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34.お父さんの死がきっかけでパラダイムシフトが起きた

前に記事に書いた同じコミュニティ内での恋愛には、なぜか臆病だったこの頃の恋愛。実はお父さんの死がきっかけでパラダイムシフトが起きた。

“同じコミュニティ内での恋愛には、なぜか臆病だったというか、避けていた。 避けようと思って避けていたというよりは、感覚的に 恋愛をしないほうがいいと、友達カテゴリに入れていた感じ。”
パラダイムとは、
その時代に人々の中で支配的な常識や前提のこと。つまり、私たちが「当たり前」だと思っていること。
そして、パラダイムシフトとはその当たり前の常識や前提が大きく変わることを意味します。
ここでは、私の中でのパラダイムシフトが起きたことを書きます。

と、その前に、

“亡くなる1ヶ月〜1ヶ月半は、誰かに会うこともしなくなり、仕事と家の往復生活をしていた。”

誰かに合わなかった期間に2005年12月31日から2006年1月1日が入っていた。

このときに、東京タワーで年越しイベントに参加していたという3人の友人が、
1月1日の午前中、我が家まで来てくれて私に会いに来てくれた。

自分から出かけることをしなくても、会いに来てくれるその行動がとても嬉しかった。

その3人というのが、
①大学からの仲良し同級生女子
②私の非日常時間を作ってくれていた、よくおしゃれなレストランで食事していた男友達。
③今の夫で、この時は弟のように思っていた年下男友達

この3人は全員が私にとっては、とても大切で仲が良かった3人。
①と③の2人は、前日のイベントで仲良くなって意気投合したという。

前日からのテンションもあるのか、その2人の仲の良いやりとりを見て、
すごくモヤモヤとした気持ちになっている自分の気持ちに気づいた。

「なんで、私が知らない間に、この2人が仲良くなっているの?」
「なんかイヤだ」

と・・・。
いわゆる嫉妬。。。

この時は、私が外出が出来ない期間に嫉妬していたのか、2人を見て嫉妬しているのか分からなかった。

この感覚が分かったのが、先に話したパラダイムシフトの話。

お父さんが亡くなった後のお母さんは、当たり前だけど、
なかなか悲しみからの復活に時間がかかっていた。

そのお母さんの姿を見ながら、お母さんにとってのお父さんの存在の大きさを
目の当たりにして、失ってこんなに悲しめるほどの人生を一緒に送る関係って、どんな関係なんだろう?私にとってそういう人ってどんな人なのか?
考えることが増えていた。

お父さんが亡くなって2ヶ月くらい経った頃、
今の私の男友達の中だったら、そう思える人っているだろうか?
と思ったときに、ふと頭の中に浮かんだのが、
今の夫だった。

同じコミュニティにいるからこそ、そういう存在として見ていなかったけど、
見てみるとしたら、、、で考えたら、今の夫の顔が浮かんだ。

これが、私の中のパラダイムシフト。

そして、顔が浮かんだ私自身の感覚と、
元旦の2人の姿を見て嫉妬していたのは、彼と女友だちが仲良くなっていた姿に
彼を取られたくないと思っていたのかも?と重ね合わせて、
これからの未来を一緒に考えたい男友達は彼かもしれないと思うようになっていた。

(つづく)

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うめちゃん@こじらせコンプレックス克服🦋
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