【百英雄伝】やはり最初の三人が尊い
百英雄伝を何度もプレイして思うことは、やはり最初の三人が尊いということだ。
百人を超える仲間を集めると組織も大きくなるため、ひとりひとりの印象が薄くなりがちである。
プレイヤーだけではなく、ノア自身も人材の管理に追われることになり、また、同盟軍は寄せ集めの組織であり、実際帝国軍に負けていたら離散してしまうため、ノアとしてもプレッシャーが強くなっていたところだろう。
そんな中でも味方でいてくれたのは最初の三人である。
実際戦国の世の中であれば、ノアのように急造でリーダーとなった者は国を興して王になるか、その国の宰相となるだろう。
※史記でいう農民王になった陳勝が良い例である。
このオールラーン大陸でもおそらくはその理からは外れていないため、ノアにはその道もあったのだろうと思われる。
その時、ノアがノアでいられるとしたら、それはこの三人のおかげかもしれない。
ノアが同盟軍のリーダーになってもガオウは上司として、ミオは姉御として、リャンは先輩として接してくれているため、その光景が本当に尊い。
強さとやさしさで支えてくれる仲間がいる、そのことがノアにとって、プレイヤーにとって大きな支えとなっただろう。
百英雄伝は愚直なまでにまっすぐな王道のファンタジーであるが、そういったあたたかさを感じられる物語だったと筆者は思う。
未だプレイされていない方はぜひやってみてほしい。
胸熱で心温まるストーリーがあなたを待っているに違いない。
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