ほんとにラクだった(薄墨トーン化)
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ご報告が遅れておりましたが、以前、墨や筆のことをお伺いしたときにおススメであった日本画用の筆、とどきました(^^)
画像上は、
浅野さんオススメの「則妙」でございます<(_ _)>
ふっふっふ…これで道具だけは
有名ゲームグラフィック絵師と同レベル(あくまで道具だけ)
といえましょう。まあコレ使ってる人は全国に何千人もおられると思いますが…(笑)おすすめのいい筆ですからね。
下のは東京名村大成堂・謹製「東紅」です。
夜中寝ぼけて、間違えて買いました(._.)
でもまあ、予備というかなんというか、2本くらいあってもよかろう。薄墨は水用の筆もいることだし…。
と、いうわけで、
山マンガの仕上げを薄墨のトーン化で進めております。手順は以前の記事の通りです。
どうでもいいけどこの記事、最近の当方の記事で一番伸びがいい。
みんなそんなに手書きでトーンがやりたかったのですか。早く言えばいいのに。
実際のマンガに本格的に導入するのは初めてで、最初は戸惑いもありましたが。夕方過ぎに慣れてきました。で、結論。
薄墨トーンは、早い。
これはある1ページのトーン部分です。右下はなんとなく「人物の影かな?」とわかると思います。こんなのをちょちょいと塗るだけなら慣れない当方でもすぐにできまする。
これを原稿に乗っけて、
セリフを打ち込むついでにちょいちょいとハミダシなどを修正するだけ、です。
アナログトーンを切る、削るより、ヒジョーに
身体が楽だ(笑)
特に広い範囲のトーンを削るのはちょっとした苦行と言っていい肉体労働ですが、墨を大きく塗るだけなら
まったくどこも痛くありません。
(…といって、いまこの画像を見て何の話か分かる方がどれくらいいるのか、当方非常に不安である(._.))
今回は山の話で、自然物が多いです。
アシ時代はもう「ページ全体的に61番を貼って念仏を唱えながら光を削る」という、うっかりすると三昧境のサトリを開いてしまうような作業でしたが…。もしこれアナログトーンでやってたら、先日見てもらった肩が冗談抜きで悪化していたでしょうね(^_^;)
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本日は10枚ほど仕上げました。仕上げだけなので、薄墨が早いとはいえあせらずじっくり進めたつもりです。
で、これ削るより楽しいですね、やっぱり。塗るほうが。描いてる気がして。
あしたも楽しく薄墨塗っていこうと思います。
ではお粗末様でした<(_ _)>
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…どうもこう進捗報告だけだと、ギャグの一つも入っていない記事では申し訳ない気がしますねえ…。
オマケ。
スマホアプリで動かした渋武士の顔(._.)でもどうぞ…
もひとつ。
…こんどスキリアクションにでもいれましょうかね。
ではお粗末様でした<(_ _)>