漫画家が創作活動にカウンセリングを使ってみる【#7・クリエイター専門カウンセリングサービス】
前回書いた、クリエイター専門のカウンセリングサービス。個人の方がやってらっしゃるもので、しばらく継続していたので感想などをまとめようと思います。
そもそも、何が違うのか。一つ言えるのは、「専門用語がすんなり伝わる」
実はぶっちゃけ、それだけな気がしています。値段も時間もほぼ変わらないし、基本的な流れも同じ、カウンセラーさんの優劣も感じません。(カウンセラーさんを選べるという点では大手のcotreeに軍配は上がります)
私は創作者xカウンセリングのdiscordコミュニティを運営しているのですが、カウンセリングを初めて受けた方の感想で、「カウンセラーさんに専門用語を説明するのに時間がかかってしまった」という意見は多数ありました。それは、私も初回に同じく感じた部分でもあります。
確かに、「ネーム」とか「プロット」「同人誌」「アシスタント」という言葉がそのままで同じイメージを持てるか、その手前から説明しないと伝わらないかでは、時間も使ってしまうので体験に差はあるなーという感じはします。
でも、当時は私も周りの人も、最初の1回しか受けたことない状態だったのですが、2回目のカウンセリングでカウンセラーさんが同人用語などを勉強してくれたり、一回説明すればその後は問題なく伝わる、というパターンがあり、継続を視野に入れるならそこまで気にならない気がしています。
ちなみにその創作者向けカウンセリングサービスはando.(アンドゥ)といいます。今のところクリエイター専門でカウンセリングというサービスは、唯一無二だと思います。
カウンセラーさん自身が創作活動をしている臨床心理士さんということで、話してみると、サブカルチャー的な話がそのまま伝わるのはやはり純粋に楽で、相談内容に集中できる感じはありました。
予約に関しては、個人なので、メールで限られた曜日の中から予定調整して…振り込みして…という感じで、そこはcotreeと違ってちょっと面倒かもしれません。
…というところまで話しておいてなんなんですが…
実は今、このando.さん新規受付停止しています…。再開情報など、もし興味ある方は折を見てHPやTwitter覗いてみてください…!
個人的には、周りのクリエイターで悩んで創作に影響が出てしまっている人をたくさんみてきたので、こういったサービスを応援したいと思っています。
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ちなみに、andoさんはnoteに創作xメンタルの記事もnoteで書いてらっしゃいます。クリエイターにとって気になる記事も多いと思うので、よかったら以下、勝手に3つくらいピックアップしてみますのでみてみてください〜!
「21時にPCをつけて22時に切る」
やる気がないのでできない、気分が乗らないので原稿がすすまないというあるあるに対して、どう考える?的な記事
「さぎょイプやピクスケは作業に効く」
作業通話は共行為効果というものが発生するらしい。効果的に作業通話するには?的な記事
「夜更かしは「やめよう」としない」
クリエイターの生活リズムは崩れがちですが、夜更かしをやめようと思うとなかなか難しい。でもやめたい。どうする?的な記事