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冬の荒川キタローハウス(および地域ネコの観察)

最近つぶやいたこのふたつ、

ともに地元荒川の風景なのですが、自分で描いていて当方気になってきた。

夏の間一杯写真に撮ったあの渋猫たちは、冬、いったいどこでどうしているのであろうか?

なにしろ冬はちっとも姿を見かけないのです。寒いのを我慢して早朝川に行っても見かけない。暗くて見つからないだけかもしれませんが、ハテどうしておるのだろうか?

というわけで、当方、昨日も曇天の寒空の下をノコノコ川まで出かけました(閑人である)。

(ノコノコ…)

到着。

舗装道路はジョギングやサイクリングで少ないながらも人通りがあります。昨日も舗装道路を外れてアシ(アシスタントではなく、ほんとの葦)を分け入って見ますと、むむ、何か見えます。

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あの四角いのはなんだ?

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エサを置く箱ですね。

ははあ、なるほどこれで渋猫、もとい地域猫にご飯を上げているわけですか。当方散歩中も、地元ボランティアと思しき方がドライフードを継ぎ足しに来られていた。

気をつけてみるとこれがけっこうあるのですね。

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夏の間、オヤブンたちがいた付近にもありました。ただこの箱はあくまでエサ箱で、ここで寝起きしているわけではなさそうです。

注意深く見ていると、この食堂、けっこう利用されている。

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(食事中にカメラを向けられ、当方を睨む新顔くん)

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(「見られていちゃ落ち着かないぜ」とばかり場所をうつろうとする新顔くん)

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途中、落ちていた木の枝で遊びだしてしまう新顔くん

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「別にいいだろ!」とでも言いたげな新顔くん。決まった。君の名前はウッディだ。以後よろしく)

ウッディの縄張りから少し西に向かうと、件のキタローハウスがあります。

ちなみに上からとってみると、こうなっておる(._.)

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あからさまにこんもりしております。

護岸工事の資材置き場、その裏にあるんですね。別に立ち入り禁止ではないですが、まあふつう行かないとこです。近づいて横から見るとこう。

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うーん、ナイスだ。

さらに内部をみあげるとこんな感じです。

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ちょっと住みたい(._.)

といって、この辺の足場は枯草、アシでガサガサのデコボコであります。こんなところではとても…

ん。

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…アシの中になにか茶色いものが。

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うごめいておるが…

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やはり、渋猫でした。

ははあ、ネコはこのアシをものともしない、というかこの

アシの内部で生活しているらしい(._.)

暖かいんでしょうかね、やっぱ。確かに風は防げそうだ。キタローハウスの中も若干暖かいですから(笑)

しかしこう見通しも効かぬ、足場も悪いなかでは、渋猫の中の渋猫、オヤブンを見つけるのは苦労しそうです。なにせ彼は大変用心深く、シャッターチャンスがあまりない男ですから…(いや、オスかメスか知りませんがw)

さらに西に行くと当方に

カラスの木

と呼ばれている木が突っ立っています。

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(これが「カラスの木」だ)

この木には、なにが気に入るのかカラス(およびスズメちゃん)が異常に住み着いています。

最初、知らずに近づいたとき

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こういう目に遭いました(^_^;)

ほんと、鳥が木に化けてるんじゃないかと思った。21世紀の東京でも、探せば妖怪にあえるもんですね。

(カラスが子育ての時期にはマジで近づきません、イノチの危険があるw)

しかし木はいっぱいあるのに、なぜここに人気が集中するのか謎である(._.)

この木のあたりまで近づいたとき、後ろの方でガサッと音がして、

見覚えのある顔が!

あまりにもすばやくて写真に撮れませんでしたが、忘れられない迫力フェイス

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ミケマサです。

彼(たぶんメスですがw)がいるなら、きっとオヤブンもこの辺にいるでしょう。夏は舗装道路近くに居を構えていたオヤブン一家は、アシを刈られてしまったためにより川に近い、除草車の入れない地域に引っ越していたようです。

とにかく、たくましく無事な姿を一目みられて当方安心いたしました<(_ _)>

それにしても、外出自粛で遠出も出来ない東京ものにとって、川と渋猫は本当に心のオアシス…というか、運動・健康のモトですね。

ありがとうミケマサ。おかげで3時間も歩けた(笑)


というわけで、荒川の渋猫は冬でも元気なのでした。

お粗末様でした<(_ _)>


(追記)

浅野さんの記事にもありましたが…

渋猫も箱が好きなようである(._.)

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(しかし箱に収まりながらこの眼光w…)

野外では雨のたびに箱が崩れてしまうでしょうな。家猫は思うさま箱に収まることができて、その点実に幸せではあろう(^^)


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梅熊大介
たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)