遠くて近い給料日
若い頃、給料日がとても待ち遠しかった
「給料日もうすぐだな、ワクワク」というのではなく、
「ほんとにお金がない!早く早く!ハリーハリー!」の方だ
給料日ってとてつもなく先だな、と毎月思っていた
今はというと
あれ?もう給料日?早いな
である
給料日から3日後くらいまでは「遠い…」と思うのだが、気がつけば来週やんか!という感覚
「給料日がそんなに早く来なくても金は腐るほどあるんだぜ」ということではないということは先にお話ししておく
「金は銀行にある~」
「人の金じゃ」(横山たかし)
なぜだろうか
加齢によって時の流れを早く感じるようになった
これはあると思う
ただこれは給料日に限ったことではなく、もう甥っ子が小学生?!のようなものである
そうではなく、お金の遣い方が変わったからではないだろうか
若い頃は飲食やチョロチョロ買いが多かった。しょっちゅう呑みに行っていたので歯医者の麻酔の効きがイマイチだったくらいだ
(酒呑みは麻酔が効きにくいという説。真偽のほどは不明)
2、3,000円程度のチョロチョロ買いもよくしていた
チープな服、雑貨
チョロチョロでも塵も積もれば…である
ある時から
なるべく一生着られる(使える)モノを買うようにしよう
という買物スタイルに変わった
自分と近しい年齢の人や同い年の知り合いが亡くなるような年だ
人生100年時代といったって、最後の方は寝たきりかもしれない
そもそも100歳まで生きていない
今からあと何年着られるだろう、などと考えるとこれがダメなら次と、使い捨て気分にはなれない
大事にしたいのだ
買物という行為も過程も
結果的に
ちょっと奮発して少しの良いモノを買う
というスタイルになったことでそこまでお金を遣わなくなったというところだろうか
クレジットカードなどの電子決済で購入するため「現金が減ってる感」がないという気をつけなければならない要素も多少はある
そんなことを言っていても
もうすぐ給料日!あれ買いたい〜と
物欲まみれの日々を送っている
ご利用は計画的に
今でもこのコピーあるのかしら笑
ではまた〜