本の感想「すべて忘れてしまうから」
オザケンが好きなので映画が気になり、映画を観て今度は本が気になり原作を読もうかと思ったけどまずは手近なエッセイを、と買ってみた。
タイトルの手書き感がおしゃれである。(誰の字なんだろう、ご本人か?)そして、各タイトルの付け方がうまく非常に読みたくなる。世代の人にとっては「ナイトクルージング」と出されるだけで読みたくなるだろう。
正直好きなものと、落ちがしっくり来ないものもあったが、燃え殻さんのおじいちゃんおばあちゃんが出てくる話はすべて温かい気持ちになった。
個人的には自分自身の20代くらいだろうか、時間を持て余してた頃の淡ーい記憶の数々が一緒に掘り起こされたような気がする。