楽器記念日。
息子の小学校には
部活が3つしかない。
サッカー部、バスケ部、それから金管バンド部。
部活は入りたい子だけがやればよいので
帰宅部の子も多い。
上の姉は
「部活なんてやりたくない!遊ぶ時間がなくなるから。」と言ったので帰宅部だった。
なので弟のほうも部活しないかも、と思っていたのだけど
金管バンド部に入ろうかな。と言い出した。よかった、ーーなんでもやってみるのが大事だから。と思ってわたしのほうも喜んでいたら
数日過ぎてから
「やっぱり入らない。金管の先生、めっちゃこわいんだって。間違えたら怒られるんだって。」
と顔を曇らせた。
ああ、こりゃダメかもなと思いつつ
1回体験に行ってみて
嫌なら辞めたら。と言っておいた。
体験の日は数日あり
1日選んで参加する方式だった。
体験に行って
ただいまーと帰ってきた
そのときの息子の顔。
すごくいい顔だった。
満足した、たのしかった顔。
なんの楽器を選んだの?と聞いたら
えっと、なんだったかな。大きいの。
アがついた気がするけどフォンっていうのだった。
と嬉しそうに話した。
僕が1番上手で
みんなが拍手してくれたんだ。
教えてくれた女の子が
優しかったんだ。
部活バックが必要で
タオルと楽譜を挟むファイルがいるから買ってきてね。
とも言われた。
フォンのつく名前の楽器がぜんぜん思いつかず、スマホで検索したものの該当なく。
片っ端から
これは?と聞いていって
やっと判明したのは
アルトホルンでした。
アルトホルン記念日✨✨
アルトホルンがどんな楽器なのかわからず
調べると
どうやら中学校や高校の吹奏楽部などでは
まずアルトホルンは
ない。とのことが判明。
英国の金管部などでしか
パートがないとのこと。
それを知ったとき
わたしはちょっと残念な気持ちになった。
どうせなら、今後も演奏する機会の多い楽器のほうがいいと思っていたから。
しかし息子にそのことを伝えると
「え!それってレアってこと?すごくない?」と喜んだ。
なんと前向きで素直な発想✨
大人は先のことを考えたり
近道しようとしたりしがちだけど
そういうのよくないな、と反省。
アルトホルン、いいのを選んだね。と息子と喜びあうことに決めた。
問題は
練習するからアルトホルン買ってほしい。
と息子が言ったこと。
小学校しか使わないであろうアルトホルンを購入しちゃうのは
だいぶ勇気がいるなぁ。
トランペットなら
実家にあったんだけどなぁ。