ロサンゼルスの歩き方
知っていたら教えてください。
初めまして寺北です。
突然なんですけど5年前ほど前に一度だけ行ったんですよ。ロサンゼルス。
その時のこと書きます。(唐突)
・僕が歩いたロサンゼルス
当時、僕は10代でした。英語は全く話せず、かといって社交的でもない。そんな僕と母、そして弟の冒険が始まったのです。(誰も英語喋れない)
これまで海外旅行には行っていたものの、
ロサンゼルスというゴリゴリのアメリカはこれが初。
冒険というのもあながち間違いではなかったと思います。
まずこれまでと違ったのは言葉がまったく通じないこと。
当たり前ですね。
おわり。
嘘です。終わりません。もうちょっと書きます。
言葉が通じない。当たり前です。日本じゃないですからね。
そんなわけで、『言語の壁』というものに初めで正面衝突したのはこれが初めてでした。
伝わらない。これがまた怖いんですよね。
ボディランゲージで伝わるやろ。そんな母の考えは甘かったんです。
・英語は世界共通言語
「え、逆になんで喋れないの?」
たぶん、ロサンゼルスの人たちはそう思ったに違いありません。
現地の言葉は英語。かたや我々は日本語。
世界的に見れば超マイナー言語でしょう。
いやマイナーと言っちゃあれですけど、国外で日本語喋る人ってほとんどいないですよね。当たり前ですけど。
そういうことと捉えてください。
英語>日本語
使用者数的にはもちろんこうです。
なので向こうのスタンスとしては
「え、なんで喋れないの? 逆に逆に」となるわけですね。
母親のボディランゲージはあえなく言語の壁に正面衝突。
大事故。大破。どっかん。爆発。母親無傷。
海外って怖いなぁ。僕はそう思いました。
言葉通じないってやばいな!!(語彙力)
旅行というにはかなり不自由なものでしたが、
楽しめなかったのかと言えばもちろんそうではありません。
めちゃくちゃ楽しかったです。天気ずっといいし。
・現地での生活
基本的には英語を話さずに生活しました。
もちろんまったく喋らないわけにもいきませんでしたが。
最強の英語教えておきます。
「This one.」
現地の人たちからすれば無愛想(もしくは失礼)に聞こえるかもしれないですが、そんな場合じゃありません。だって英語わかんないんですから。
でもこれはシンプルかつ困ったら使える最強の言葉では!?と思っていました。(当時は)
僕「(うわ、なんだこれは……読み方がわからん) This one.」
これだけでなんとかやってました。
そしてロサンゼルスといえど日本と同じ人間社会です。
脳をフル稼働させて記憶を引っ張り出し、その場の雰囲気で察していくスタイルでなんとかなりました。
これがジャパニーズニンジャスタイル。
まぁ、僕が人間じゃなかったらわかんなかったですどね(?)
ギリギリ人間だったのでなんとかなりましたよ。へへ。人間社会万歳。
そんな感じで有名どころをまわったり、ディズニー、ユニバーサルスタジオ行ったりして楽しみました。
【カリフォルニアアドベンチャーパーク】
一方は世界初のディズニーランド。そしてもう一方がこのディズニーカリフォルニアアドベンチャーパークです。
後者を選んだ理由は日本にないアトラクションが多かったからです。
とくに行きたかったのはカーズのエリア。そのアトラクションもあります。
この背景はアトラクションの一部です。
でかい。すごい。
ジュラシックパークのやつ。
でかい。すごい。
味はUSJ、TDLと変わらないです。
あとこういったホットスナック類買うと、
必ずポテチがついてくるのは日本人の僕からすると不可思議でした。
最終的にポテチいっぱい持って帰ることになりました。
このコーンドッグ(間違っていたらすみません)は、日本でいうアメリカンドッグですよね。アメリカン(風)ではないんですよ。アメリカですからね!
しかし食べて驚きました。
生地が甘くない……。しかしめちゃくちゃうまい(ガブリ)
わかりますか?
アメリカンドッグをアメリカで食べたら甘くなかったんです。(語彙力不足)
なんで日本では甘いのか、ぜひしらべてみてくださいね!(他人任せ)
そんなわけでアトラクション乗って、食べて食べて、ポテチを消化して、園内をまわりました。
そんな時、僕を絶望のどん底に叩き落す事件が起きます。
『めっちゃ揺れる観覧車めっちゃ怖かったよね事件』です。
観覧車といえば遊園地の鉄板アトラクション。
園内をゆったりと一望できるのでカップルやファミリーに人気のアトラクションですよね。
しかしここはアメリカ。日本とは違います。
ここで乗った観覧車は待機列が2つあったんです。
普通にゆっくり大きく回る方。
そして左右に揺れながら回る方です。
想像できない方のために説明すると、後者は幼児が遊ぶ木製おもちゃみたいに左右に勢いよく揺れながら落ちるんです。
見た目的にはそっちの方が面白そうだったんで、僕と弟は後者の待機列へと並びました。
・絶望の始まり
中には僕と弟、そしておそらく現地カップルの4人で乗り込みました。
向かいに座るカップルも最初は楽し気に話していて、男性にも笑顔が見られました。もちろんそれは僕ら兄弟も同じです。
しばらくして、ついに荷台が揺れ始めます。
引きました。怖すぎて。
日本の観覧車といえば、荷台はほぼ完全密封状態ですよね。
それはきっと乗客の不安を軽減するためだったりだと思うのですが、この観覧車の荷台はそんなものありません。
・まさかの金網
窓部分はバーベキューで使うぐらいの金網でした。
揺れるたびに風はビュンビュン入ってきますし、外の環境音も相まって、
お、落ちてるぞ!!という感覚に陥るのです。
普通に事故かと思いました。(率直な感想)
・その時、彼氏は
そんな恐怖の中、向かいの彼氏と目があいました。
あれほどまでに怯えた目を僕は人生でみたことがありません。
彼氏はさきほどの笑顔とうって変わり、怯えた表情で、
なるべく背中を荷台に密着させた状態にし、掴めるところにうでを最小限のばして掴まっていました。
彼女は笑っていました。
・シンプルな吐き気
彼女以外、恐怖で笑顔が消えた中、次に僕を襲ったのは吐き気でした。
ふつうに揺れてきもちわるかったです(小学生)
・そして
いやー怖かった。
それ以外に言うことはありません。景色はもうそんなに覚えてないです。
・今回のまとめ
・英語は話せた方がいい
・天気がいい
・ポテチめちゃくちゃついてくる
・観覧車こわい
どうでしたか?
これが僕が歩いたディズニーの歩き方です。
最後になりますが本当に楽しかったですよ!
僕は映画が好きだったのでまじで最高でした。
泊っているホテルの近くにダイハード(のナカトミプラザ)に使われたビルがあったりしてよだれでました。
また、とにかく天気がよくて、雨などで行動が制限されることもまったくありませんでした。さすが撮影所が集まるだけある……。
しいて言うなら、暑かったですね。
それでも湿気は全くといっていいほどないので、身体への不快感はあまり感じなかったように思います。
特に映画好きな方には必ず行ってほしいと思います。
街の随所で「ここ映画(ドラマ)で見たぞ……!」が連続します。
あとユニバーサルスタジオのセット見学すごいですよ。よだれでますよ。
はい。
長くなるのでここまでにしておきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました!