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1年を振り返ってみたら フリーランス兼会社員になって
私は2023年の11月にWeb系の会社員になって、副業もOKの会社だったからフリーランスも続けながらこの1年やってきた。
今までも何度か振り返ってきたのだけど、なかなか振り返るまでに至らず、最後まで書ききれなかった。が、そろそろ心の中に書き溜まっているので、ここで書いておきたい。
収入が安定して、余裕が生まれた
フリーランスのときでも業務委託の契約のおかげで毎月一定収入はあったけど、やっぱり副業もプラスしてあるから、単に会社員の給与だけでなかったのが良かった。
ただ、実際には土日も仕事で大変だったけど…泣
でも食べたいときに食べたいものを食べ、値段を気にせずに選び、海外旅行も行きたいと思ったら行こうかなって思ってチケットを取ったりと行動に選択肢が増えて、心持がずいぶん変わった。
成長した。
会社に入ってから新しくやる仕事を覚えることと、パートさんの管理(管理職じゃないのに、結果的に管理職になってる…!)の二重タス苦にかち合っている。
どんだけ鍛えられたのだろう。
GA4とサーチコンソールの見方はだいたいわかった。入社した時はMTGに出てもトラフィックの推移とかそこにもとづいて何を提案するのか、私も同じことできるのかなと思っていた。うわーどうしよう…全然わかんないよ~って思っていたけど、1年たった今はそんなことない。
サイトのトラフィックの推移を見て、何が起きているのかある程度みえてくるようにはなった、と思う。
人の仕事を管理するとは、自分の仕事管理をそれ以上にやるということで。
業務効率化はずいぶんできているし、仕事早くなったな~自分。その代わり、パートさんがおれ、仕事できているぜ感出すと、心の中にはぁ?って思ってしまう自分(仕事やってくれるのはありがたいんだけど、仕事管理ってそれ以上に大変だったりする)。それは私が管理しているからなんですよ、って心の中で突っ込んでいる自分。たぶん、仕事うんぬん、業務効率化以上に、パートさんと仕事をやっていくうえで意識の違いを感じてしまっても、メンタルをうまく保つことのほうが重要なようで。仕事管理とは、メンタル管理で体調管理。
パートさんは風邪で休んだこと一度もないのに、私この会社入って何度風邪ひいたことか…悔しい。。。
でも、自分成長したよね~。えらいえらい。1年前の自分とは思いもよらなかったところに今、自分はいる。
失注の原因がみえるようになった
基本的に人間関係が、とか信用とか信頼関係とかっていうより、まずは施策がうまくいくかどうかだと思っている。これは個人の問題とかではなく、施策がうまくいっていれば、どういう人がやってもそこで成果が生まれて継続につながっていく。会社対会社なんだから当たり前だけど。
そして、あ、この施策はうまくいっていた、この施策はこっちで提案すべきだったとかが1年でだいぶみえるようになった。今年は契約期間が決まっていたのもあって、解約がいくつかかあり、なぜこれは続かなかったのか、続かなかったけどお客さんは続けたかったとか言ってくれたのか?とか。1年前に入った当初は全然わからなかったのが、今はなぜこうなって、ああなってが他の案件でもなんとなく、わかる、みえる。
今後は、「お客さんの都合で解約された」となるのではなく、お客さんの会社の業績を上げるまでの施策を提案して、継続できるようにしていきたい。
フリーランスも会社も大きくは変わらない。上流に携われるか、提案できるかどうかが大きい
私はWeb関係の支援会社に就職した。フリーランスのころからWeb関係のクライアントワークをやってきたので、業界は大きく変わらない。
会社員になって何か大きく変わるかというとそうでもなかった。基本的には同じ。額も業務量も会社として、倍になるだけ。
ただ、業務のスタイルや提案において、上流にかかわっていけるかどうかが大きい。フリーランスという小規模でやる場合は、上流から入ることはあまりな。この点が会社でやるだけでそちらに立ちやすいのが良い。フリーランスの場合、フリーランスに慣れている会社ほど振ってくる業務が明確化されており、やりやすいものの、逆にクライアントが契約を継続したいのかもしくはストップしたいのかがわからず、いつ切られるかわからず不安。
しかし、会社として上流から入っていれば失注になる前にだいたいのことがわかるし、そこから最適な提案ができれば失注も防げる可能性もある。
逆に、会社なのにフリーランスみたいなマニュアル化された仕事を受けていると、危ういかもしれないと感じるようになった。
フリーランスをやっていたときはあいまいな仕事をもらうとめちゃくちゃ困るなと感じていた。クライアントの期待と違う状況に、仕事を提出してからなってしまうと、修正が何度も続き、ゴールが見えにくい穴にハマり、お互いに困る。だから、ゴールが明確化されておくとお互いに良いと思っていた。いや、たぶん、その手前のクライアントの課題だとかを把握したうえでどうしたいのかをしっかりコミュニケーションできると良いのであって。
だから今は、あいまいな状態で仕事をもらうほうがよくって、上流に入れるかどうかがすごく重要だと思っている。むしろその主導権を相手にとられると、こっち側は相手の業績によって失注するだろう。外側の会社として客観的にクライアントに対して最適な提案ができるかどうかが大きい。
そして失注(解約)を必ずしも悪いことだととらえず、リスク分散をする必要があるのはフリーランスも会社員も一緒。案件・プロジェクトにいつかは終わりがくる。一つの部署・チーム内にいくつかの案件を持ちながら、互いにそれぞれが良い影響を与えつつ、仕事をするのが大事だなと思う。
といろいろ書いたけど、まだわかっていないことはたくさんある。うまくまとまっていないけれど、今頭の中にあるなんとなくこうなんじゃないかも含めていったん出してみた。
また仕事をやっていくなかで変わることもあるかも。来年はもっと成長して違う景色を見られるようになっていたい。