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コロナ、失職、そして見つけた次の目標。「ランジェリーブランドを作りたい」思い立って1ヶ月半で取り組んだこと
こんにちは。うめ組ランジェリーです。
先日、「noteを始めて1ヶ月!」の通知が届きました。1ヶ月で公開した記事数、12本。7月は1.5倍の18本、という根拠のない目標を立てたので更新がんばります。
「ランジェリーブランドを作りたい」 思い立ってから1ヶ月半で取り組んだこと
ランジェリーブランドを作りたい、と思い立ってから1ヶ月半ほど経ちました。
いまコロナウイルスの影響で、困難な状況に追い込まれている人もたくさんいると思います。一方わたしは苦労して見つけた職こそ失ったものの、カナダ政府からの補助金で生活ができ、そして自分のために使える時間がたくさんある(むしろそれしかない)という恵まれた状況。
でも、「わたしは恵まれているのだから、もっと時間を有効に使わなければ、もっとできることがあるはず…」と焦ってしまったりもしました。そんな日々の中で、これまでにやったのは主にこんなこと。
▶︎ ブランド名、ブランドコンセプト作成
▶︎ 国内/海外の下着ブランドリサーチ
▶︎ ブランドの作り方についてリサーチ
▶︎ 事業の立ち上げについてリサーチ
▶︎ 国内/海外のOEM先探し→うち1社にTech-Pack作成依頼
▶︎ ランジェリーの作り方についてリサーチ
▶︎ Instagram/Twitter/noteのアカウント作成、更新
▶︎ デザインスケッチのための道具購入、Drawing
やったことというより、正しくは手探りで色々と手を付けたことです。
ランジェリー業界はもちろん、アパレル業界の経験・知見も皆無な私はすべてが初めて見聞きすることで、「これが分からない」と言うより「何が分からないか分からない」状態。
そんなど素人な私が今回ランジェリーブランド立ち上げを「やる」と決めたわけは、一つではなく、これまでやってきた仕事、出会った人、その人たちから聞いた話、すべてがつながっています。うまくできなくて当たり前、実現するかどうかも分からないけれど、挑戦してみようと自然と思えました。
「コネクティングドッツ」に半信半疑だった私
"Stay hungry. Stay foolish.(ハングリーであれ。愚か者であれ)"で有名なスティーブ・ジョブズのスピーチの中に、「Connecting the dots(コネクティング ザ ドッツ)」というキャリアに関するアドバイスがあります。
"You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future."(未来を見て、点を結ぶことはできない。できるのは過去を振り返って点を結ぶだけだ。だから、いつかどうにかして点は結ばれると信じなければならない。)─Steve Jobs
先を見通した将来設計ができなくても、今やりたいことを一生懸命やれば良い。そんなコネクティングドッツの考え方は、自分の5年後・10年後の姿を思い描けず、「今やりたいこと」をやってきた私を安心させてくれるものではありましたが、一方で半信半疑でもありました。
小さい頃から夢があってそれに向かって努力してきた人や、大学を卒業する時には自分のやりたいことや目標が明確になっていた人、そういう人には「どう頑張ってもかなわない」と思う部分もあったからです。
それに、いつまでも点と点がつながらず、ただの点で終わったらどうしたら良いんだろう、私のゴールは一体どこにあるんだろう、、、と思っていた(笑)。だけど、もっと大事なことを忘れていました。
終着点は重要じゃない。旅の途中でどれだけ楽しいことをやり遂げているかが大事なんだ。─スティーブ・ジョブズ
私がコネクティングドッツを語るなんて100年早いですが、今は以前よりもそれを信じることができます。自分の生きたいように毎日を丁寧に積み重ねたら、それが最終的には最高の人生になる。そう信じて、今後も自分がワクワクする生き方をしたいなと思います。
ロックダウンで、強制的に自分と向き合った
不謹慎と思われるかもしれないけれど、今回のロックダウンの期間がなけば恐らく「ランジェリーブランドを作る」という目標は生まれませんでした。それから、日本で働いて得たこと、日本で出会ってきた人、カナダの仕事でやったことと、カナダで出会った人。すべての状況、これまでの経験がつながって始まった。あの時あの人と知り合わなかったら、その人に出会うきっかけになったこの仕事をしていなかったら、その仕事を得るためにこの経験を持っていなかったら…と過去の点を辿ると不思議な感覚になります。
無職になり、すべきことがない、人とも会えない、外にも無駄に出られない、そういうありえない状況に追い込まれてあらためて自分の人生と向き合った。人生、本当に何が起こるか分からない。
日本を出発する時には予想もしなかった、東京オリンピックの延期。世界中の経済の混乱。著名人や多くの方の訃報。"Life is short". を誰もが実感し、自分の人生に本当に大事なものが何かを問い直すきっかけでもあったと思います。
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