他人様の下書き記事を紹介してみましょう
前回の下書きマニアに贈る記事、たくさんのご購読をありがとうございました。世に下書きマニアの種は尽きまじ。当方も大いに意を強くした次第でございます。
気をよくして、他人様の隠れたる(別に隠してはいない)名下書き記事を紹介いたしたい所存であります。ご安心ください、今回は無料(紹介記事なんだから当たり前だw)でございます。リンク集としてメモられるがよろしかろう(._.)。
ん、なに、他人のふんどしで記事をでっち上げてはならぬ?…スミマセン、ではパソコンの中に眠っていた当方の『拘縮を予防、改善する介護技術』(中央法規出版)のネームでも、合間合間に挟んでいきましょう。どうぞご勘弁を<(_ _)>。
まずはプロもプロ、大ベテランの久保マシン先生。
思えばこの記事を読んで「お、プロの下書きだ、ラッキー」と思ったのが始まりであったかも知れません(._.)。ペラい紙を使ってるとか、アナログとデジタルで変わったこととか、大いに共感するところがありました。
…どうでもいいですがくぼちー先生はキャラの下書きをほとんどしてません(笑)よくあれで丸っこい顔が描けるもんです…(^^)いろんな人がいますね。
(合間のオマケ1)
(『拘縮』2章のトビラです…しかし当方もいい加減なネームですね…)
次はアナログ派必見・ひとわけいぶきさん。
絵もキレイですが、机もキレイです(笑)
画材も整理されていて、細かい作業にお強い性格を表されているような感じを受けます(当方の机の上は画材のほか、ラジオや貝殻やセミの抜け殻などがのっている(._.))。
たいへんボリュームのある記事ですので眺めるだけで「ほほう、こんなに丁寧にやってるのか…」と感動ものですね。余談ですが「カラーイラストなのにマベタ(真っ黒)を使う」この画風がマンガっぽくて好きです。イラスト専門の人は真っ黒はあまり使われないそうで…。
(合間のオマケ2)
(2020年にもなって「ビリーズブートキャンプ」のネタはどうなのだろうと思いましたが、監修者にバカウケだったので描きました)
3つめはモノクロイラストを多く手掛ける、高石アサオさん。
下書き好きがいると聞いてアップしてくれたそうです、嬉しいこと(^^)
ご自身では特徴がないかもと仰いますが、特徴だらけですw
たいへん丁寧に下書きされていること(ペン入れは「なぞる」作業になりますかね)アタリの線がほとんど見えずいきなりデッサンされていること、線の太さまで下書き段階で描き分けていること(ほとんど完成に近いのでは…)などなど。
緻密な絵を描く方はやはり下書きからして違うワイと当方感心しきりです。
ちなみに高石さんはマンガも描かれる。器用な方です。マンガの時はどの程度下書きされるのか、ぜひそっちも拝みたいものですw。
(合間のオマケ3)
(介護技術のマンガなのでとてもセリフが多く、絵をいれるスペースに悩みました(^_^;))
4つめ、イラストエッセイの黄色ネジさん。
毎日、カラーイラストを上げておられる。線画はアナログ、着色はデジタルだそうです。アナログ線画の下書きも毎回いっしょに上がっているので見比べると楽しいですぞ。
最近はキャラクター系のカワイイ絵柄が多いですが、実はおきゃんなセクシー系も描かれます。おきゃんって死語か(._.)
…しかし毎日一枚(手のかかるものは数日かけて)はホントにスゴイと思う。これがもう何か月も続いているのです。静かな偉業ではなかろうか(._.)
ムリせず頑張っていただきたい<(_ _)>です。
(合間のオマケ4)
(大好きな『あ○たのジョー』ネタを。ペンを入れたら思ったよりそれっぽうくなってしまったので、出版社を通して御大に「絵柄をお借りしてスミマセン」のお手紙を出しました(^_^;)…申し訳ないことに後日お返事のお葉書をいただいてしまい、末代までの家宝であります<(_ _)>)
5つ目は今絶賛執筆中の三上裕喜さん。
アナログ派(デジタルも使うようですが、基本)なので下書きも紙です、写真で楽しみましょう(._.)。この方も変わってる…というか、この段階で背景の下書きはしっかり入れるんですね…。視覚イメージ先行派でしょうか。交通法規のマンガだけに状況説明の背景が重要なのかも。
三上さんは貴重なセミカラーメイトでもあるので、完成原稿が上がったら2色技を盗んでやろうと手ぐすね引いて待っているのは内緒であります(._.)(技術泥棒ジャミルと呼んでいただきたい)。
どうでもいいんですが、コピックで塗るなら証券用インクで描くのでしょうか、コピーして塗るのでしょうか。興味は尽きません。
(合間のオマケ5)
(「肩甲骨を開く」という表現がわかりにくかったので、「両手ぶらり」を出したのですw)
最後はおなじみの阿北ボタンさん。
あ、マンガの人の下書きだ、って感じがしますね(^^)
完成原稿がいっぱい載っているので見比べるのにも事欠きません。他の記事も見てみて下さい。阿北さんもアナログ派、アナログ派がたくさんいてくれて当方は嬉しい。自分もまた紙に描きたいものです(趣味では描きますが…)。
着色は水彩に色鉛筆という渋さです。色を混ぜるのがお好きなようで、繊細な感じに仕上がっておりますぞ。当方も色鉛筆は好き(というかそれしかできない)ので「ほほう、こうやるのか…」と折に触れ盗んでいるのもこれまた内緒であります(._.)。noteは色塗り技術の南エスタミルです。
完成品の超美麗カラーイラストより、やはり下書きから見せてもらったほうが「なんとかマネできるんじゃないか」という勘違いを抱かせてくれます。所詮勘違いで苦労はするんですが、この最初の勘違いがないと一歩も進めない(笑)のも事実ではある(^_^;)。
(合間のオマケ6)
(誤用と廃用の違い、反響の大きかった箇所です。監修者も熱が入ってます)
番外・ゲームのイクシール森田さん
ざざっと描かれたドット絵(ドットだけど等身の高い、簡易イラストのようなキャラクター)をアニメーションさせる記事です。
これも制作過程、いわゆる下書きみたいなモノですね。
それにしてもものすごい絵の達者な方である(._.)他の記事も見てください、まずイラストでも食える方とお見受けします。
ゲームも超美麗CGが動いてるより、こういうラフを見せてもらうと楽しいですね、動きのほうに集中できて。
(合間のオマケ7)
(2章のラスト、当方のイスも同じ状態です(^_^;)w…)
といったところで下書きマニアの皆さん、ご満足いただけましたでしょうかw。
…今気づいたんですが、当方の「創作のマストアイテム」はこれですね。他人の下書きw。
いつもなら「お粗末様でした」で終わるところですが、他人様の記事を出して「お粗末」はありません(笑)例外的に別の言葉で閉めておきます。
おあとがよろしいようで…<(_ _)>