38.3年半の片想い。やっと上書きすることが出来た

3年半片想いしていたYとのはなし。

彼女がいるYに片想いしていた。間1年くらいは、自分からは連絡は取らないと決めたりしても、Y以上に好きになる人が現れるまではきっと好きなんだろうな。とずっと思っていた私。

結局3年半後に、今の夫とお付き合いすることになり、やっと上書きが出来たことになる。

今の夫と付き合って1ヶ月が立った頃、
一緒にいるタイミングでYから電話がかかってきた。

電話なんて珍しいと思ったら、

転職をすることになって、名古屋で働くことが決まったから、引っ越す前に会おう

という電話だった。

今の夫が近くにいながらの電話だったから、私は歯切れが悪く、お誘いの返事はメールをするねと電話を切った。

そして、今の夫にYの存在を正直に話をすることにした。

話を聞いた今の夫は、「会ってきていいよ」と言ってくれた。

さらに、「でも、帰りに迎えにいくから、会ったあとは、僕のところに帰ってきてね。」と約束をした。

今考えても、この時のこの約束はかっこいい！
私は、今の夫の優しさと、でも私を大切にしてくれている想いをしっかりと感じることが出来て、

これでYと会うのは最後！と決めて、ご飯を食べに行った。

彼氏ができたことを報告
やっと上書きができることを報告
今までの感謝の気持ちを伝えた

Yからも、
彼女と結婚を決めたことを報告してくれた

電話では言えなかったんだろうなと察知、でもきっと私が彼氏が出来たと聞いて、安心して報告をしてくれた気がした。

そして、お互いに彼氏・彼女を大切にしようね。と、
きっとこれで会うのは最後だという暗黙の了解を感じていた。
だからか、ご飯の後には、ちょっとリッチでおしゃれな喫茶店に移動してコーヒーを飲んで今までの思い出を語り合った。

私は、この時間で、完全に上書きを出来た！と感じれた。

元カレ3人とのスッキリしない終わり方とは正反対。
気持ちよくて、清々しい最後を迎えた私の3年半の片想い。

「会ってきていいよ」
「でも、帰りに迎えにいくから、会ったあとは、僕のところに帰ってきてね。」

私の気持ちを考えて、信頼してくれている姿、
でも、しっかり自分のところに戻ってきてね。と、ある意味釘を刺す。

すごい！かっこいい！悪いこと出来ない！！って、心底思った出来事だった。