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元日系CAの呟き〜一期一会のチームワークと選ぶ道〜



〜しっかりとした打ち合わせあってのフライト〜

乗務するその日集まったCrewは一期一会。
どんな時でも同じ状況で飛ぶことはありません。
飛行機の種類も違えば、
メンバーも、その時に配置される担当場所も、
行き先も、お客様も、天候も、
そのため
飛行機が飛ぶ数時間も前から集まり、
ブリーフィングという打ち合わせをします。
安全に関することから、機内サービス、
お客様状況や天候、
詳細な打ち合わせが全体と担当クラスなどで
念密に行われます。
この時に、
身だしなみチェックも確認し合います。

Cockpit Crew とも顔合わせをし、
飛行状況緊急の際の安全確認など打ち合わせを必ずします。

記憶にあるでしょうか?
国内線で羽田空港到着機が火災でお客様も
乗務員も全員、素早く脱出をできたニュースを。
あの状況で瞬時に皆が動けたのも
訓練と打ち合わせあっての大難が小難におさめられたことだと思います。


フライトが終わった後にも
私が働いていた会社では必ず
ポストブリーフィングをし、
皆で振り返り、
情報共有や、小さなことでも報告し合う時間がたっぷりありました。
お客様の声や
各クラスでどんな雰囲気でのフライトだったかという
大切な振り返りの時間。
そこには社内に待機している上司も立ち会います。
次に繋げるヒントが必ずそこにあるため、
仕事でクタクタでもその時間というものは必須でした。
美味しいお茶が用意されていたり、
時には差し入れでちょっとしたお茶菓子も。
日本のおもてなし心ですよね。
ありがたかったな〜♡

そのフィードバックがあったから、
次に繋がるステップアップにもなり、
より良いサービスに繋がっていく基盤固めという
組織の信頼性にもなるのではないでしょうか。

キャリアがどうであれ、
皆が氣づきとチームワークとしての
賞賛や絆固めができていたのだと思います。

世界一のエアラインへと目指し、
高め合う環境。
厳しいこと多々ありましたが、
大きな目標を掲げそこへ向かう志。
世界一になったかどうかではなく。。。
スポーツの世界でも何にでも
世界一を目指す志は
結果はどうであれ
心が鍛えられ、
結果以上の大きなギフトをもたらしてくれます。






〜日系エアラインと外資系エアラインとの違いの一つ〜

多くの外資系エアラインと日系とのの違いの一つとして、多くの外資系エアラインは
このブリーフィングというものが
とてもシンプルだそうです。
そして終わった後は振り返りはなく、
飛行機降りたら各々解散と聞きます。
働いている時は
”早く帰れていいな〜”とも思いました。
精一杯フライトをしてきて、
そこからまた〆の打ち合わせは
正直クタクタでしたので(汗)

しかしこれが重要なのだと氣付きました。

”労い合う、助け合う人との繋がり、チームの力”
いいフライトだったにしても
その爽快感を共に味わい、
よくやった!という感覚を共鳴し合う。
反省があるフライトだったにしても、
チームでそれを氣付きとして、
次へのステップに起きたことに感謝する。
そして、一人の責任ではなく、
チームが一丸となっての結力、
エラーチェーンをどの時にどう断ち切り、
防ぐことができるか。
次へと他のチームへと繋がる學びとして、
時には慰め合う。
常にそういったことにも意識を向けて
乗務にのぞんでいるのです。



〜何事においても〜チームワークをどう作り上げていくか〜

“チームワークの構築”
これはどんな状況にも大事なのではないでしょうか。

一つのことに人が集結する場合、
人々が氣を寄せ合わせる空間。
各々のお役目、
自分にとって何が最善でできるか、
力を発揮できるか、
その人たちのお役目をどのように発揮し
サポートし合えるか。

そこにゲストがいた場合、
ゲストの情報共有は
皆が波長を合わせるために
とても大切なことでもあります。
皆が同じように知っておくことは大事!
ミスや行き違いはここから大半が起きるもの。

例えば、
イベント事があったとします。
そのイベントの主催者によって、
イベントの雰囲気も変わってきます。
どういったお客様をどれだけ集めるかなのか?
どういった主旨でそのイベントが行われるのか?
何を目的としているのか?
波長を合わせる
ミーティングをどれだけしていますか?
イベント終了後も
フィードバックをしていますか?

イベントをやっただけで
満足している方もそれはそれでいいでしょう。
お客様がそこにいらっしゃる場合、
満足して頂いていたか?
そのポイントはなんだったのか?
仲間は快適だったか?
やりっ放しになっていませんか?
自己満足だけになっている場合もあるでしょう。

これはWSなどの小さなイベントにおいても、
しっかりお返事やお礼の
やり取りをする方やしない方など
それぞれに色が現れます。
参加した方は
そこにまた行きたいか。
信頼関係にも
繋がることだと感じております。

私が以前参加したWSの一つ。
周りの方々が「その方はすごいよ!」
とちょっとした有名な方のWSだったのですが、
私はその頃興味持っていたワークを
その方がされていたので
参加してみることにしたのです。
オンラインでしたため、
途中、先方様の電波状況により、
聞こえなくなっていました。
入り込めず、どちらかというと不快で、
残念だったので、
その旨をお伝えしたのですが、
何もご返答なく、そのまま。
お勉強代と思い
私はその後、
その方のフォローをやめました。

一方、
興味あることの講座に参加した際、
雲の上の存在の先生から、
メッセージのご返信をご丁寧に
そして美しい言葉遣いでいただいた時には、
一氣にテンションも上がり、
更なる感動を頂いたこともあります。

自分がどちらの生き方をしていきたいか。






〜サポートしてくれる人を大事にしているかも輝く色が変わってくる〜
たくさんのサポーターがいて、
助けてくれる人がいるから
できること実現すること。
それを忘れてはいけない。
名ばかりのリーダーが多くいらっしゃる。

サポーターの方々の力を把握し
各々が輝けるように
舵を取る(取れる)人がいるのか?(主催者なのでしょう)
サポーターの方をいかに大事に
チーム作りをするか、
そんなこともイベントのカラーに出てくるのだと思います。

参加してみて
本当に心に響くか、
表面だけだったり、
自己満足になっていらっしゃったり、
参加してみてすぐにその雰囲気は氣付きます。

それぞれのカラーがあって、
全て行われることに意味と氣付きがあるのですから、
それをどう選んでいくのか、
一人一人に届くメッセージも違ってきます。


飛行機もその舵を取るチーフパーサーによって雰囲気が違う
飛行機に乗っても、
後ろの方に座ってしまうと
チーフパーサーを目にしないかも知れませんが、
もしその日の舵取り人、
チーフパーサーを見たかったら、
ご搭乗の際に一番前のドアから
飛行機に乗ってくださいね。
一番前にいますので。

私が乗務していた時には、
できる限り、全キャビンを周っていました。
それはマニュアルには載っていないことであり
憧れる先輩方がそうやって私たちに
引き継いでくださった
背中を見せて教えてくださったこと。
責任者を実際に見るとお客様は安心すると思うのです。
今、私が利用する航空会社は
チーフの存在を認識するのは
アナウンスの声だけです。
今日はこんな声色と。。。。


キャプテンによっても
その雰囲気が違います。
飛行の仕方などで、
攻めでいくか穏やかかなど、、、

そんなことも感じながら
飛行機に乗るのも楽しいかもしれません。


舵取りで雰囲気が違うそれぞれの色合い
どの社会、ご家庭などにおいても
この舵取り役によって
ガラリと雰囲気が変わってきますよね。
舵取りになる船長、機長。
チームワークはこの存在によって色や輝きが変わってくるのです。




〜一人一人に大切なこと〜


ここで重要なのは

どの飛行機に船に乗るかどうかは
あなた次第!

ということ。

それは
自分自身が選べる
唯一の自己決定できるチャンス。

どの人と居たいか、
どの先生から學びたいか、
どんなお友達と一緒に過ごしたいか、
どのチームの中で輪になりたいか、
どの学校にいきたいか、
全ては自分が決められるのです。

他人が言っていたことを
そのまま鵜呑みにしてしまったり、
人の言ったことに流されてしまったり、
それを真実だと思ってしまったり、
それも一つの経験なのですが、
自分自身で氣付くこと、
行動を起こすことに
繋がる道のりの一つの寄り道であり、
自分の道は
しっかりと自分で築きあげていきましょう。

(よく耳にする、『誰々がこう言っていたから、こうなっていくんだ』とか、『あの人がこう言っていたからこれをやってみる』など、
私は全くその人の話す言葉は耳へ入ってこないのです🙏)

友人が心に響いたからといって、
自分に響くものではないということ。
その時間をどう自分で選択していくか。
そして、波長が合わないことに
無理矢理合わせようとしなくていいのです。


時間というのは命のひとひら
なのですから。
合わないと感じた時に、
断る勇気、
その決断を下すのは自分自身の勇気
です。
断ることで、
人間関係が崩れるからと、
無理やり自分の時間を犠牲にして
がんばってしまいがちですが、
それは自分の中の内在神に
偽りの思いや行動を向けていることなのです。
勇気をだして断つことを心に決めると、
自分にとって何が大事なのか
自分自身の本来の心に氣付き、
自分の感じるままに行動をすると、
自分と共鳴し合える仲間や時間に出会えるのです。
それは必ずやってきます。


あなたの心に響くこと。
あなたにしか選べない道。
そこに伴奏してくれる人や風が吹いてくる。

そこで結ばれるご縁。

〜自分で決めて選んだ道を最高だ!と思いっきり楽しむ〜


エアラインの話に戻しますと、
お客様は
自分で乗る飛行機を選びます。
行き先や時間帯などの都合がまず第一でしょう。
自分が乗る飛行機に
どんな思いを込めてご搭乗されますか?
これも皆さま千差万別。

お客様お一人お一人にも
ご搭乗されるストーリーがありますし、
その方々に良い空間と時間になれば
皆さまにとっての
Happy Flight なのです。

自分がその便を選んで乗ったのなら、
笑顔でその時間を大満喫しましょうね。


今頻繁に利用するのはJetstar Airline
私は今、乗る飛行機の殆どがLCCの航空会社です。
私が住むケアンズは日本行きがLCCしか
飛んでいないということもあるのですが、
頻繁に日本を行き来したいため
価格を抑えたいというのもあり、
また、機内食などの機内サービスは希望していないこと
(食べられるものを持ち込み、
無駄なゴミになってしまうものを減らしたい思いもあります)
日本発の夜便では寝ることに徹したい。
という理由があります。

外資系オーストラリアの航空会社に乗って、
自分の感覚との違いに最初はびっくりもしました。
LCCに限らず。

シドニーに住んでいた時には自社便も利用していたけれど、
氣持ちが落ち着かず、
リラックスできないため、他社を利用したり。。。

もし、娘が一人で飛行機を乗るようになったら、
私は日系、自分が働いていた航空会社に
乗ってもらいたいと思います。
そこでのサービスを見て、
なにか感じ取ってもらいたいので。


このような理由で
今Jetstarを頻繁に利用し、
楽しんでいます。
持っていく自分で作るお弁当を作る楽しみ、
どれだけ機内で自分の楽しい時間を過ごすかというワクワク感、
どんな面白そうなCrewがいるか楽しみ。
アナウンスも聞き入っちゃう。
Lavatoryも今回は蓋が正常かinopか
などなど。。。
自分が楽しむ心でいると、
たとえ、
頼んだお水が永遠に来なくても、
「まいっか、取りに行ってGally のぞいちゃおっと」
また殆どのフライトで、便座の蓋が自動で下がってくるのですが、
(日系だとあり得ない)
「今回下がってこない〜今日はラッキー !」
などなど
また、どんなアナウンスにも楽しめています。
何より、無事に移動できたことに感謝なのですもの。


〜心の豊かさは、欲張らない精神であること〜


経験してみないとわからない世界。
そこで感じ取るアンテナを
磨いておくこと。
そして受け入れる自分の心の豊かさを持つために
綺麗にしておく心のお部屋。
余裕がないと豊かさは入ってきません。
余裕を作るために、
断つことを決める心の強さも大事になってきます。
情報に溢れている世の中。
あれもこれも
やりたいことや魅力的なことに
溢れています。
それを
自分がどの道をいくかと決める心。
全て手に入れたいと
欲張らないことも大事だと思います。
自分に何がいいのか分からなくなっている人も
多いのではないでしょうか?
心が豊かな人はどんな人と思いますか?

人によって“豊かさ”とは何かということも
見え方感じ方は違ってきます。
マテリアルや地位名誉を豊かと捉えるか、
精神の豊かさをみるか。

自分がどう在りたいか。
そのお見本となる人が現れたら、
幸せなことです。

私はよく娘に
自分がこんなお姉ちゃんになりたいな〜という
大好きなお姉ちゃんを見つけたら、
なんてラッキーなこと♡
そのお姉ちゃんのようになれますように♡
と会話しています。

私も
いつになっても憧れる存在の人が
現れてくれます。
自分がこんなような生き方をしたいと
思い描いていると、
素晴らしい方が目の前に現れてくれます。
そして
その方から道を正すパワーをいただいたりと。

多くを望まず、
魅力的な物事は
周りにたくさんあれども、
自分に何がいいのか、
今の自分にはどれをチョイスすればいいのか、
その都度その都度、
確認して選んでいます。
自分の身の丈に合った芯の通った生き方をしたい。

どんな人があなたにとって魅力的で
あなた自身が
どんな道を歩きたいか。




〜一人で生きているのではない、あなたの命はあなただけのものではない〜


生きていると、ひとりぼっちとか
孤独を感じてしまう時があります。
私は、たくさんそんな経験を味わってきました。

今は、
一人じゃないんだ!
私の命は私のものでもあるが、
誰かのものでもあり、
自然界から頂き、
父と母が生み出してくれた
大切な命♡
一人では成し遂げられないことは
助けてもらおう!と思っています。

社会の中でも
一人で物事を動かせるわけでもなく、
皆が支え合い、
各々の特技が発揮して最高のチームワークとなって
その時間が輝き出せる。
そもそも、
一人では生きていけない。

助け合えるそのパワーを発揮し合えることが
人間として素晴らしい世界なのではないでしょうか。

その人なりのお役目。
「私には得意なこと何もないわ!」と思っていても、
そこに居てくれるだけで、
あなたの存在に救われることがあるのです。

優しい言葉遣いを発するだけで
癒しの存在であったり、
ニコッと微笑みかけてくれるだけで
幸せを感じたり。
居てくれて、今生きてくれてありがとう🙏
とどこかで誰かが
必ず思ってくれているのです。


悩み事が出てきたり、
一人で抱えきれない重石が降ってきたり、
どうしようもない時にも、
一人じゃない、
必ず寄り添い合えることや人がやってくる

信じています。
それには、
大切にし合う繋がりが大事

私は
人とのお付き合いを
狭くても丁寧に向き合わせたもらいたいので、
自分とご縁があった大切な方には
血が繋がっていなくても
寄り添える存在でありたいと
常にそう思っています。


”一期一会のチームワークのコツ”
教えて頂いたエアラインでの経験に
心からの感謝を込めて♡



本日も読んでいただき
ありがとうございます♡



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