21.片想いの気持ちをどうするのか?タイミングよく参加した、新しい出会いと経験があった宿泊イベント
危なっかしい出会いから始まったYへの片思い
彼女がいても、それでもいいと
デートを続けていた。
Yからの、「もう辞めよう」という言葉
私は、Yへの片想いも辞めたほうがよっぽど気持ちが楽。
でも、好き。
揺れる心の中、忠告メールもしてくれた親友がスタッフとして頑張っていた
2泊3日の冬のイベントに参加した。
知らない人ばかりが集まる宿泊系のイベント。
自分から進んで行こうと思ったわけではない。
親友がスタッフで、頑張って準備していることを知っていたから
応援したい、見届けたい気持ちの方が強かった。
でもこのイベントへの参加が、この後の人生を大きく変えていく。
今回は、この宿泊イベントについての説明をしたいと思う
SNOW CAMP
〜Synergy is born here.〜
イベント前に招待状と一緒に、写真のカードが届いた。
ここまで作り込まれたイベントなんだ。と驚いた
深夜、新宿スバルビル前集合
大学生〜若手社会人くらいが続々と集まっていく
バス2台に乗り込んだから、60人くらいの参加者
バスの座席も決まっていて出発
どうやら、近くに座る4人が2泊3日を過ごす私のチームらしい
年上男子3人+私の4人
自己紹介からはじまり、チーム対抗のゲームをしながら目的地へ向かった
到着したのは、雪が降り積もる宿泊施設
まずは、就寝して、朝早くからチームで動く
目をつぶって、前の人の肩を持って進み
「せーのっ!」で振り返り、目を開けると、
雪原に大きな大きな山がチーム分並んでいた
「私が【村長】だ」と名乗る人が現れ
「今から、このチームは家族。家族で協力して【かまくら】をつくってください。
村をつくろう!夜はかまくらの中で美味しい美味しい鍋をたべよう!」とのこと。
バスの中で、さんざんチーム対抗ゲームをしていたから
すでにチームメンバーとは打ち解けていた
■ムードメーカーのるぱんは、ずっと明るく楽しいお調子者
■冷静かつ、的確なごっちんは、るぱんにいじられながら、それをかわしたり受け入れたりすごく上手で、その掛け合いが楽しかった
■イケメンきむちんは、言動がかっこいい。男性の中でもリーダーになれるような雰囲気で、でも今回は、るぱんのようなお調子者がいるから、リーダーポジションはとらず、バランスをとっていた
そんな3人にすっかり可愛がってもらって、妹のようにしてくれて、とても居心地のいいチームだった。
ひとり1本ずつのスコップが渡されて
ひたすらかまくらづくり
途中で本気の雪合戦
本気のソリレース
お昼ごはん
ひたすらかまくらづくり
チームがものすごく楽しかったから、とにかく楽しい時間だった
1日中、人が入って食事がとれるほどの大きさのかまくらをつくって
ついに鍋を食べる時間!格別ごはんだった!
この非日常な1日があっという間で、ものすごく楽しかった
チームを家族と呼び
村長がいて、村をつくっていく
自分たちの家をつくり、完成したかまくらで鍋を食べる
雪の中での日常をつくる
非日常な1日
そこから気づく大切なこと
イベント前に届いたこの言葉が
1日を通して体感し、身に沁みた
達成感と心が満たされた感でいっぱいだった。
宿に戻ると、飲み会
お酒を飲みながら、色んな場所で、いろんな語り合いが生まれていた。
この日の私は、イベントマジックにかかってたからか、
何も気にせず、まっすぐな私で、その場を楽しんでいた。
モテるとか、モテないも気にしてなかった
というか、4人ていう少人数のチームで、かつ女子は私だけだったし
年下なのもあって、特別扱いされていたんだと思う。
それが心地よくて、比べる相手もいないし、
チームはお互いのことを尊重して信頼していた1日を過ごして
心は満たされて、安心していたんだと思う。
他のチームのことも全く気にならなかったから
飲み会で初めて話す、見る人も多かったけど
安心な場だったから、いつもだったら警戒心が強い
はじめましての空間も、楽しく過ごしていた。
この宿泊イベントの参加がきっかけで
新しい交友関係が増え、大学4年の1年間は、
このイベントを通して出会った人のイベントに参加したり
自分がスタッフになってイベントを企画運営する側になって、
大学生活最後の年を思う存分楽しんだ。
さらに、この飲み会で何気なく語り合った
1個上の男性から、イベント翌日に告白をされた。
完全無防備の私だった時間
何も気にしてない、そのままの自分を見て、話して私に興味をもってくれて
そんな私と付き合ったら、楽しそう!と伝えてくれた。
私は、片想いに終止符を打ったほうがいいと頭では思っていたので
こうやって、そのままの私を見て興味を持ってくれた嬉しさと、
告白をしてもらった嬉しさもあって、お付き合いすることにした。
(つづく)