【基礎】【C分野】債券の利回り計算/複利計算
主に証券外務員2種向け、一応FP3~1級でも使う、債権利回りの計算です。良く分からない、なんか間違えてしまう、公式が覚えられない・・ということはありませんか?
ほんださんの動画で、この公式を使わなくても解ける方法が解説されています。超オススメです。(その動画が理解できる力があれば、公式も正確に覚えられるはずです。)FP2級、1級の方は是非そちらをマスターしましょう。
※ここでは、「理論は難しくて良く分からないので、公式を覚えて対処したい!」という人向けです。
①債券の利回り(単利)
こんな公式がテキストに載っています。応募者利回りであったり、所有利回り、割引債だったりと、微妙に違う似た公式が沢山あり、理解している人にはなんてない内容ですが、初めて見る方には複雑に見えると思います。
公式の一部の記憶が曖昧で思い出せない時は、このフレーズを!!
利子は、うり・かい・きかん・かい
「うりかいきかんかい」声に出してみると、何かのフレーズのように耳に残ります。結構多くの方が、「なんかこのフレーズ頭に残るなぁ」と言っています。
公式の全体イメージから、利子、売り、買い、期間、買いと並べるだけです。債券の利回り計算は、これだけでほぼ解けます。(最後に100倍するのは%への単位変更です。) ※額面は100円なので償還時は売りは100円です。
我が家のトイレに貼っていたら、子供たちから「うりかいきかんかいって何?頭から離れないんだけど・・・?」とクレームになりました💦
②複利計算
「うり・かい・ルート」
これだけです。売買する裏ルートみたい・・何を売るんでしょうねぇ・・。
もちろん、普通に覚える方が良いですし、なぜこんな式になるのかを完全理解するともっといいと思います。
記憶が曖昧になった公式を頭から引張り出すキーワードは「うり・かい・ルート」です。
そこだけ思い出せたら、「年」や「-1」は思い出せるでしょう。
ちなみに「年」は必ず偶数であると思います。もし奇数だったら、だれも電卓で計算できないと思います。(※4乗根はルートキーを2回押す)
1を引くのは、100%を引くことですし、最後に100倍は単位を%にするだけです。ここは、万が一欠落しても、計算結果が、1.032111・・とかになれば、%に変換すると103.211%になり、複利としてはありえないな➡そういうば1を引かないといけなかった!と、芋づる式に記憶を引き出すことができます。
すなわち、うり・かい・ルートだけ覚えておけば、万が一ど忘れしても大丈夫です。
こういう問題に即時対応したいですね!
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