なんちゃってワーケーションにチャレンジしてみた結果、気付いたこと/キャスター@リモートワーク
こんにちは。
CASTER BIZ recruiting で採用支援をしている@asako_umezawaです。
先日、ちょっとしたきっかけで@chanmikaに「沖縄で一週間ほど仕事をするので一緒にどうか?」と誘っていただき、せっかくの機会なので人生初の "ワーケーション" にチャレンジしてきました。
普段の仕事場から遠く離れ、リゾート地の沖縄で業務をすることで、仕事のパフォーマンスにどのような影響があるのか?に興味があったからです。今回は、ワーケーションに興味をお持ちの方々へ向けて経験をシェアできればと思います。
ワーケーション(Workation)とは?
" 働きながら休暇をとること。リゾート地などで休暇をかねてリモートワークを行う労働形態など。「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた造語。"
※今回、仕事のスケジュールは通常と同じく平日フルタイムで稼働し、休暇は土日のみ。期間も一週間と短めなので "なんちゃって" ワーケーションと表現しました。主に個人的な所感になりますので、その点ご了承ください。
正直なところ、ワーケーションってどうなの?
これまで私自身、ワーケーションという言葉は知っていましたが、わざわざ自分で企画してまでやるほどの意欲はありませんでした。休暇を兼ねて働く、という考え方が中途半端な印象を受けますし、お仕事で高いパフォーマンスを上げるためには、お気に入りの机と椅子で、使い慣れたディスプレイとOA機器を使い、ストレスのない環境で働く方が良いのではないか?と思っていたからです。
今回、有り難いことに声をかけてもらったことで、何事も経験!と思い立った経緯はあります。
そんな私がワーケーションから帰ってきて思ったのは、ワーケーションは「ぜひ一度やってみてほしい!」ということです。
やってみてよかった「ワーケーション」その理由
①外的ストレスが無くなった◎
沖縄は冬でも日中の最高気温が20°と、大変暖かいです。普段「寒い寒い」と言いながら体を縮こませ、エアコン等の暖房で「乾燥する」と言いながら加湿に悩まされていることが、どれほどのストレスになっているかに気付きました。
朝は普段より早い時間に目が覚め、快適にベッドから起き出すことができたのも、気持ちよく1日を始められたのも、大きな利点でした。
例えば、花粉症に悩まされている方や、人混みが苦手な方など、個々人における外的ストレスは多々あるかと思います。その時々で、ご自身の最も居心地の良い環境で働けたら、パフォーマンス向上に繋がること間違いなしなのではないかなと思いました。
②業務時間が短くなった△
こちらは事前に期待していた項目でしたが、思ったほど業務時間に変化はありませんでした。
要因は、MTGといった物理的に時間を要する業務があること、タスクに終わりはないこと(早く完了しても次のタスクが待っている。やりたいことに終わりはない)、などからです。
生産性という面でも、普段よりもタスクが早く完了した、ということはありませんでした。
人によっては、就業後にワクワクする予定を入れることで、その日の業務を強制的に早く切り上げたりされるかもしれません。仕事とプライベートのON/OFFを使い分けられるのは、ワーケーションならではの魅力かと思います。
③日常から離れて視点が変わった◎
普段なら、目の前の業務やタスクに追われ、今日1日、明日1日の予定に注力してしまいがちです。ところが、ワーケーションに来ると日常の生活圏とは異なる、非現実的な環境に身を置くことになるため、自然と自身を客観的に振り返ることができたように感じます。
例えば、「普段ならこの場合xxxをやっているけど、それって不要では?」といった行動や考え方の整理ができたり、目の前のやらなければいけないmustより将来的にやっていきたいwantを見つめたり、といったことです。こちらは大きな気付きでした。
ワーケーション初心者の方へ
以下ご参考までに、事前に準備・知っておくと便利だなと思ったことをメモします。
①ネットワーク環境の確保
自身のモバイルwi-fi等を使用される場合は、サービス対応エリア内かどうか事前にご確認ください。都市部から離れた地域の場合、wi-fiが電波を拾えないリスクが大いにあります。近場のインターネット完備のコワーキングスペースや、セキュリティ対策の施されたPW付きのインターネット回線があるかどうか、調べておくと安心です。
リモートワークにとって、インターネット回線は生命線です。
②延長コード・電源タップ
作業場所はコンセントの口数が少ないかもしれません。PC、スマートフォン、タブレット端末など、複数のOA機器を使われる際は特に、延長コードや電源タップを忘れずに。
③PCは機内持ち込みする(飛行機に乗る場合)
PCは預け荷物としてトランクに入れても運んでもらえますが、輸送途中の破損などを防ぐため、機内に手荷物として持ち込みましょう。荷物の圧で画面にヒビが入ったり、衝撃によって破損・故障するリスクを防ぐことができます。
働く場所を選択する、ということ
一週間の "なんちゃって" ワーケーションから思うことは、
・外的ストレスが無い環境で働けて、
・物事を客観的に見る機会を得られるので、
「ぜひ一度やってみてほしい!」ということです。
働く場所を変えてみた、という点においては、出張で沖縄に行くことと同じに思われるかもしれません。ですが、ワーケーションは自分の意志で行き先を決め、そこで働くため、得られる満足感が大きく異なります。
今後、リモートワークという働き方がより一般に広まり、個々人が自分の意志で働き方や働く環境を選べるような社会になったら、これほど魅力的な社会はないのではないかと思います!
ちなみに、キャスターでは現在メンバーを絶賛募集中です。自身が最適なパフォーマンスを出せる環境で働くことに興味を持っていただけましたら、ぜひ一度お話ししましょう。
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それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!