雪あそび

2月23日、語呂合わせで2（ふ）2（じ）3（さん）、富士山の日。
雪遊びをするために富士山の麓にある「富士山こどもの国」に行ってきた。

前日、準備のために雪遊び道具一式の入った袋を取り出して中を確認すると、息子の手袋だけどうしても見つからなかった。
しょうがないので、夕方スポーツ用品に行って息子の手袋を新たに購入した。

富士山の日は、3連休の中日なうえ無料開放日ということもあり、開園直後に着いたにも関わらず、かなり混んでいた。やはりみんな雪目当てのようだった。

富士山といっても麓の方まで雪は降らない。園内の一部を人工雪で雪のエリアにしているだけなので、その狭いエリアに人がごった返していた。

なんとかスペースを確保し、子どもたちが遊び始めたのでスマホのカメラを向ける。
雪を投げる瞬間の写真もバッチリ。そのあと至近距離で直撃してるわけだが、最高の笑顔が撮れたので良しとしよう。

スマホをしまうとき、上着のポケットに何かが入っているのに気づいた。取り出すと息子の手袋だった。
そういえば去年、息子が嫌がるから手袋を外して、僕の上着のポケットに入れたんだった。

妻に伝えると「そういえば、息子くんが嫌がるから手袋外してポケットに入れたって言ってたような」と言われた。後出しずるいってば。

雪遊びを終え、着替えると、娘の上着が車に置きっぱなしになっていることがわかった。
もう雪遊びはしないと言うので、荷物を置きがてら車に上着を取りに行った。

車に荷物を置き、息子のオムツを持っていった方がいいかと思い、上着のポケットに息子のオムツを入れた。そのまま忘れて、1年後とならないように注意した。

家族の元に戻ると、「オムツ持ってきて欲しくて電話したけど繋がらなかった」と言われたので、得意げにオムツを取り出した。

「娘ちゃんの上着は？」

あー、すっかり忘れてた。一体何をしに行ったのやら。
やれやれという顔で妻が取りに行ってくれ、それから園内で夕方まで遊んだ。

帰り際、寒いからラーメンでも食べたいなあと思っていたら、妻が「寒いから、お夕飯ラーメンにしない？」と言ってきた。おんなじこと考えてたのが嬉しかった。

ラーメンを食べて家に帰ったあと、妻が買い物に出掛け、本を買って帰ってきた。「禁忌の子」という小説。現役医師が描く医療本格ミステリーということで話題らしい。

妻が帯を見せながら「『寝不足必至なので、休日の一気読みをお勧めします。』だって。楽しみー。明日休みで良かったー。」と振替休日の明日も仕事の僕を煽ってきた。
その日は歯を食い縛りながら寝た。

って、同じようなこと建国記念日のときもnoteに書いてたな。とんでもない嫁をもらってしまった。

翌日、仕事から帰ってきたら、本当に読み終わってて、さすがに笑った。