鬱になりそうなネガティブ感情を感じ切って乗り越えた話


#あたらしい自分へ

2年近く前ですが、本当に会社が嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で、たまらなかった時があります。
会社行こうとすると、涙出て、喉が苦しくなって。
鬱だと思いました。

その時、コーチをつけていました。自腹で。もともとは企業のエグゼキュティブコーチだった彼女は、独立してスピ強めに自分らしさを追求するコーチングスタイルへと変えている方でした。

そんなおりにコーチングで体験したこと。
スピで華やかなコーチの、麗子さん(仮名)いわく、
ネガティブな感情を無理に消す必要はない、と。
ネガティブな感情を消そうとするから、余計にこじれたり、長引いたりする、と。
ネガティブな感情は、感じきってしまいましょう、と。

その時やったコーチングでは、まずそのネガティブな感情が、どんな色、どんな形、どんな重さや、
どんな温度で自分の体内に存在しているか意識を向ける。

ずっとずっと意識を向けた所、もし何か変化が現れたら言ってください、と言われました。

私のネガティブな感情は、喉に引っかかってました。
ネガティブな感情によーく意識を向けて感じてみると、黒い石みたいな。光沢はあります。
喉に傷がつくようなシャープさはありませんが、
結構ゴツゴツしてます。あまり重みは感じません。
完全ツルツルではありません。
そんな石が喉に引っかかっています。

しばらく喉に引っかかったその石に意識をむけていたのです。そうすると、そんな黒い石の塊がどんどん喉に積み上がってきたのです。
どんどんどんどん積み上がり、次第に黒いゴツゴツした石が口からゴロゴロゴロゴロ出てきたのです。

麗子さんに、石がゴロゴロ出てきて止まりません、
と言うと、止まらなくていいから、意識をそこに向け続けて下さい、と。
ゴロゴロはなかなか止まりません。

ゴロゴロゴロゴロ出た石は、やがて私の体の
周りを覆い尽くしました。手や足や頭まで。
ゴツゴツした黒い石が、人型に積み上がります。

人型に積み上がった石に意識を向けると、
突然にその固まりが砂に変わりさらりと崩れ落ちました。
石が砂になり崩れ落ちた場所は、砂浜で目の前には
海が広がっています。

そこまで行くのに、ものの15分。
鬱になりそうな泣きたい、喉が苦しい感じが
さらっと、不思議となくなりました。

私はネガティブな感情をとりあえずは感じきったようです。

あっさりですが、こうして鬱の危機は抜けれました。

ネガティブな感情は感じ切る!

このコーチング、なんか怪しい、って思います?笑
私は毎回思ってました。笑
でも、何故かいつも最後は不思議と腹落ちしたり、すっきりするのです。
麗子さん、すごいなーっていつも思います。

でも、深みにハマるのが怖かったのと、自分でいろいろ対処できる自信がついたので、このセッション後すぐに、コーチングは辞めることにしたのでした。


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