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早めの熱中症対策を…(介護ネタです)
こう、介護のコラムをね。何年も描いておりますと。
これ毎年描いてるなということの順繰りであったりする(._.)
創造性を尊ぶモノカキとしては忸怩たる思いもあるのですが、まあ夏は毎年暑い、カゼは毎冬流行る(マスクの徹底していた去年だけは押さえられましたがw)のがいけないんで、同じようなことを繰り返しても勘弁していただきたいのであります。
さらにいえば、毎年言っても忘れるのがまあニンゲンではある(^_^;)
自戒を込めて、熱中症にかんするコラムを転載してみましょう。
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その69 汗よ、今年もありがとう
今年は残暑らしい残暑(※2018年初出)もなく、酷暑も早や思い出からも消えつつありますがw・・・忘れないうちに、私、ひとつザンゲをしておこうと思います。
唐突ですが、私は大汗かきです。
よって、自分の汗が大嫌い。「ダラダラとみっともない、臭いはする、服が濡れてキモチワルイ・・・汗なんか出なけりゃいいのに!」とずっと思って生きてきました。同感の方も多いことでしょう。
だいたい、汗は健康のしるしとか、代謝が良いとか、身体を冷やしてくれるとかいいますが・・・かいてもかいても暑いものは暑いのです。もともと造りの粗雑な私の顔が不快感に歪み、通常時でも「なに仏頂面してんの?」と言われる始末。これを夏の悲劇と言わずして何と言いましょう。
運動を始めてからさらに汗かきになりました。
そんな夏のある日。日課のジョギングにでかけました。川沿いはうだるように暑く、地元のおじさん、おじいちゃんには上半身裸で歩いている人もいます。
5キロほど走っての休憩中。あまりの暑さと背中に貼りつくシャツの不快感に業を煮やした私は、人目につかない木陰に入っておじさんたちのマネをしてみました。即ち、シャツを脱いでみた。
するとどうでしょう!
ダラダラと気持ちの悪い顔の汗が、いっぺんに引っ込んでしまったのです。疲れの回復も普段よりずっと早く、吐く息まで冷えたよう。頭まで冴えてきました。
「あ、汗はこうするのが正しいんだ・・・」と瞬時にしてサトリました(苦笑)。
いわずもがなのリクツですが・・・汗は外気に触れ、気化するとき冷えます。人体でもっとも汗をかき、表面積が大きいのが背中と胸です。ここがせっかく汗をかいているのに濡れたシャツでフタをするから気化できず、頭や顔にまでムダに汗をかくわけです。つまり脱げばいいわけで、単純明快この上なし。
それにしてもなんという爽やかさでしょうかw。クーラーなんか問題になりません。
数分後すっかり回復した私の身体は、自動的に汗を止めました。我ながら高性能なラジエーターではありませんか?
長年、汗を「誤用」し、汗を恨み、文字通り「濡れ衣を着せていた」私はこの時トルストイのごとくザンゲし「汗よ今年もありがとう」と初めて感謝の言葉を捧げたのでありました。
・・・といって、急に「今日から上半身裸で生きるぞ!」というわけにはもちろん行きません(笑)。法律とか社会通念というものがあります。だいいち恥ずかしい(だから何年も何年も気がつかなかったわけですが・・・)。
大事なのは「背中、胸を外気に当てる」「汗を気化させる」という点。ゆるめの服を着るとか、目の粗い繊維を選ぶとか、タオルのほか扇子・団扇を使うとか、そういうことですね。
汗をかくことができるのは、人間と馬だけ・・・だそうです。(カバも汗をかきますが皮膚の保護のためで、体温調節ではないとのこと)
この優れた機能を「誤用」していたのはまったく不明の至りでありました。
・・・汗かきもまあ、悪くはありませんw。
(追記)
して、どういう服装なら汗の機能をジャマしないか?マジメに考えてみました。
・・・少なくとも夏だけは、このスタイルが復活してくれないかと熱望する私です。
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介護コラムというのは描いていると、結局のところ
高齢者に危険なことは大体みんなにもキケンである
という結論になりがちです(笑)
健康な若い方も大いに気をつけていただきたい、特にまたマスクの夏になりますからね…(^_^;)
(こんなのも描きました・去年)
…どうでもいいけど、どうせ当方の顔なんぞ誰も知らないんだからウソでもいいから
もっとイケメンに描いたほうが介護情報の普及になるのでしょうか(._.)
…ウソのつけない自分の性格が恨めしいです<(_ _)>
そう、当方はこの自画像のとおりの顔をしているのですが、見ての通り中年男性にしては髪の毛が長い。これも熱がこもる原因になりますね。マスクも相まって、脳や顔に熱ダメージを蓄積するとこれも実によくないのですが…。
といって、いきなり頭髪を無に帰す度胸もない。
ただ冒頭のマンガの通り汗で髪の毛が濡れるのもフケツっぽくていやだと思っていたら、ヨメさんが以下のような案を出しました。
わかりますかね。髪の毛を一回持ち上げて、後頭部のでっぱりのあたりまでカリアゲる。で、持ち上げた毛をたらせば見た目は同じで髪の毛の量が減る、熱も逃げやすくなる。
って、たいそうなことみたいに描きましたが、床屋さんでは近年、普通にやる切り方だそうですね…。
当方もう10年もヨメさんにアタマ切ってもらっているので、そういう技法があることを初めて知りました(^_^;)
そうときまれば、早速バリカンを買ってこよう。おお、安いのがあった。
ディスカウントストアで2000円弱。家庭用のバリカンも安くなったものですね。
…ん?
これは。
まぎれもなく。
(前野曜子さんの声で♪)
…どうも先日から、コブラづいている当方の周辺ですが。ちょうどいい。このサイコガンでもって、当方の後頭部もきれいにかりあげてもらいました。
これがまた、ヒジョーに涼しいです!(^^)
見た目はホントに変わらないのですが、髪の毛と地肌の間に空間ができたので汗が髪の毛にくっつく前にちゃんと気化するのですね。髪の毛がベタベタ濡れてみっともないのもだいぶ防げますね。
夏、いきなり全体をクリスタル・ボーイ(通称クリボー)にすると、
強い日差しが直接地肌に与える影響や、かえって熱中症を招きやすくなるなどのリスクもあるそうです。髪の毛の調整も、こう少しづつなら体の負担も小さそうですね。
当方は非常にコレ満足です。
今年の夏は、かつてない涼しさで過ごせそうで嬉しかったので、記事にさせていただきました。
・・・ではどなたさまも熱中症にはご用心をば、お粗末様でした<(_ _)>
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![梅熊大介](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/26653917/profile_d53589dfe00a79ff1753acf19808ac0a.jpg?width=600&crop=1:1,smart)