【ネタバレ注意】ポケモンSV 藍の円盤 本当の意味のゼロの秘宝
ポケモンSVのダウンロードコンテンツ後半の藍の円盤 ゼロの秘宝は14日にリリースされて多くのプレイヤーが楽しんでいることでしょう。
私も一通りクリアして今はBP稼ぎに勤しんでおります。
ただ、今作をプレイする上で少し億劫になる要素がありました。
それは前半のキタカミの里でのメインキャラクターで今作でもメインとなるスグリ君との関係性です。
スグリ君はキタカミの里でのイベントの際は控えめでおとなしい性格でオドオドしているような印象がありました。
ただストーリーを展開していき、オーガポンとの出会い、オーガポンを主人公がゲットしたことによる確執を経て、闇堕ちが懸念されていました。
多くのプレイヤーが次作での展開を気にしたことでしょう。
そして今作では、ブルーベリー学園のチャンピオンとして主人公に立ちはだかります。
その性格は以前とは打って変わり、勝利に徹した冷徹な性格へと変貌しており、主人公への敵意を剥き出しにしてきます。
あたりは強いし、オーガポン出したり、急所当てるとキレるし大変でしたね。
スグリ君は今作では超絶強化されており、初手ニョロトノ、カイリューといったとんでもない性能のポケモンで挑んでくるため、かなり苦戦しました。
(草パなので厳しかったです。)
なんとかしてスグリ君を倒しますが、スグリ君はまた打ちひしがれてしまいます。
やはりまだ気持ちの整理がついていないようですね。
そして、テラパゴスを捕まえるという新たなミッションでエリアゼロの奥地へブライア、ゼイユ、スグリと共に向かうことになります。
ここでもスグリ君は主人公への対抗心からテラパゴスに執着します。
この時点でスグリ君の行動目的ははオーガポンへの愛から主人公への嫉妬に変わってきてますよね。。。
その執着心のための行動から、テラパゴスが暴走し、一向に危機が生まれます。
この時にスグリ君はことの甚大さを痛感して以前のような奥手なスグリ君に戻り、バトルに二の足を踏むようになります。
ゼイユのポケモンも倒され、主人公のポケモン達も続々倒されていく中で、ようやくスグリ君と主人公が共闘して事を収めます。
スグリ君の心の中でのわだかまりが消えた瞬間でもあり、共闘することで今までのスグリ君と主人公とのぎこちなさが解消された感がありました。
そして、エンディングでスグリ君は会心したようで、主人公への詫びを入れます。
今までの思いを吐露して、最後に
「ゼロからまたやり直したい」
そう言って仲直りするのでした。
なるほど、、、ここにきてゼロの秘宝の本当の意味を知らされることになるとは・・・
キタカミ、ブルーベリー学園といった一連のストーリーは二人の関係性に帰結していたのだと思いました。
でも二人が仲直りして本当に良かったです!
スグリ君との旅が気まずすぎてしんどかったので、一時はどうなることかと思いましたが、スッキリした気分です。
確かにエリアゼロにあるテラパゴスのような秘宝も価値のあるものですが、本当に価値のあるのは人との関係性なのだなと、スグリ君はそういったものを教えてくれたのだなと勝手に類推しました。
藍の円盤をまだやられていない方にとってはネタバレになってしまいますが、キタカミの里から続くこの人間模様は本当にリアルな人間と接しているようでドラマがありました。
ぜひダウンロードしてプレイしてみてください!