ないんですねー…単行本の2色!
昨日あげた2色の練習4コマ、『マナブと番長2Let Me Buy』、
あ、未読のかたこちらからどうぞ↓
どうぞったって例によってもう全部見えてしまっているんですが(^_^;)…
画像につけたコメントとかも一応あります<(_ _)>ちなみに表題は「もらおうか」を英訳しただけですw
これがありがたいことにオススメ入りしたようで、
アドバイスいただいた方々に重ねてお礼申し上げます<(_ _)>ありがとうございました。
漫画描くフォロワーさんたちに加え、プロのベテランお3方から助言をいただいてしまったのでこりゃヘタなものは描けない…と思っていましたところで、結果が出て嬉しく思います。引き続き練習していきたいと思います。
まだ茶色が使えてないし(._.)…。
ちなみに最初から難しいことはしないで、赤と黒は濃い(50%)薄い(20%)の使い分けだけに留めました。レイヤーでこんな感じです。
薄い赤は肌色、濃い赤は実際に赤いものに。
薄い黒は62番、濃い黒は65番の感覚で影に使いました。
トーン作業が黒塗りに変わっただけです。時間もモノクロとあまり変わらず、これなら量産できそうでした。
今回はカケアミを抜きましたが(質感として必要な場所がなかった)、重くしたいときはガクランのハイライトなどに使ってもいいかなと感じました。
で、ここからは資料編。
壁一面から押入れまで本で埋まっている我が自室、2色も探せばあるだろうと思っていましたが…ないですね、本当にない(^_^;)。
けっこうマジメに探してこれだけでした。
たったのこれだけ!
(同じシリーズのものは1冊だけにしてますが…)
このなかから「実は俺も2色原稿の資料を探してるんだ…」という方のため(いるのかそんな奴)に、いくつかピックアップしてみたいと思います。
一番手に入りやすく、参考になるのはコレでしょうか。
正規のナンバリング作品ではありませんのでご注意ください。4色も2色もごっちゃくたに入ってますが、子供向けだけあって線はスッキリ少なく、色の表現はシンプルなのに多彩です。キャラクターを目立たせるのがほんとに上手だなあ…(大巨匠に向かって何をいうのかw)と改めて感心致しました次第です<(_ _)>
これ一冊あればひとまずいいのではなかろうか。
お次は
『キン肉マン2世』です。これも手に入りやすいですね。
最初のほうだけですが、雑誌(プレイボーイ)に載った時そのままの赤黒2色がちゃんと掲載されています。これは嬉しい。というか、できるんならふつうのジャ○プコミックスでもやってくれよと思いましたが…。
普通のコミックスだと薄墨みたいにぼやけちゃうあの色がちゃんと赤く出ています。ゆでたまご先生は「トーンの上から塗る派」のようですね。マンガっぽい雰囲気が濃厚に出ていて、懐かしいような効果。好きです。
ほい次。
これも最初のほうにカラーページがあって、その4色が激しくスンバラシイ上にお話がべちゃくちゃ面白いので、
2色とか関係なく買った方がいいですよ
とお伝えしたいのですが…。まあそれはいいとして。画像の8巻は最初のカラーページを意図的に2色で描かれているようです。薄茶色を中心に赤と黒。本来4色の出る印刷なので2色の直接の参考にはならないかもですが、まあほぼ2色でこんなにできるかね…とタメ息がでてまいりまする<(_ _)>
あまりまじまじ見つめるとかえってやる気がなくなるかも知れないwのでそこだけ注意、ですね(^_^;)
ほい次。
いわゆる子供向けのムック本です。
別に『鬼太郎』に限らなくてもいいのですが、これは2色印刷の多い分野ですね。ちょっと古いものなら2色に出会えると思います。水木先生は茶色をよく使われる印象で、よくこれでメリハリがつくなあと不思議です(^_^;)
子供向けとあなどらずなんでも買っとくもんですね。
こういう時に役に立つ(._.)
…なんでも取っとけという意味では次が極め付け、
『うる星やつら』で英語を学ぼうという珍品です(笑)
この本、まだ売ってるのだろうか…w
漫画本編(セリフが英語になっている)を左に、セリフの和訳が右ページに載っているというたいへんためになるマンガ…いや教材ですが、ご丁寧なことに
マンガ部分が2色に塗られております(._.)
…誰が塗ったんでしょうね…。
またセリフは横書きに、効果音も手書きで描きなおされています。この本のためにけっこう労力がかかっている、レア作品ですね。ちなみに当方はこの本で効果音・ポイッは「POP!」、モグモグは「GULP GULP」であることを覚えました(笑)どうでもいいですが今読み直してみたら涙がこぼれる・ポロッは「DRIP」だそうです。動詞そのままじゃねえかw。
…ながながと紹介してまいりましたが、要するに
こんなモノまで引っ張り出さないと2色がない
ということです(ー_ー)…
むしろここは古いマンガの健全な保管場所である、例の「マンガ図書館Z」を頼るのがいいかもしれません。
ここで古いマンガに根気よく当たっていけば見つかります。スキャンした媒体にもよりますが、単行本未収録で雑誌から復刻している場合『キン肉マン2世』同様の2色を見ることができます。
ひとつ例をあげさせてもらうと、
これなどは全編2色ですね。…オシャレでかわいいですよw
それにしてもこう2色の紙の本が少ないとなると、こんどから見つけ次第保護しなければという気になってまいります。
またウチに本が増えそうです…。
お粗末様でした<(_ _)>