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旅行日記① モンゴル🇲🇳-選ばれたのはモンゴルでした-
あと数ヶ月でアラサー。
忙しなく20代前半を終えようとしている自分には、ご褒美とこれからの活力が必要だ。
そう思った時に、ふと「地平線が見たい」と思いました。
何となく忘れられなかった、高校の地理の授業。声は細いのに、存在感と社会科教員独特の「なんか面白い人」オーラで好きだったM先生。
草原がバーッと広がってんだよー
羊がムシャムシャ草食ってんのー
スライドを使わないM先生のトークから想像するモンゴルという国には、どんなことでも受け止めてくれる雄大な自然が待っていると、ワクワクしました。
それを思い出した時、無性に「モンゴルに行きたい」と思ったのです。
そう思ったが吉日。
海外ひとり旅をアラサー前最後のBIGチャレンジにすると心に決めました。
モンゴルでやりたいことを調べる中で、ひとり旅専用のツアーがあることを知りました。
しかも、私のやりたいことリストほとんど達成できるってばよ。
「行くしかなくね?」
と、1ヶ月分の給料💰を一瞬でポチッと支払い。自分の行動力が恐ろしい…笑
宵越しの金は持たなくていいや、と思っているくらい、何だか疲れてささくれていた時期だったからこその即決です。
だからもちろん、No保険。笑
落馬して死ぬなら本望だと心に決めて、「申し込む」ボタンを押しました。
そんな時期に行くモンゴル。
この旅のテーマは「自分さがし」。
自然に包まれて、自分と対話して、人生について考えようと決めました。
やりたいことはたくさんありました。
・地平線を見る
・草原に行く
・ゲルに泊まる
・ウランバートル鉄道に乗る
・馬に乗る
・朝日と星空を眺める
全部叶える、5日間の旅。
なんとか予定をこじ開けました。
草原がバーッと広がる、ってどんな感じなんだろう? と、パッキングの段階からワクワクが止まりませんでした。
YouTubeの狭い画面に広がる草原の動画を見ては一面の緑を想像し、地理の教科書のゲルの写真を見ては宿泊するMyゲルに思いを馳せ…
国内旅行派の私がここまで世界に心が向くなんて。海外2カ国目。まだまだまっさらに近いパスポートを握りしめて、読み込んだ「世界のあるき方」を小脇に抱えて、出発を迎えるのでした。