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マーケターたちが選ぶ、好きなマーケティング本30選

▶︎2020/10/27改訂

2018年に「マーケサロン」という少数精鋭のマーケターや経営者を対象としたオンラインサロンをやっていた際に、「好きなマーケティング本」のアンケートを取って、それをまとめた記事です。

1.森岡本:3冊

いきなり「ジャンルじゃない!」と突っ込みたくなりますが、とにかくマーケサロンのメンバーの支持者が多かったのが、USJをV字回復させた元P&Gマーケターの森岡 毅さんの書籍です。

特に、プロモーションを担当するのみではなく、プロダクトレイヤーから思考するマーケターからの森岡本の支持が高かったですね。

私も、「USJを劇的に変えたたった一つの考え方」は読んで、タメになったと記憶しています。確率思考の戦略論の方は「今の自分にはそこまで必要ない」ということで、存在は認知していましたが、読んではいません。上級者向きな気もしました。

マーケサロンメンバーから今のところ一番支持が高そうな書籍は「USJを劇的に変えたたった一つの考え方」となるので、読んだことない方は、ご一読をオススメします。

2.戦略:5冊

オーソドックスな戦略関連の本です。

私はこの5冊のうち3冊は読んでいて、残りのプラットフォーム革命や戦略プロフェッショナルもチラ読みした記憶があります。

この辺は、伝統的なマーケターの方々からの支持が高く、戦略とマーケティングの密接な関係を再認識しました。

3.戦略?:5冊

上記のオーソドックスな戦略本と比べると、具体的事例の書籍が多いですが、大枠で括ると「戦略論」な気がしたので、「戦略?」ジャンルとしてご紹介です。

フェイスブック本は2017年のものなので、読んだことがある方も多いかと思います。私も読みました。

個人的には、未読ですが「空気」の研究という本に興味を持っています。マーケティング=空気を売るようなもの、という考え方もできるので、「売れる空気をいかに作るか」は非常に重要な考え方だなと。

4.発想:4冊

オーソドックスな戦略論も重要ですが、その起点となるのが発想力だったりします。発想力を磨くのに良いであろう書籍がこの辺り。

上記書籍の私の書評。

上記書籍の私の書評。

マーケターにとって「最もコモディティにならないスキル」が発想力であり、実は私はスタートアップのマーケティングコンサルを10社近くやってきましたが、「SEO」とか「リスティング」「SNS」とかそういうジャンルのものは一切触れておらず、「企画」的な発想力を要求される仕事しか受けてきていません。

そもそも、クライアントが私に期待するのが、そういう領域なんでしょうね。なので「発想力を鍛える」のは日々重要であると感じています。

5.PR:5冊

PR的な考え方の全体感を把握できるものを主に紹介します。

6.デジタル:4冊

この辺はプロモーション戦術的な話ですね。この領域にめっぽう強い人もいるので、必要性に応じて、把握しておきたいところ。

7.心理学:2冊

マーケティングで戦略レイヤーというよりかは、発想と同じようなレイヤーで心理学も重要かと思います。

8.その他:2冊

どこにカテゴリーしていいかわからなかったので、最後に入れておきました。

以上、30冊のご紹介でした。

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梅木 雄平
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