ゆるりとお付き合いください。
▶25歳の私の人生計画
振り返ると思うのは、もうシンプルに若かったなぁ...…
25歳といえば、社会人になって数年目。仕事にも慣れて、後輩もいて、
「この会社に何年いたところでつまんないな」
な、お年頃。
一方、友人と飲み会すれば、高校の隣のクラスだった誰それが結婚したらしいとか、あの子は赤ちゃんができたらしいとか、そんなお年頃。
当時の彼氏は、私と結婚してくれる旨を何度も言っていた。
後から振り返ると、特別に彼と結婚したいとは思っていなかった(どうして付き合ってたんだろう。若かったから、ですかね)けれど、
へー、結婚してもらえるなら何となく安心だし、まいっかー
と、楽天的に思ってました。
===
転機のきっかけは、唐突でした。
私は、どこかで
“赤ちゃんは35歳までに産んだ方がいいらしい”
という情報を耳にした。
え、あと、10年もあるんじゃん...…!!!
私の人生なんて、このままずるずる結婚してずるずる終わっていくのかなーと考えていた脳に、雷が走った瞬間でした。
ちなみに。当時も今も、その情報の信ぴょう性については興味がありません。商業的なセールスコピーかなにかだったかもしれない。
とにかく、その瞬間に、心をどーーんと押された気がしました。
25だった私は、いわゆるビビビ的に
「本当かどうかはどうでもいいから、あえてその35歳説に全力で乗っかろう」と決意しました。
それから5分のうちに、タイムリミット35歳から逆算した人生計画が完成しました。それがこちら
▼25歳だった私の人生計画▼
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●35歳:出産
↓↓↓(~のためには、交際期間と妊娠期間に数年はかかるよね)
●32歳:もし結婚相手が見つかってなかったらガチ婚活スタート
↓↓↓(~のためには、ここまでに仕事で達成感得たい)
●27歳:別の工務店=企業理念やデザインに共感できる会社を選んで転職
↓↓↓(~のためには、今の会社に居なくていいし、今の彼氏じゃなくていい。勉強の時間が必要)
●25歳:会社辞める&彼氏別れる→フリーターになる→インテリアコーディネーターの資格を取得する
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いや、我ながら最高の計画。
25の私、グッジョブ。
決意の後、すったもんだあったものの退職&破局を果たし、人生計画のスタートラインを勝ち得ました。
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そして、不思議なほど計画通りに、人生が進みました。
フリーターに転身して、インテリアコーディネーター資格を取得。数年後にデザインが強みの工務店に再就職しました。
予定通りにいかなかったのは、転職時期が予定より押して、29の時になったこと。
そのときの面接で「結婚したらどうするの?」的なことを聞かれ(これ今思えばなんとかハラスメントね)、この人生計画について話した記憶があります。...…そんな女、よく採用しましたね、ありがとうございます。
3年ほど働いた31歳のときに、今の夫と出会い、半年で結婚、すぐに長男を授かりました。
▶38歳の私の人生計画
わたしは、いま、38歳。まもなく39。
どうしてそんな話を思い出したかどうかというと、
ある憧れのライターの大先輩が「いまワタシ48歳だから~~」と話していたのを耳にしたから。
そうなんだ。あの人まであと10年あるんだ...…!!!
と、ここでデジャブでした。
当時と違うのは、ひとつ、若くないことくらい。
フットワークは少し重くなったけれど、かわりに経験値はそこそこ積みあがってきた。
なにしろ、私は知っている。
あの5分で人生計画考えてなかったら、いま呑気に子どもたちと暮らしている私はいなかった。
だから、このデジャブも転機のきっかけにできるはずとビビビしています。
なんとなく、再計画するのにちょうどいいタイミングな予感も。
40代を目前にしてようやくまた、未来を考える心の余裕ができてきました。
もう子どもは増えないし、何年後に誰が何歳になるかも計算できる。
若かった私のように、48であの人に追いつける説に全力で乗っかって、人生計画を立ててみよう。
===
いま、思い描く目標として思いつくのは4つ。
①工務店専門の編プロを起業したい
②店舗設計がしたい
③スペインに旅行に行きたい
④家庭円満・健康
この中では、③から逆算するのがよさそうですね。
①と②はそれまでの過程に組み込めそうだし、最も妥協しそうなのも③だから。
おそらく、④がいちばん難しいのだとおもう。
私だけの匙加減でどうにもできないこともあるだろう。
どの道にどのくらいの時間をかけて、目標にたどりつくかは、ここには残しません。
自分のノートにこっそり書きます。夫にだけ話そう。
確実に言えるのは
きょう、この人生計画やらなかったら、きっとスペインに行けずに死ぬとおもう。
さあ第二の転機を、逃すものか。
▶過去と未来の私へ
25歳だった私に、十数年後に家で書く仕事しているおばさんになってるよと伝えたら、ひっくり返るだろうね。
「なにその職業、怪しくない?大丈夫?ほんとに幸せ?」
とか、言われてしまいそう。
あの時にあの計画を書き殴ってから、それを行動して夫に出会うまでの6年間、プラン通りとはいえなかなか激動でした。
※こんな性格なので、常に激動ですが
常に朝から晩まで働いていたし、よく学び、よく飲み、よく遊んだ。
本当に笑っちゃうくらい、人生走ってきました。
心の底から、過去の自分に感謝する。
一片の悔いなしとは言えないけれど、上出来。
「大丈夫、おかげさまで幸せよ、一応。」
と返事できる。
===
48歳の私、きっとそろそろ走るのもしんどいよね。
いや、48の方を馬鹿にしてるんじゃないです。
シンプルに、もうすでに結構しんどいもの。体力。それに、驚くくらい人生はいろいろある。
48歳の私が、いまを振り返ったときに
「38の私、ほんとまたグッジョブだわー」
って、言ってもらえるように、がんばろう。
欲を言えば
「次、58かー、よしまた頑張るかぁぁー」
って言えるかっこいいおばちゃんなってたいなぁ。
なっていそうな気もする...…!
25歳のときに変なきっかけで人生計画をたててちゃんと結婚できた話を思い出して
38だけどもう一回バカみたいな人生計画たてようと思った話、でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
執筆者:うむる|工務店専任 ライター&オンライン広報
☑ 元注文住宅工務店の営業職
☑ 出産後に産休復帰できず、やむなく工務店を退職
☑ 3人の子どもを育てるママ
☑ 2019年9月から住宅記事の在宅webライターとして活動
☑ 在宅ワーカーでも住宅業界に貢献したいがモットー
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