殺菌と消毒

私たちが日常で使っている石鹸や消毒液。
泡ハンドソープには「殺菌・消毒」という記載があります。手指の消毒液には「洗浄・消毒」という記載があります。

何気なく使っているものたちですが、殺菌と消毒には何の違いがあるのでしょうか。

言葉の意味

時に、漢字は意味を明確にしてくれるものです。

例えば、「どくはく」という文字があった時、「独白」とも「毒吐く」とも捉えられるわけですが、漢字にすると意味が一目瞭然です。

では、これを殺菌と消毒にも当てはめてみましょう。漢字のイメージを言葉に表すため、送り仮名を足してみます。

殺菌:菌を殺す
消毒:毒を消す

こうしてみると、対象物と動詞が異なることが分かります。対象物で比較すると、排除する対象が菌なのか、毒なのかという違いがあります。

言葉でイメージ

ではこれを踏まえて、もう少し具体的に頭の中でイメージしてみましょう。殺菌と消毒は違う絵を思い浮かべることができます。

まず殺菌をイメージしてみます。菌がたくさんいて、(殺菌作用のあるなにかを使うことで)殺されていくイメージです。

次に消毒をイメージしてみます。毒をもっている何かしらのものがあって、その毒を消す(つまり無毒化する)というイメージです。

なるほど、ある程度イメージできましたが、まだ少し曖昧でふわふわしています。また、この言葉の類推が合っているかどうかも確かめる必要があります。

情報収集

ではここで、文明の利器、インターネットで情報を集めてみましょう。

たくさんの記事やブログが出てきます。
テレビでも違いが取り上げられていたりするようです。いろんな情報があります。

YouTubeも見てみました。殺菌・消毒の違いや、石鹸での手洗いの仕組み、アルコール消毒の仕組みなどを説明してくれる動画が色々と転がっています。

とりあえず、言葉の意味的には先ほどのイメージで合っていそうです。殺菌、消毒の他にも、滅菌、除菌、抗菌など色々似た言葉が存在するようです。

ただ、今のところまだ曖昧なままです。ハンドソープには、殺菌・消毒というように、まるで並列関係のように記載がありますが、どうやら並列関係であるから同等相当のものというわけではなさそうです。

殺菌は消毒の一部なのか?

例えば、アルコール消毒は細胞を破壊することで菌を殺すようです。ということは、殺菌は消毒の一種なのでしょうか。

でも殺菌の中には、毒を持たない菌も殺す可能性があるのでしょうか。その場合、毒を消さないのですから、消毒には当てはまりません。

消毒という大きな枠の中に、殺菌すべては含められなさようです。2つの円が真ん中で部分的に重なってるベン図のようなものでしょうか。

結び

だんだんよくわからなくなってきました。
上記の推測で合っているのかも確かではないですが、もう少し勉強して情報を整理する必要がありそうです。

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