なんかどうでもいい、と思った瞬間うまくいく件
ここ10年のあいだ「なんかどうでもいいなぁ」って思った瞬間、うまくいくことが何度も起こった。
一つ目は婚活
20代の頃の私は、人生の目標を
「20代後半で結婚して、出産して、
子供二人作る」
これを大きな目標にしていた。
この人生最終目標を達成するためにすべてのスケジュールを逆算し、その時を迎える準備をしていた。
そんな想いで生きてるもんだから、それはそれは重い女と化し、せっかく好きになった人も超ヘビーな私にドン引きしてあっさり振られた。
毎日涙を流し、もう人生終わったぐらい思っていたけど、
そのうちどうでもよくなった。
開き直って、一生独身でいいや、と思った瞬間。今の旦那が突然現れ、知り合って3か月で結婚した。
付き合って3か月ではなく、知り合って3か月。
だからほとんど付き合うという期間がなく、正直旦那が何者なのかわからないまま結婚した。
母は「付き合うのは結婚してからにしなさい。うまくいかなかったら離婚すればいい」
義母は「占いの先生がOKと言っているから結婚OK」とのことで満場一致。
よくわからない人と結婚したが、今年で結婚9年目、おかげ様で2人の子宝にも恵まれた。
ちなみにどうでもよくなったきっかけは、もう結婚の二文字しか頭になかった時、結婚相談所に登録しに行こうとして、ファイルに並べられた男性たちを見せられたとき。
私もこんな感じでファイルに並べられるのかな、と思ったら、どうでもよくなった。
二つ目は仕事。
私は広告運用という仕事に強い興味を持ち、勉強にかなりのお金を投資していた。
どうしても、この仕事がしてみたい。と思っていた。
その時は気合十分。片っ端から営業してやるぞ、くらいの勢いで鼻息が荒かった。
でも、だんだん広告運用の仕事の全貌が明らかになっていくうちに「あれ、これ向いてないんじゃ、、、?」という気持ちがでてきた。
私がこの仕事をする意味。価値提供はできるのだろうか、と。
そのときあっさり「ないな」と思ってしまった。
これは私がヘタレという説もあるが、本当にどうでもよくなってしまったのだ。
学習に大金を投下したが、あきらめは人一倍早い。
しばらく海外向けにオンライン秘書をして、その仕事がそこそこ楽しかったので「よーし、もっとゴリゴリ仕事とるぞ!」と気合十分だった時、報酬未払い事件が発生(結局未遂に終わったけど)
異文化の壁に疲弊した。
これは、今一度、自分の仕事を見直す時がきたかな、と思った。
私は国内で案件を漁り始めた。
そんな時、ふと目に入った「広告運用」の求人。
募集していたのは、私が何年も前から追いかけていた企業だった。
社長のXもフォローしてたし、たまにいいねもしてたし、YouTubeは立ち上げ直後から見てたし、セミナーにも何度か参加したことがあった。
(ちなみにこの社長さんにフォローいただいている)
「こ、こ、これは、、、、応募するしかない!!」
久々の国内案件でそわそわしてたけど、会社への愛を伝えたら採用してくれた。
そこからもう一社、広告の業務委託が増えた。
感覚としては、ふっと余計な力が抜けた瞬間、いいご縁がすっと入ってきた感じ。
きっとこの「抜け感」が大事なんだろうな。
ではどうやったら「抜け感」を出せるのか。
たぶんそれは「狙いすぎない」ということなんじゃないか、と思う。
「稼ぎたい」
「モテたい」
「痩せたい」
「SNSフォロワー増やしたい」
人間にはいろんな欲望があるけれど、
こんな欲望はがーーーーっと熱くなって、どうでもよくなって、ふっと力が抜けた瞬間、すっと入ってくるものなのではなかいか。
心から欲望に正直になる、やら
とにかく強く念じるなど、
いろんな考え方があるけど。
私の場合は気合入りすぎたら、手ですくった水みたいに、指の間を通り過ぎてしまうような気がする。
基本人生思うようにいかないものなので、
3年は腰据えて、自然体で取り組めたら、それは大正解ということで、
いい感じの抜け感、でるんじゃないかな、と。
すぐに結果を出す必要なんてない。
今、とても自然体で、ストレスも少ない状態。
やりたいことに取り組む環境は、整えることができたから、
そろそろ本気出して滑ろうかと思う。
そして、仕事に追われて時間の余裕ない時にこんなnoteつらつら書きたくなっちゃう不思議。なんでだろ。
引き続き、ド滑りする様子も書いていくね。