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物持ちが良い に憧れて
「物持ちがいい人は、人を大切にできる人」
という言葉を聞いてから物持ちがいい人になりたいとずっと思っていた。
幼い頃は、クラッシャーですぐに物を壊してしまっていて、いとこの家に行って2回続けて物を壊したときの罪悪感と怒られる恐怖感をいまだに覚えている。
逆に、クラッシャーは人を大切にできないのでは?と考えて、ものに触らないように注意している時期もあったくらいだ。
ただ、ものを壊していたおかげで治す力は上達した。
クラッシャーだった幼少期
では今はどうなのか。
キリンパジャマ 7年目
このパジャマは、高校2年生の時に当時の親友と柄違いで買ったものだ。「私が好きそうなパジャマを見つけたから一緒に買いに行こう」という誘い文句が可愛らしくて忘れられない。その親友は白と黒のゼブラ柄を買っていた。
”しまむら”でおそらく3000円くらいだったと思う。高校生にしたら、いい買い物だったし何よりお揃いがうれしくて、親が運転する車の中でギュッと抱きしめていた。
それから毎年冬になると履いているが、若干のびたりダマになってるくらいでなんの不自由もなく使いこなせている。むしろとってもお気に入り。
ぬいぐるみうめきち 20年目
これはおおよその年数ですが、小学校にあがる前から持っていたので、約20年前からの付き合い。
母が買ってくれたらしい。
ぬいぐるみが大好きだった私の家には、山ほど仲間たちが隠れていますが、このうめきちはずっとスタメンで机やタンスに飾られています。
年に何度か洗っていますが、なかなか色がしろくなりません。笑
こうやって年数を見てみると、高校の頃から使ってるものは割と多く、物理的に6年以上は経過していることになっている。
6年も経てば物持ちよくない!?人大切にできるようになった!??
という疑問にブチ当たるのですが、そもそも、人を大切にできる人ってなんだろう。
自分がどういうときに大切にされてると感じるかを考えたときに、1つの答えが出てきた。
どうやら、自分が渡した物や関連のある物を大切にしてくれている姿をみると、自分を大切に思ってくれてるなと実感できるみたいだ。
そして、その物には必ずストーリー、すなわち思い出がついてくる。
たぶん、これが答え。
人を大切にできるという言葉の本当の意味は、人との思い出を大切にできる人が、必然的に人を大切にできている。ということなのかもしれない。
いい学びだった。
では、また明日〜!