備えながら、日常生活を送るために
宮崎・九州地方の皆さま
不安な夜を過ごされたことと思います。
そして、
南海トラフ地震臨時情報が気象庁より発表され、
不安な気持ちと共に
「どうしたらいいものか…。。」と
途方に暮れる中で、日常生活を続けるために
スンと通常モードにスイッチを入れ
自分事ではないような感覚で
ニュースを眺めてしまう人もいるかもしれません。
また一方で、不安でたまらないので
なんとなく買い足して
不安を解消したくなるかもしれません。
こんな方へ、
不安から防災士の資格を取り
ドキドキしながら情報を読み漁るなかでの
少し気持ちが落ち着くかもしれない思考回路を、
よろしければお役立て下さい。
私自身、いろいろな防災アイテムを買って準備をしつつも
(発電機を車3台分、など)
日常生活と備えのはざまで悩ましさを感じる部分もあり
現実的に、どこまでどう備えたらいいものか…と
モヤモヤしておりました。
意外と家の中や日常の延長線上にも
使えるものや生かせるものがあったりするので
何があるかを確認して、
今あるものでどう工夫・応用できるかを
考えるのも大切かもしれません。
食べ物関係
手作りグッズ関係
耐震関係
出かける予定がある人であれば、
これからの予定と行動・通る場所などをイメージして
「重ねるハザードマップ」で重ね合わせてみます。
重ねるハザードマップ
いま、私は出雲にいるわけですが
出先での防災用と考えると…
出先での防災について
揺れたらどうなるかな…、
これからの研修は…
明日の朝以降に戻ることになっている…
などを想定してシュミレーションをしてみます。
新幹線に乗っていたら おそらく止まりますし
その間の電気があれば助かるのですが、
そうでなければかなり暑い中で待つことになります。
そんな時、これがあったらいいだろうなぁ~。
と思うものを
「こうなる可能性があるな。
そうしたら、こんな準備をしておこう」
というものを持ってみる。
(…例えば、多めの水分と
非常食になるようなものと歩きやすい靴と
充電くらい持っておけたら、
少し気分がラクになるかも。)
などなど。
南海トラフについては、
以前から言われていましたが
こういった形で情報が発表されるのは
初めてのことなので
これからしばらく、
緊張状態が続くかもしれません。
少しでも不安と無力感が減り、
工夫と勇気につながりますように。