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32.感度の高いアンテナを自分で磨くことが大事


新卒2年目で仕事への慣れや高い営業目標からの悩みが生まれ、
父の余命宣告があり、生活と心が日々変化していた。
弱い自分が現れて、それを乗り越えようともがく私も混在していた。

父親や家族の未来を考えると、どうしても、やりきれない気持ちに押しつぶされそうでになってしまうところを、非日常な時間が、その時間だけ忘れさせてくれた

“恋をすることよりも、非日常な時間を過ごせる人に頼っていた。”


去年見ていたドラマ #リモラブ のセリフには、こんなやりとりがあった

「本当に好きってどういうのを言うんですかね」と青林
富近先生が持論を話す。
「人はもともと心の中にぽっかり穴が空いているの。ぽっかり空いた穴が空いたままでも全然平気って人もいれば、何かで埋めないといられないって人もいる。例えば恋人だったり友達だったり、家族とか。人じゃなくて物でも」
「何かで人はぽっかり空いた穴を埋めるんだ。好きな何かでね。そう、そこにあるのが好きなもの、好きってこと。ぽっかり空いた穴にいつまでも残って、ずっと残って出て行ってくれない、それが本当に好きってこと」

生活と心が変化して、今までは平気だった穴が平気じゃなくなったり、
新しい穴が生まれたりしていたんだと思う。
それを非日常な時間を過ごせる人に頼って埋めようとしていた。

半年後、父が亡くなった。
父が亡くなると、また生活や心が変化していった。

非日常をもらっていた1人とは、だんだんと会う回数が減っていっていた。
これは、私自身のぽっかり空いた穴が、別の何かが埋めてくれたり、
穴を気にならなくなっていったんだと思う。

でも、渦中の私にとっては、とても大切な存在だったのは紛れもない事実で、本当に感謝をしている。

「本当に好きってどういうの?」

恋愛はもちろん、恋愛だけじゃなく、自分がどうありたいとか、やりたいことってなんだろうっていう「好き」も、
富近先生の理論に当てはまると思う。
自分のことを測るときに、この考え方は、分かりやすいなと思った。
とくに私は感覚で動くので、ぽっかり空いた穴にいつまでも残って、ずっと残って出て行ってくれない感覚。は、とても大事な判断軸。

でも、その感覚は、自分にしかわからないからこそ、
感度の高いアンテナを自分で磨くことが大事だなって思う。

40歳カウントダウンチャレンジ中。一緒に40歳をお祝いしてくれる気持ちをサポートしてくれたら幸せです。スカイダイビング計画中!!