〔005〕ユートピア④第二巻(内容メモ)

第五章


彼らの生活と交際について

子供の人数はコントロールされている。

都心部に人が足りなくなったら
地方から取り寄せる。

地方の人より都心の人がいなくなるほうが
いけないという考え。

食事は男と女が向かい合い
若いものと年老いたものが交互に席につく。

家族長夫妻は全体を見渡せる特別な席につく。


第六章


彼らの旅行、および巧みに説かれ、賢く論ぜられたことども

1人での旅行は許されず、
団体で行動しなければならない。

どこへいっても仕事をしないといけない、
そして、システム上
どこでも同じ作業をしているので、
すぐに仕事に着くことができる。

ここでは、
ぶらぶらと時間を食う日する自由が
許されていない。

酒場、居酒屋、女郎屋もない。

あらゆるものが、白日の下に、
衆人環視の下に行われる。

過不足なく物資は共有される。

戦争に備え金銀も貯めるが、
本来の物質としての価値以上に評価せず
用いている。

便器や奴隷の枷に、、、

金銀に目が眩み隠してためるのは
無いものと同意である。

法律はゆるく、
学問は講義を通して誰でも毎日まなべる。

彼らは人間味豊かな考えの根拠を
峻厳無比な宗教に求める。

快楽には2種類あり、
承認、優劣感、物につけるブランドこれらは
自然に沸き上がる真実の喜びではない。

狩猟なんかも何が喜びであるか?

犬がウサギを殺すのをみて。

真の快楽もユートピアに住むもの
ここそれぞれ異なる。

心の快楽は瞑想、知性の快楽。

肉体の快楽は飲食の際の快楽、排便の際の快楽、
生殖行為の際の快楽、
痒いところをむしる際の快楽、
音楽など刺激による快楽、
多くある。

病気は苦痛で、病気の中に苦痛がある。

健康は快楽そのもので、
健康は快楽の必然的な原因である。

苦痛な時日常が良く見えるが、
しかしよく見えるからといって苦痛を願うのは
よくない。


第七章


奴隷、病人、結婚その他

罪を犯すと奴隷に落ちる。

奴隷にも最低の人権はある。

食糧も食えるが、金だけ取られる。

死刑にするより奴隷にした方が
国家の利益になる。

病人はこれ以上苦しまないよう殺す。

回復の見込みのない場合に限るが。

そもそも死は悪いものであると思っていない。

基本離婚は禁止。

相手の裸すみからすみまでみてから
結婚相手を決める。

結婚してない人とsexはだめ。

罪が待ってる。


第八章

戦争について

戦争はダメだ。

国民は出来る限り参加させないで、
下等種族である金がものさしになってる
部族に金を大量に支払い戦争させる。

勝っても荒らさない。

しっかりと取り分だけもらうし、
しっかりと取り分だけ反撃する。


第九章


ユートピアの諸宗教について

それぞれだ。

しかし、どの宗教の神も同じであり
統一されている。

強く無理やりな宗教勧誘は罪。

彼らは信仰を禁止されるのを一番恐れる。






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