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短所は悪いところとは限らない。直すというより出力と出現頻度をコントロールする。

こんにちは梅おにぎりです。

自己紹介

今回は、自分の短所についてです。
直したい…!と自己嫌悪になるばかりだと、とても生産性が落ちます。
そして直すのもなかなか困難なので、ではどうしようか?というお話です。
※今回は容姿は含めません。

自分の一番嫌いなところ、直したいところはどこでしょうか?

何故そう思うようになったのでしょう?

①人から指摘されたパターン

誰かから指摘されたから、そう思うようになったのかもしれませんね。

しかし、それは10人以上から指摘されたことなのでしょうか?

10人以上に指摘されたとして、指摘してこない人の方が多いのではないでしょうか?


②自分で思い込んでるパターン

自分でも自分のここが嫌になる…

自分の性格や能力などに嫌だと感じるところがあるのかもしれないですね。

しかし、それは毎日毎時間表れるのでしょうか?

自ら強く意識して、出現する度に大きく反応していないでしょうか?

①は環境や人間関係を変えたら気にならなくなる可能性があります。
②は強く意識しすぎている可能性があります。


とにかく消したい自分の欠点はどうしたらいいか

あるものを「消す」のはかなり難しいです。

何故なら欠点と長所は深い繋がりがあるからです。

短所否定はゆくゆくは長所否定となり、全否定となって自分の首を絞めます。

衝動的な人は行動力のある自分が嫌になり
ビビりな人は慎重な自分が嫌になり
怒りっぽい人は感情豊かな自分が嫌になり
理屈っぽい人は合理的な自分が嫌になる…

なのでオススメなのは
消すというより
短所の
出力を変えること
出現頻度を変えること
です。

短所の出力や出現頻度を変えるには

①建設的に短所を使える場所やタイミングを探す

適材適所になれば、そんなに短所は短所として出現しない可能性があります。

人は嫌がるけど自分は苦に思わないことなどがあれば、チャンスです。

私は臨機応変に動くのはすごく苦手ですが、ルーティンは全く苦にならないので、皆があまり好きではない膨大なルーティンをやっていたりしました。

臨機応変作業から逃げただけですが…
結果的にお互い助かることになりました。

逆に事務作業が苦手だから、
人と対応することをする

喋るのが苦手だから
書く方をやる

その場その場で色々あります。

閃かなかったら、
「自分はこういうのは得意なのでそれがやらせてもらえたらありがたいのですが難しいですか?」
と言っておくといいと思います。

苦手なことをどうしても頑張らなければいけない場所なら、目的の重さとよく考えてその場にいるべきなのか考えます。


②コンテンツ化する

仕事が失敗した
モテない
健康を害した

このような一見ネガティヴなことを、誰かが同じ轍を踏まないように発信するというのも、短所の出力を変える方法です。

ポジティブキラキラなコンテンツより、ネガティブなことを真正面から捉えた重めのコンテンツの方が、かえって人の心を癒してしまうことがあります。

読んだ人が自分のネガティヴな気持ちを肯定できるからです。

もちろん、誰かのためと考えずにひたすら自分の気持ちを吐き出したり整理したりする発信もいいと思います。
(魂の記録なので誰かの何かにはなっています)


③自分自身が、まず短所を本人のごく一部と捉え、全体として見ない

罪を憎んで人を憎まずを自分に適用します。

自分が1番自分の嫌なところをいつも考えがちなので、自分の頭の中が短所が出てくる頻度としてはトップの場所でしょう。

まずは短所を小指の爪の先くらいに自分の体のちっぽけな部分だと認識します。

いつもいつも責めるに値する大きなことではないと気付きます。

余談
頭から嫌な記憶が離れない脳の機能障害があるらしい

最近知ったのですが、嫌なことをどんな時でも反芻して思い出してしまう脳の機能障害があるらしいです。

筆者は“ゴリラグルー″(アメリカの強力な接着剤の名前が由来)と名付けています。

もともと健常だった人が、脳に障がいを負うことにより、「普段なら流せる嫌なことが接着剤でつけたように何をしてても頭にこびりついて離れなくて辛い…」という状態に陥ることになった事例が書かれているのですが、

脳の損傷とまでいかなくても、そのような症状が出やすい人もいるということは考えられないのでしょうか。
(発達障害の症状に酷似していると書かれてあります。)

気の持ちようではない可能性だってあるということです。

1つの感情が異様に頭にこびりついて離れなくて辛い場合は、受診を検討してもいいのかもしれません。


④リスペクトする人の短所も受け入れる

リスペクトする人を思い浮かべてみます。

その人にも短所はあるはずです。

過去に過ちも起こしているはずです。

その人のことが好きだと、霞んで見えませんか?

それを自分にも適用しましょう。

悪いところがあるなら、有り余る良いところがあるはずです。


⑤もし短所が悪い形で出てしまいそうなことがあったら逃げる

いざとなったらその場から去ろう。
去ってもいい。

そういう気持ちでいた方が楽です。
いざというときは誰かと一緒に戦えばいいんです。

私も特に育児をしていて、嫌な自分が出てしまいそうな時は個室に籠ります。

それか誰かに電話します。

数分逃げる。たったそれだけで、劇的に違います。

⑥久々に会ったときに、「変わったね」ではなく「楽しそうだね」と言われることを目標にすると自然と変わる。

短所を変えよう変えよう
無くそう無くそう
とするより、

上手く使っていこう

そうする方が建設的です。

楽しそうな人には自然と人は集まるので、そちらを目指した方がお得です。

まとめ

短所は消すのを目指すんじゃなくて

①建設的に短所を使える場所やタイミングを探す
②コンテンツ化する
③自分自身が、まず短所を本人のごく一部と捉え、全体として見ない
④リスペクトする人の短所も受け入れる
⑤もし短所が悪い形で出てしまいそうなことがあったら逃げる
⑥久々に会ったときに、「変わったね」ではなく「楽しそうだね」と言われることを目標にすると自然と変わる。

このようにして出力と出現頻度を変えると健康という話でした。


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